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田村 和久; 大古 善久*; 松沢 貞夫*; 水木 純一郎
no journal, ,
原子力発電から排出される高レベル放射性廃棄物は、地層処分される前、冷却のため3050年間程度貯蔵施設で保管される。高レベル放射性廃棄物からは、大量の熱と放射線が放出されるが、これらの大量の光・熱エネルギーを電気(化学)エネルギーに変換することができれば、高レベル放射性廃棄物を新たなエネルギー資源として再利用することが可能になる。われわれは、光エネルギーを電気(化学)エネルギーに変換可能なデバイスである半導体に着目し、高レベル放射性廃棄物の再資源化について検討してきた。特に、取り出すことができるエネルギーが大きくかつ、化学的に非常に安定である酸化チタンに注目し、光触媒を利用した放射線の電気(化学)エネルギーへの変換の可能性を探求してきた。本研究では、酸化チタン及びチタン酸ストロンチウムにX線を照射したときの光電気化学特性について報告する。