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三尾 圭吾; 荻原 徳男; 丸下 元治*; 荒井 秀幸*; 後藤 敬一*
JAEA-Technology 2009-064, 40 Pages, 2010/03
J-PARC 3GeVシンクロトロン(RCS)主トンネル内は、大強度陽子加速に伴う高放射線環境となる。真空システムの構築にあたっては、機器の耐放射線性を10MGy以上とした。本システムで用いる機器を選定するため、線照射施設を用いて照射試験を実施した。試験の結果、冷却ファン,スパッタリングイオンポンプ用高圧導入端子,ベーキングヒーター,配管シール材について照射線量10MGyの耐放射線性を確認した。ドライスクロールポンプについてはチップシールの材質(テフロン)の制約から1MGyまでの耐放射線性にとどまった。
三尾 圭吾; 荻原 徳男; 引地 裕輔; 丸下 元治*; 荒井 秀幸*; 後藤 敬一*; 西澤 代治*; 古郡 永喜*
Proceedings of 5th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan and 33rd Linear Accelerator Meeting in Japan (CD-ROM), p.252 - 254, 2008/00
J-PARC 3GeV RCS真空システムは、大強度陽子加速に伴う高放射線場下において、安定稼動すること、並びに、保守作業の被曝低減の観点から、高い耐放射線性が必要である。特に、シンクロトロン(主)トンネル内では、運転期間を30年とした場合に想定される放射線量は、10MGy100MGyである。上記理由から、主トンネル内に設置される真空機器等の耐放射線性を実証することを目的として、照射試験を行った。3GeV RCS真空システム機器のうち、主トンネル内に設置される、ケーブル,スパッタリングイオンポンプ(SIP)フィードスルー,冷却ファン,ベーキングヒーター(マントルヒーター),配管シール材に対して、それぞれ機器に応じて、照射前と照射後の試験項目を設定し、耐放射線性を評価した。その結果、今回評価した機器に関してはいずれも10MGy以上の耐放射線性を確認することができ、主トンネルに設置することが可能となった。これら機器は、今後の運転に伴う放射線に耐え、RCSの安定稼動に寄与することが期待される。
土橋 敬一郎; 後藤 頼男
JAERI-M 9301, 48 Pages, 1981/02
新しい衝突確立を計算するルーチンCLUPHをプログラムセットLAMP-Bに組込んだ。これは、燃料棒の円環状配置に加えて可燃性毒物棒や制御棒の非対称挿入が特徴である多目的高温ガス炉の燃料ブロックおよび制御棒ブロックを解析するためのものである。非対称な六角ブロックの配置を考える時、完全反射条件はもはや現実的でない。可燃性毒物棒間の相互作用を考慮するため、燃料ブロックの週期的および廻転的配置について調べた。比較的透明な、領域をうめる黒鉛の断面積のため、両配置はほとんど等しい結果をあたえた。また燃料棒の中の被覆燃料粒子の影響および可燃性毒物棒の中のBC粒子の影響を調べた。可燃性毒物棒の中の粒子構造を無視すると、可燃性毒物棒が二本挿入されている燃料ブロックでは、7fを7パーセント過小評価する。制御棒ブロックの平均断面積は制御棒ブロックとそれを取囲む6つの燃料ブロックからなるスーパセルの計算から導出される。炉心と反射体との境界にある制御棒ブロックについては、スーパセルの扇状の部分を反射体物質で置き換える注意が払われている。