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松田 雅昌; 中村 充孝; 武田 全康*; 加倉井 和久; 山口 博隆*; 伊藤 利充*; 岡 邦彦*
Physica B; Condensed Matter, 329-333(1-4), p.711 - 712, 2003/05
被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Condensed Matter)CaYCuOは辺共有CuO鎖を有する物質であり、低温において反強磁性相転移を示す。磁気構造は鎖内で強磁性的,鎖間で反強磁性的である。これまでの非偏極中性子回折実験による強度解析からは、磁気モーメントが単純にCu位置に局在してCuO面に垂直方向(b面)を向いているのではく、O位置にもモーメントが存在することが示唆されていた。しかし、モーメントの方向が決まらないと磁気構造を確定することは困難であった。今回、偏極中性子回折実験を行い、この化合物の磁気構造を詳細に調べ、磁気モーメントの方向がb軸であることを決定した。その結果、モーメントがO位置に拡がった存在することが明らかになった。これは、強磁性CuO鎖におけるCuとOの強い電子軌道混成によるものである。
町 末男; 須郷 高信; 三宅 哲也*; 武田 邦彦*; 米持 順三*
JAERI-M 6244, 43 Pages, 1975/09
(1)多孔質で微粉末状の放射線重合ポリエチレンにスチレンをグラフトしたのちスルホン化する方法によりイオン交換樹脂を合成した。この新しい交換樹脂のイオン交換速度は市販の粉末イオン交換樹脂(クロマトグラフ用)の数10倍である。交換容量は約3meq/g(約0.5meq/ml)で市販品の4~5meq/g(1.5~2.0meq/ml)に比べて小さい。(2)市販ポリエチレン粉末を電子線照射によって橋かけしたのちスルホン化する方法によってもう1つの新しいイオン交換樹脂を合成した。この樹脂のイオン交換速度および交換容量は市販のクロマトグラフ用樹脂と同程度である。この樹脂の特徴は製造コストが安いこと、および交換速度が大きいことである。欠点は耐水性が不充分なことであるが、これはスルホン化後の電子線照射によって若干改善できる。