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草場 啓治*; 内海 渉; 山片 正明*; 下村 理; 庄野 安彦*
Journal of Physics and Chemistry of Solids, 61(9), p.1483 - 1487, 2000/09
被引用回数:7 パーセンタイル:41.12(Chemistry, Multidisciplinary)硫化鉄における2次構造相転移を4.6GPa付近で観測した。NiAs構造が500では安定であるが、420への冷却過程で、超格子構造をもつ六方晶相へ構造転移した。c軸の異常な温度変化がこの圧力領域での極端に小さい体積膨張率をもたらす。この現象は六方面のc軸にそっての反発が緩和されるのが原因であると説明できる。
菊地 真美*; 泉 富士夫*; 菊地 昌枝*; 大嶋 江利子*; 森井 幸生; 下条 豊; 庄野 安彦*
Physica C, 247, p.183 - 188, 1995/00
被引用回数:11 パーセンタイル:57.88(Physics, Applied)BaCaCuOCOの結晶構造パラメータを中性子粉末回折データをリートベルト解析法により求めた。=0の試料では空間群P4/mmmを持つ正方晶を示し、格子定数a=5.7879、c=8.1409を持つ。この結晶はペロブスカイト型のABO型化合物の構造と密接な対応関係をもっており、Ba原子はAサイトに、Ca、Cu、C原子はBサイトに位置することが判明した。Cu原子については正方晶ab面内で4ヶの酸素と結合しているCu(I)とc軸上で2ヶの酸素と結合しているCu(II)の二種類の結合状態を持っていることも判明した。
大嶋 江利子*; 菊地 昌枝*; 泉 富士夫*; 平賀 賢二*; 奥 健夫*; 中島 理*; 大西 直之*; 森井 幸生; 舩橋 達; 庄野 安彦*
Physica C, 221, p.261 - 268, 1994/00
被引用回数:19 パーセンタイル:74.3(Physics, Applied)TlSrCuOyの結晶構造解析を中性子回折データのリートベルト解析を主に、電子線回折および電子顕微鏡観測も併用して実施した。その結果CuO面のa軸方向に酸素欠損が生じており、それがb軸方向の超格子の形成と整合していることが判明した。銅は八面体配位とc軸を含む平面四配位を交互にとり、それに従って、頂点酸素の位置はc軸方向に大きく変動していることが明らかとなった。中性子回折から求まった結晶構造パラメータを使ったコンピュータシミュレーションによって電子顕微鏡写真が再生できた。
梶谷 剛*; 平賀 賢二*; 細谷 正一*; 福田 承生*; 大石 克嘉*; 菊地 昌枝*; 庄野 安彦*; 森井 幸生; 渕崎 員弘; 舩橋 達
JJAP Series, 7(7), p.59 - 67, 1992/00
X線および中性子回折法を用いてKNiF型構造をもつ214型銅化合物、ニッケル化合物について研究した。(La,Sr)CuO,(Nd,Ce)CuO,(Pr,Ce)CuOなどの酸化物超電導体では、酸素濃度や、SrやCeの添加に応じて電導面であるCuO面に垂直な方向の格子定数がかなり変化することがわかった。LaNiOではyが0から0.1変化する間に少くとも四つの構造をとることを明らかにした。
進藤 大輔*; 大石 一義*; 平賀 賢二*; 庄野 安彦*; 北條 喜一; 古野 茂実
Mater. Trans. JIM, 32(9), p.872 - 874, 1991/00
被引用回数:1 パーセンタイル:58.39(Materials Science, Multidisciplinary)電子エネルギー損失分析器を用いて、LaMCuO(M=Sr,BaそしてCa)について、各々の酸素K-Edgeの微細構造について調べた。その結果、528eV近傍にホールに対応したピークが観察され、この高さはホール濃度によく対応したピークが観察され、この高さはホール濃度によく対応している。次に、Srの濃度を0x0.4の中で変化させてTcを測定した結果、x=0.15で最大のTc(37K)を示した。この時のホールピークの高さは最大値を示した。又Caをドープした試料はSrやBaをドープした試料に比較してTcもホールピークも低くなった。
進藤 大輔*; 平賀 賢二*; 中島 理*; 菊地 昌枝*; 庄野 安彦*; 北條 喜一; 曽我 猛; 古野 茂実; 大津 仁
Physica C, 165, p.321 - 324, 1990/00
被引用回数:8 パーセンタイル:50.8(Physics, Applied)高温超電導体TlBaCaO(n=1~3)において、Cu-O層の増加に伴うホール濃度の変化を電子エネルギー分光法で調べた。Cu-O層の数nを増加させるに従って、ホール濃度が下がることが明らかになり、これはCu-O結合上のホール濃度が減少してゆくものと結論した。TlBaCuO(n=1の場合)において、2価のBaを3価のIaで置換してホール濃度を下げると、臨界温度Tcが55Kまで上昇することが判った。このことから、TlBaCuOにおいては、ホールが過剰にドープされているものと結論した。
進藤 大輔*; 平賀 賢二*; 中島 理*; 菊地 昌枝*; 庄野 安彦*; 小林 典男*; 北條 喜一; 曽我 猛; 古野 茂実; 大津 仁
Physica C, 159, p.794 - 796, 1989/00
被引用回数:20 パーセンタイル:72.74(Physics, Applied)高温超電導体TlBaCaCuOにおいて、二価のCaを三価のYに置換することによるホールの濃度の変化を電子エネルギー損失分光法で調べた。Yの添加量を増加させるに従って、ホールの濃度が減少することを明らかにした。ホール濃度の減少はTlBaCaCuOにおける超電導体相から半導体相への相転移に従って生ずるものと結論した。