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論文

第3回日本放射線安全管理学会・日本保健物理学会合同大会印象記

渡邊 裕貴; 辻 智也; 廣田 誠子*; 外間 智規; 中嶌 純也; 辻口 貴清*; 木村 建貴*; 小池 弘美*; 中村 夏織*; 桑田 遥*; et al.

保健物理(インターネット), 57(1), p.54 - 64, 2022/03

本報告は、2021年12月1日から12月3日の3日間にかけて開催された第3回日本放射線安全管理学会・日本保健物理学会合同大会の概要について報告するものである。なお、本大会は、日本放射線安全管理学会第20回学術大会、日本保健物理学会第54回研究発表会にあたり、金沢市で実施される予定であったが、COVID-19の感染状況を鑑み、Webでの開催となった。

論文

Effect of bacterial siderophore on cesium dissolution from biotite

木村 建貴*; 福谷 哲*; 池上 麻衣子*; 坂本 文徳; 香西 直文; Grambow, B.*; 米田 稔*

Chemosphere, 276, p.130121_1 - 130121_7, 2021/08

 被引用回数:1 パーセンタイル:6.09(Environmental Sciences)

土壌環境中でのセシウム(Cs)の移行挙動解明に資するため、Csのバイオタイトへの吸着及びシデロフォアによるバイオタイトからのCs溶解を調べた。ほとんど風化していないバイオタイト粉末試料にCsを吸着させた。バクテリア培養液からシデロフォアを精製し、上記バイオタイト試料に対する5回連続溶解実験を行った。バイオタイトの主要元素(Al, Fe, and Mg)はほぼ化学量論的に溶解した。この結果は、シデロフォアがバイオタイトの破断面を選択的に溶解することを強く示唆している。破断面に吸着したCsが破断面の溶解に伴いすみやかに溶解し、次いでバイオタイト粒子外表面のCsがゆっくりと溶解した。

論文

植物が生産する有機酸がシデロホア生産微生物の鉱物溶解促進効果に与える影響

木村 建貴*; 香西 直文; 坂本 文徳; 福谷 哲*; 池上 麻衣子*

土木学会論文集,G(環境)(インターネット), 76(7), p.III_375 - III_382, 2020/00

粘土鉱物からのセシウム溶出における植物と植物の根に共生するバクテリア間の相乗効果を解明するため、シロツメクサの根から単離したバクテリアの培養実験を、植物(シロツメクサ)が生産する有機酸(乳酸)と、セシウムを吸着させた黒雲母が存在する条件で行った。バクテリアの増殖の初期(誘導期)に、黒雲母から溶出したセシウム及び鉄等の量が乳酸添加によって増加した。

口頭

Upward migration of radiocesium in soil via abiotic process

坂本 文徳; 香西 直文; Guido-Garcia, F.; 木村 建貴; Grambow, B.

no journal, , 

土壌微生物は固く結合した放射性セシウムを脱離させ、生物が利用可能な状態へと変えることが知られている。本研究では、植物を利用する代わりに微生物を利用した土壌からの放射性セシウムの非破壊的回収を試験した。微生物活性は、栄養分と殺菌剤の添加を比べることによる生物が利用できる放射性セシウムの形成で調べた。粉末状鉱物, 水分の吸収剤、そして紙タオルを50cm$$times$$50cmサイズの細かい目の生地(ミネラルマット)で包んだ。表面土壌の放射能濃度は0.3-1.2Bq/gであった。ミネラルマットは二週間ごとに新しいものと交換した。二種類の条件を試した。一つは栄養分を添加、もう一方は過塩素酸を添加である。これらは毎週添加した。八週間後土壌表面と土壌のコアの放射能濃度を測定した。4つの条件で試験したマットの八週間後の放射能は4.2$$times$$10$$^{2}$$から9.0$$times$$10$$^{2}$$Bqであり、土壌からマットが放射性セシウムを吸収していることを示している。その原動力は、土壌からマットへの上向きの水の流れと蒸発と考えられる。これらの結果は、水の流れに沿った放射性セシウムの土壌表面への移動は環境中でも生じると期待される。

口頭

Clay mineral dissolution by activities of siderophore producing bacteria

木村 建貴; Guido-Garcia, F.; 香西 直文; Zhang, S.*; 山路 恵子*; Yu, Q.*; Grambow, B.

no journal, , 

粘土鉱物を溶解するバクテリアの能力を理解するため、南大阪で自制するシロツメクサからシデロホア産生バクテリアを単離した。シデロホア産生能力をCASプレート培地で評価した。この試験では粘土鉱物として、イライト, バイオタイト, バーミキュライト, ノントロナイトを使用した。3種類のバクテリアを培養し、植菌前に遠心分離, 洗浄を行った。乾重量50mgのバクテリアを100mlの改変Balland培地に植菌し、それぞれ100mgの粘土鉱物を添加した。鉄, アルミニウム, ケイ素の濃度はICP-OESで測定した。有機化合物の存在はSEC-ICP-OESで決定した。シデロホアのピークは405nmの吸光度で評価した。その結果、バクテリアが産生するシデロホアは粘土を溶解できることを明らかにした。この結果は、セシウム溶解へのシデロホアの影響は間接的プロセスによると示唆された。

口頭

Accumulation of radiocesium by fungi; Implication for radiocesium circulation in forest

Guido-Garcia, F.; 木村 建貴*; 坂本 文徳; 香西 直文; David, K.*; Grambow, B.*; 春間 俊克; 山路 恵子*

no journal, , 

きのこ類(菌類)は土壌から放射性セシウムを蓄積し、森林におけるCs循環に大きく寄与すると考えられている。その機構を解明するために、本研究では、きのこ菌糸(Phlebiopsis gigantean)による鉱物の溶解挙動と、しいたけ(Lentinula edodes)子実体におけるCsとKの濃度比Cs/Kを調べた。用いた菌糸は、鉱物溶解能を持つことが知られているシデロフォア生産バクテリアよりも高い鉱物溶解能を示した。鉱物から溶け出たFeは有機物との安定錯体ではなかった。シイタケ子実体のCs/K値の局所分布を調べたところ、Cs/K値はほぼ一定であり、CsがKに比例して蓄積されていること及びCsの特異的結合サイトが椎茸にはないことが明らかになった。

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