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金森 和士*; 保田 仁司*; 八木沢 秀治*; 山田 栄吉*; 永瀬 進*; 本名 竹雄*; 佐野 彰*
PNC TN941 74-24, 71 Pages, 1974/05
期間1971年10月7日1972年7月31日▲目的第1次1MW蒸気発生器の解体洗浄工事を行なって得られた経験をとりまとめ報告し関係各位の参考に給する。▲要旨▲第1次1MW蒸気発生器は約3600時間の運転後初期の目的を達成し無事運転を終了した。今後実際の条件での運転を経験した蒸気発生器についての構造上および材料上の問題点を解明するために諸検査および材料試験を行なう予定であるがそれに先立ち解体洗浄工事を実施した。その結果は極めて順頂調でありほぼ計画通りに行なうことができた。これは我国における大型ナトリウム機器の解体・洗浄の初めての試みであり多くの貴重な経験を得ることができた。その過程で次の点が明らかになった。▲1)その直前に高温(400450)状態で循環運転することによりSGからのナトリウムドレンは完全に近い状態に行うことができた。▲2)SGまわりの配管においてはわずかに残留ナトリウムが認められた。配管勾配の1/100の値について検討の必要がある。▲3)管束部の引き抜きは熱変形等の問題なくスムーズに行われた。▲4)カバーガス領域におけるナトリウムの蒸着は激しかった。この点については今後充分な検討が必要である。▲5)液面計,ナトリウムデストリビュータの先端部,ダミー伝熱管ダウンカマ下端部等に曲り,唳れがみられた。▲6)伝熱管,ライナ,内胴等に一様にザラザラした感じの黒色の付着物が認められた。▲