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牧島 章泰*; 足立 実*; 武谷 汎*; 石井 三彦
Physical Review C, 34(2), p.576 - 579, 1986/00
被引用回数:27 パーセンタイル:79.27(Physics, Nuclear)非常に軽い希土類核を重イオン融合反応を用いて研究するために、新測定器シリコンボックスを開発した。これを使用してSmとNdのイラストバンドを観測し確立した。この結果をもとにIBM2との比較を行い集団運の発展の様子を論じる。
牧島 章泰*; 石井 三彦; 大島 真澄; 足立 実*; 武谷 汎*
Nuclear Physics A, 425, p.1 - 11, 1984/00
Tiを155MeV-Clで照射することによって生成したBrの崩壊からSeのE0遷移を研究した。機械的ライフタイム・フィルターを用いることによって853KeVの0状態から基底状態への内部変換電子線を観測することに成功した。このE0遷移の遷移確率のE2遷移(02)のそれに対する比はX(E0/E2)=0.130.02であった。この値と既に公表されている0状態の寿命の値とから E0遷移の強度としてI(E0)1=0.160.02を得た。この結果をもとに最近の理論的検討を試みる。
牧島 章泰*; 武谷 汎*; 足立 実*; 小川 雅生*; 石井 三彦; 大島 真澄; 菊池 士郎; 峰原 英介
JAERI-M 9901, 14 Pages, 1982/01
この回転式バンドパスフィルターは、反跳核を収集する時間々隔の1/5から5倍の半減期をもつ核種を選択的に効率よく分析することを可能にする。装置は回転円板上に配置した3枚の金属箔からなる。これらの箔は一定時間、反跳核を捕獲したのち、2箇の線検出器でひきつづき各線の減衰の程度を計測する。順次各箔に一連のプロセスを周期的に繰返させてデータの集積を計る。この装置を用いてSeアイソトープのEO遷移の探査を行い、Seに於て新しい遷移を発見した。
石井 三彦; 大島 真澄; 松崎 禎市郎*; 武谷 汎*
Nuclear Instruments and Methods, 196, p.117 - 119, 1982/00
4個のプレナ型高純度ゲルマニウム検出器(45mm15mmt)から構成された線用直線偏光計を製作した。これらの検出器は真空槽の軸に関して互いに対称に配置されており、しかも各検出器はその法線が軸と65°を成すように傾斜されている。 この配置により、検出効率・偏光感度ともに、従来のものより改善することに成功した。 この型式の偏光計の特徴は、その偏光感度が容易に較正できる点にある。これは我々が発見した次の事実による。「偏光計の感度は、線が各検出器の表面の中心で散乱され、他の検出器の中心で吸収されたとする場合の偏光感度に比例する。」 後者の量は容易に計算することが出来るので、較正曲線の決定は比例定数の決定ということに帰着することができる。
松崎 禎市郎*; 武谷 汎*; 石井 三彦; 大島 真澄
Nuclear Instruments and Methods, 188, p.63 - 68, 1981/00
高純度ゲルマニウム単結晶から一対のプレナー型検出器を作り、コンプトン型線偏光計を完成した。線はいずれか一方の検出器で散乱し、他方の検出器でその散乱を確認する。散乱の事象を効率よく検出できるように二つの検出器は線源に対して45°に傾斜して配置してある。この型式の線偏光計の特徴は、低エネルギー(~100keV)から高エネルギーの線に対して高い偏光感度を持ちしかも計算で求め易い点にある。この論文ではその線に対する検出効率と偏光感度について報告するとともに、若干の実験例をもってその性能の一端を示す。
石井 三彦; 大島 真澄; 松崎 禎市郎*; 武谷 汎*
Nuclear Instruments and Methods, 171(1), p.67 - 70, 1980/00
線の直線偏光に対する偏光計の感度を、検出器のモーメントを用いて表す方法を示す。従来の電算機を使っての数値積分の方法と比べると計算が非常に簡略化され、しかも同程度の数度を有する。更にこの方法は、直線偏光を測定する上での検出器の最適配置を求めることを可能にする。実際に2筒のプレナ型Ge検出器からなる新しい型のコンプトン偏光計にこの方法を適用し、従来の方法ならびに実験との比較を行うことによって、以上の点を明らかにする。
石井 三彦; 大島 真澄; 松崎 禎市郎*; 武谷 汎*
Nuclear Instruments and Methods, 171(3), p.545 - 550, 1980/00
抄録なし
石井 三彦; 大島 真澄; 松崎 幀市郎*; 武谷 汎*
JAERI-M 8069, 21 Pages, 1979/02
高純度ゲルマニウム検出器素子に、特殊な構造「バッファーリング」を持たせることによって、その逆耐電圧特性を著しく改善することが出来た。この報告ではバッファーリングを有する素子の製作方法を詳細に述べる。また これらの素子を用いて線検出器を完成させるために、高性能で簡便な真空ポンプ兼クライオスタットを開発した。