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報告書

海陸境界付近の断層の分布・特徴、及びその調査・評価技術に関する知見の整理

丹羽 正和; 野村 勝弘; 日浦 祐樹

JAEA-Review 2018-010, 40 Pages, 2018/04

JAEA-Review-2018-010.pdf:6.11MB
JAEA-Review-2018-010-appendix(CD-ROM).zip:36.31MB

四方が海で囲まれているわが国では、沿岸部において地層処分のサイト選定に係る調査が必要となる可能性が考えられる。このうち断層運動に関する調査技術については、陸域での調査に加え、音波探査や海上ボーリングなどの海域での調査についてもそれらの適用性を検討することが求められる。また、沿岸部における地層処分の安全評価のためには、海陸境界付近での断層運動に関する調査・評価技術の整備に加え、わが国の沿岸部における断層の分布や特徴についての情報が十分に整理されていることも重要である。そこで本報告書では、海陸境界付近の断層に対する既存の調査技術の適用性評価、及びわが国の沿岸部の断層運動に関わる特徴の整理のための基礎情報とする目的で、海陸境界付近の断層の分布・連続性や活動性・活動時期に関する調査・研究事例と最新技術に関する情報を収集して取りまとめた。

口頭

前進的モデルを用いた堆積岩地域浅層部の水理地質構造の推定

前川 恵輔; 原 彰男*; 日浦 祐樹*; Hou, J.-Y.*; 加藤 新*

no journal, , 

高レベル放射性廃棄物等の地層処分における地質環境調査及び性能評価では、対象領域の地質環境特性を適切に把握することが必要である。特に、堆積岩地域では、堆積構造などに起因する不均質性を考慮したモデル化手法を整備することが重要な課題となっている。本報告では、堆積岩が本来的に有する不均質性について、前進的モデルにより考慮し、再現できる堆積モデリングソフトウェアを用いて、幌延地域に分布する堆積岩のうち、浅層部の勇知層及び更別層を対象とした地質構造のモデル化を試行した。浅層部は、地下水流動系において地表付近の涵養や流出を規定する領域として重要であると考えられる。さらに、構築したモデルに基づいて、地下水流動解析を試行した。その結果、南北方向の背斜構造や向斜構造などの対象領域において特徴的な構造を表現することができた。地下水流動解析では、涵養や流出箇所などが推定され、当該地域で構築されている地下水流動概念と整合的であることが確認された。本件を通じて整理したモデル構築時の手順や入力パラメータの設定に必要な地質情報などは、堆積岩地域において地質環境特性を把握するためのモデル化手法として有効であると考えられる。

口頭

日本列島の大陸棚に発達する海底段丘の分布・特徴

小松 哲也; 日浦 祐樹; 泉田 温人*; 高橋 尚志*; 舟津 太郎*; 村木 昌弘*; 宝蔵 蓮也*; 須貝 俊彦*

no journal, , 

地層処分の信頼性向上に向けた技術開発課題の一つが、沿岸部の隆起・侵食に係る調査・評価技術の高度化である。この課題に取り組むためには、氷期に広く陸化する大陸棚において地殻変動と侵食の指標となる地形の分布やその特徴を知る必要がある。大陸棚にみられる海底段丘はユースタティックな海水準変動に伴う侵食・堆積により形成され、現在は海面下に分布している地形である。海底において隆起・沈降が生じていれば、その痕跡は、ひと続きの海底段丘の深度分布パターンにあらわれるはずである。つまり海底段丘の深度分布パターンから海底における長期的な地殻変動を読み取れる可能性がある。そこで、本研究では、海底地形デジタルデータ(M7000シリーズ)から作成したアナグリフ画像の地形判読に基づき、日本列島周辺の海底段丘分布図を作成した。さらに幾つかの地域を事例に、海底段丘とMIS 5eの海成段丘(陸域における10万年程度の地殻変動パターンを記録した地形)を投影断面図上に示し、両者の高度分布パターンの比較を行った。本報告は経済産業省資源エネルギー庁委託事業「平成29年度地層処分技術調査等事業(沿岸部処分システム高度化開発)」の成果の一部である。

口頭

数値地形解析による海底段丘判読の高度化

日浦 祐樹; 小松 哲也; 須貝 俊彦*

no journal, , 

数値地形解析に基づく海底段丘判読の高度化を検討した。数値地形解析を日本列島の18海域を対象に行い、数値地形解析に基づく判読結果とアナグリフ画像判読の結果とを比較すると、数値地形解析から新たに海底段丘を判読することができた場と数値地形解析のみでは海底段丘を判読することが困難であった場が存在した。大まかに言えば、前者に相当する場は、傾斜1$$^{circ}$$未満の斜面であり、後者に相当する場は、(1)1本の測線で地形断面を代表させられる解析領域を設定できない、つまり複雑な地形形状をとる場や、(2)深度・面積変化が相対的に小さいため、深度方向の面積変化のピークがはっきりしない、例えば、傾斜数$$^{circ}$$以上の斜面に複数段の海底段丘が分布するような場であった。そのため、傾斜1$$^{circ}$$以上の斜面が広がる大陸棚における海底段丘判読では、アナグリフ画像判読に地形解析を組み合わせた手法の適用が望ましいと結論づけられる。

口頭

日本列島における海成段丘と海底段丘の分布の比較

小松 哲也; 日浦 祐樹; 高橋 尚志*; 舟津 太郎*; 村木 昌弘*; 木森 大我*; 須貝 俊彦*

no journal, , 

大陸棚にみられる段丘地形、いわゆる海底段丘は氷河性海水準変動に伴う侵食・堆積により形成され、現在は海面下に分布している地形であると考えられている。このことを前提とすると、海底において隆起・沈降が生じている場合、その痕跡は連続した海底段丘の深度分布パターンにあらわれることが予想される。本研究では、そのような仮説を検証することを目的として、海底段丘とMIS 5eの海成段丘を投影断面図上に示し、両者の高度分布パターンの比較を行った。

口頭

日本列島における削剥速度データの編集

小松 哲也; 末岡 茂; 日浦 祐樹; 喜多村 陽*; 三箇 智二*

no journal, , 

本研究では、日本列島において様々な時間スケールで生じる削剥速度とその特徴の把握に資するデータベースの構築を目的として、ダムの堆砂速度、宇宙線生成核種法, 熱年代法による削剥速度データの収集・編集を行った。作成した削剥速度データベースを利用し、削剥速度と相関の良い地形量の検討と時間スケールによる削剥速度の違いについての検討を行った。

口頭

日本列島における数百$$sim$$数千年スケールの侵食速度分布図

日浦 祐樹; 小松 哲也; 末岡 茂; 喜多村 陽*; 三箇 智二*

no journal, , 

地質環境の長期安定性評価においては、地形・地質学的時間スケールで生じる侵食速度の分布図が必要となる。我が国において一般的な侵食速度の分布図は、数十年程度の期間のダム堆砂量を用いて算出された流域の平均侵食速度に基づいたものである。しかし、近年、宇宙線生成核種(TCN)法を用いて、数百年$$sim$$一万年程度の期間の流域の平均侵食速度を算出した研究が我が国においても行われるようになった。そこで、本研究では、地質環境の長期安定性評価に資するため、TCN法を用いて算出された侵食速度データならびにそれらと地形量(流域の平均斜面傾斜)との関係に基づき、従来よりも長期間の侵食速度の分布図を作成した。発表では、侵食速度分布図の作成方法、既往のダム堆砂速度に基づいた侵食速度分布図との比較の結果、について説明する。

口頭

第四紀火山を対象としたGISを用いた地形解析による放射状岩脈のモデル化の検討

日浦 祐樹; 川村 淳; 梅田 浩司*; 丹羽 正和

no journal, , 

火山・火成活動に関する技術的課題の一つとして、マグマの影響範囲を把握するための技術の高度化が挙げられ、特に岩脈の発達が第四紀火山の中心から半径15km以上に及ぶ場合の調査事例を蓄積していくことが重要であるが、現存の火山体下に伏在している火道やそこから派生している岩脈の分布を把握することは現実的に困難である。そのため本検討では、数値標高モデルなどの地形データなどに基づいて第四紀火山体下に分布する岩脈の分布範囲を推定する手法開発を目的とした。本研究では、成層火山,カルデラなど火山の様式に応じた6つの火山を対象に、数値地図とGISソフトウェアを用いて火山体底面の形状,面積,重心などの地形パラメータを計測し、放射状岩脈の三次元的な分布範囲のモデル化を検討した。その結果、標高毎の重心位置の変遷は、火山体が形成される過程での活動の中心(火道)の変遷をある程度示唆しており、中央火口のみならず側火山などの活動も抽出可能であることがわかった。このことは、活動履歴が詳らかになっていない火山でも火道の変遷や安定性について、本手法を適用することによりある程度定量的な評価の可能性を示唆するものと考えられる。

口頭

関東平野中央部における最終間氷期海成層の高度分布

宮本 樹*; 須貝 俊彦*; 小松 哲也; 中西 利典*; 丹羽 雄一*; 日浦 祐樹

no journal, , 

地層処分の信頼性向上に向けた技術開発課題の1つが、隆起・沈降境界域における地殻変動評価技術の高度化である。本報告では、関東平野の中央付近に位置する隆起・沈降境界付近でこれまでに掘削されたボーリング柱状図を用いた関東造盆地運動の検討結果について紹介した。本報告は、経済産業省資源エネルギー庁委託事業「平成30-31年度高レベル放射性廃棄物等の地層処分に関する技術開発事業(地質環境長期安定性評価技術高度化開発)」で実施された成果の一部である。

口頭

複数時間スケールの削剥速度データに基づいた日本列島の山地発達段階の分類

末岡 茂; 小松 哲也; 日浦 祐樹

no journal, , 

複数時間スケールの削剥速度データを用いて、山地の発達段階を基に日本列島の山地の分類を試行した。削剥速度の算出に用いたのは、ダム堆砂量、宇宙線生成核種法、熱年代学的手法の3種類である。これらのデータを基に、代表的な山地の削剥速度の時間変化パターンから山地の発達段階を推定したところ、以下の4パターンに分類することができた。(1)隆起と削剥が動的平衡に達した極相期の山地で、日本アルプスが該当、(2)隆起と削剥が動的平衡に達する前の成長期の後半にあたる山地で、近畿の逆断層地塊などが該当、(3)削剥が進行しておらず成長期の前半にあたる山地で、北上山地などの隆起準平原面が広く残存する山地が該当、(4)隆起が停止し高度が低下する減衰期にあたる山地で、中新世に活発に隆起した日高山脈などが該当。今後は削剥速度データの充実等を通じ、分類精度の向上と妥当性の検証を進めていく。

口頭

東京大学と原子力機構の共同研究; 日本列島の浅海底に発達する海底段丘の分布と特徴

小松 哲也; 高橋 尚志*; 舟津 太郎*; 村木 昌弘*; 日浦 祐樹; 須貝 俊彦*

no journal, , 

本研究では、日本列島の浅海底上に発達する海底段丘の分布と特徴について得られた知見について紹介する。

口頭

関東平野中北部におけるMIS12以降の地形形成と地殻変動推定(速報)

宮本 樹*; 須貝 俊彦*; 丹羽 雄一*; 中西 利典*; 小松 哲也; 日浦 祐樹

no journal, , 

地層処分技術の信頼性向上に向けた課題の1つが、隆起・沈降境界域における地殻変動評価技術の高度化である。本講演では、関東平野中部の隆起・沈降境界域を事例対象として、ボーリング試料を用いてMIS12以降の地形発達史及び平均地殻変動速度について検討した結果を報告する。

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