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論文

A New attempt to design erodible terpolymers using computer-optimization methodology

今坂 一道*; 高山 幸三*; 吉田 勝; 大道 英樹; 永井 恒司*

European Polymer Journal, 28(7), p.709 - 712, 1992/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:25.35(Polymer Science)

生体内分解性三元系ポリマーの設計に、コンピューターを応用し、所望の分解パラメータを有するポリマーを得るための最適化技術を開発した。対象とした三元系ポリマーは、L-乳酸、DL-マンデル酸、P-ヒドロキシフェニルプロピオン酸からなり、無触媒系、200$$^{circ}$$Cで窒素ガスを導入しながら直接脱水縮合により合成した。最適化にはExtreme Vertices Design法を用いin vitro分解率、ポリマー組成、分子量パラメータ(Mn,Mw,Nw/Mn)から3つの仕込モノマー組成を予測した。その結果、予測値と実測値がよく一致することが分かった。

論文

New biodegradable polymers of L-lactic acid and aromatic hydroxy acids and their applications in drug delivery systems

今坂 一道*; 吉田 勝; 福崎 裕延*; 浅野 雅春; 熊倉 稔*; 真下 透*; 山中 英寿*; 永井 恒司*

Int. J. Pharm., 81, p.31 - 38, 1992/00

 被引用回数:9 パーセンタイル:41.18(Pharmacology & Pharmacy)

直接脱水縮合により、主鎖もしくは側鎮にフェニル基を持つ生体内分解性ポリマーを合成した。このポリマーを、圧融着法を用いて、細いシリンダー状に加工したのち、動物実験にて、ドラッグデリバリーシステム用担体としての性能評価をおこなった。使用した薬物は、前立腺癌の治療薬の1つであるエストラマスチンであり、得られた製剤からのIn vivo薬物放出と薬理効果は10週の期間にわたって認められた。

論文

Synthesis of degradable terpolymers responding to external stimuli such as pH, ionic strength and temperature

今坂 一道*; 永井 恒司*; 吉田 勝; 福崎 裕延*; 浅野 雅春; 熊倉 稔*

Makromol. Chem., 193, p.715 - 722, 1992/00

pH、イオン強度及び温度のような外部環境からの刺激に応答してin vitro分解する三元系ポリマーを合成した。このポリマーはL乳酸(LA)、DLマンデル酸(MA)及びP-ハイドロキシフェニルプロピオン酸(HPPA)からなる。重合は無触媒直接脱水縮合反応によっておこなった。三成分比(仕込組成)がLA/MA/HPPA=80/10/10のポリマーは特に興味ある分解挙動を示した。すなわち37$$^{circ}$$C・pH7.2リン酸緩衝液中において、膨潤を伴いながら5時間の誘導期間を経た後、48時間後に完全に消失するS字型分解パターンを示した。また、pH及び温度の上昇は分解速度を加速し、イオン強度の増加は分解を抑制した。

論文

Radiation degradation of a new biodegradable copolyester consisting of epsilon-caprolactone and delta-valerolactone prepared by direct polycondensation in the absence of catalysts

今坂 一道*; 永井 恒司*; 吉田 勝; 福崎 裕延*; 浅野 雅春; 熊倉 稔

Radiation Physics and Chemistry, 39(2), p.235 - 236, 1992/00

$$varepsilon$$-カプロラクトン(CL)と$$delta$$-バレロラクトン(VL)を無触媒系で脱水重縮合させることにより得られる低分子量コポリエステルは、エステル結合を切断する酵素(例、エステラーゼ)の作用によって容易に分解する。このコポリエステルに放射線照射をおこない酵素による分解作用の影響を検討した。コポリ(CL/VL、53/47mol-%)は低い結晶性・低いTgのためペースト状からなる。このコポリエステルは照射によってゴム状ポリマーになる。この場合、酵素分解は照射によって抑制される傾向を示した。これは、ポリマー鎖の間(特にメチレンブロッグ)でゆるやかな架橋がおこるためと考えられる。

論文

Evaluation of new pasty-type implantable devices consisting of poly($$varepsilon$$-caprolactone/$$delta$$-valerolactone) and estracyt or estramustine

今坂 一道*; 吉田 勝; 福崎 裕延*; 浅野 雅春; 熊倉 稔*; 真下 透*; 山中 英寿*; 永井 恒司*

Chemical and Pharmaceutical Bulletin, 39(8), p.2096 - 2099, 1991/00

$$varepsilon$$-カプロラクトンと$$delta$$-バレロラクトンを用いて、数平均分子量4500を持つ生体内分解性ペースト状ポリマーを合成し、インプラント型薬物放出製剤への応用のためのIn vivo特性と、癌の化学療法へのアプローチを検討した。細いシリンダー状(3mm径)製剤は、圧融着法によって作成した。制癌薬としてエストラサイト(水溶性)、エストラマスチン(脂溶性)を選択し、得られた製剤からの薬物放出性、製剤の分解性、さらに薬理効果の持続を雄性ラットを用いて調べた。その結果、水溶性薬物エストラサイトは、分解と薬物放出の加速、逆に脂溶性薬物エストラマスチンは分解と放出の抑制が認められた。この場合エストラマスチンの放出速度は、ポリマーの分解が律速になる。前立腺の重量変化におよぼす薬理効果の持続は、薬物放出とよく対応した。

論文

A New biodegradable implant consisting of waxy-type poly($$varepsilon$$-caprolactone-co-$$delta$$-valerolactone) and estramustine

今坂 一道*; 吉田 勝; 福崎 裕延*; 浅野 雅春; 熊倉 稔; 真下 透*; 山中 英寿*; 永井 恒司*

Int. J. Pharm., 68, p.87 - 95, 1991/00

ワックス状生分解性コポリエステルを無触媒下において、$$varepsilon$$-カプロラクトン(CL)と$$delta$$-バレロラクトン(VL)の直接脱水縮合によって合成した。コポリエステルはホモポリマーよりも加水分解を受けやすい。この場合、分解は、エステラーゼ酵素作用によって著しく加速される。前立腺癌治療薬のひとつであるエストラマスチンをコポリ(CL/VL、92/8mol%)中に圧融着法によって分子分散させ、針状に成形加工した。この複合体針からの薬物のin vivo放出速度は、実験期間(最大20週)を通して一定であった。これはポリマーの分解が律速のためと考えられる。

論文

Effect of phosphoric acid on the polycondensation of $$varepsilon$$-caprolactone with $$delta$$-valerolactone and biodegradation of their copolyesters

今坂 一道*; 永井 恒司*; 吉田 勝; 福崎 裕延*; 浅野 雅春; 熊倉 稔

Makromol. Chem., 192, p.1067 - 1072, 1991/00

$$varepsilon$$-カプロラクトン(CL)と$$delta$$-バレロラクトン(VL)の重縮合をリン酸の存在もしくは不存在下でおこなった。これは、ラクトンの開環反応とその反応によって生ずる直鎖化合物の重縮合の競争反応性を解明するためである。リン酸の存在もしくは不存在下で重縮合させることによって得られたポリ(CL-CO-VL)の重量平均分子量(Mw)は540もしくは8900であった。リン酸の存在は開環速度ばかりでなく、縮合速度も同時に加速することが実験によって確かめられた。このコポリエステルのin vivo分解はリパーゼ酵素作用によって調べた。

論文

Direct copolycondensation of $$varepsilon$$-caprolactone and $$delta$$-valerolactone in the absence of catalysts

今坂 一道*; 永井 恒司*; 吉田 勝; 福崎 裕延*; 浅野 雅春; 熊倉 稔

European Polymer Journal, 26(8), p.831 - 836, 1990/00

 被引用回数:18 パーセンタイル:65.42(Polymer Science)

無触媒での直接脱水重縮合によって得られる$$varepsilon$$-カプロラクトン(CL)と$$delta$$-バレロラクトン(VL)のホモポリマーはワックス状の形態からなる。このワックスは低いガラス転移温度(T$$_{g}$$)、高い結晶性、そして比較的高い融点(室温付近で溶融しない)をもつことを特徴とする。この反応は環状ラクトン(CLおよびVL)の加水分解生成物である鎖状モノマー(6-ヒドロキシカプロン酸および5-ヒドロキシ吉草酸)の縮合によって進む。共重合系の場合、ポリマーの形態は著しく変化し、結果的に50mol-%CL組成付近においてペースト状になった。これは低いTg、低い結晶性、そして室温付近での溶融性に起因している。この原因を結晶性(X線回折、DSC)、共重合性($$^{1}$$H-NMR、$$^{13}$$C-NMR)、そして分子量(GPC)の観点から検討したところ、シーケンス効果によることが明らかとなった。

論文

Synthesis of biodegradable copoly(L-lactic acid/aromatic hydroxyacids) with relatively low molecular weight

福崎 裕延*; 吉田 勝; 浅野 雅春; 熊倉 稔; 今坂 一道*; 永井 恒司*; 真下 透*; 湯浅 久子*; 今井 強一*; 山中 英寿*

European Polymer Journal, 26(12), p.1273 - 1277, 1990/00

 被引用回数:34 パーセンタイル:81.1(Polymer Science)

側鎖基にフェニル基およびベンジル基をもつ芳香族オキシ酸をL-乳酸(LA)と無触媒下で脱水共縮合させ、生分解型低分子量コポリエステルを合成した。このポリマーの特性は、H-NMR(共重合性)、GPC(分子量)、DSC(結晶性)、in vivo試験(分解性)によって調べた。in vivo分解パターンは、コポリエステル中の芳香族オキシ酸組成の増加もしくはそれらのコポリマーの分子量の増加と共に、放物線型からS-字型に変化した。この場合、フェニル基をもつオキシ酸コポリエステル系の分解率は、ベンジル基をもつそれに比べ著しく抑制されることが分かった。この原因はセグメント効果によると考えられる。

論文

Synthesis and in vitro degradations of low-molecular-weight copolyesters composed of L-lactic acid and aromatic hydroxy acids

今坂 一道*; 永井 恒司*; 吉田 勝; 福崎 裕延*; 浅野 雅春; 熊倉 稔

Makromol. Chem., 191, p.2077 - 2082, 1990/00

L-乳酸(LA)と芳香族オキシ酸を無触媒下で直接脱水共縮合させ、共重合性とin vitroでの分解性を検討した。H-NMRとGPCのデーターから、反応が定量的に進行することが分かった。しかし、得られたコポリエステルの分子量は一般的に低い値を示した。LAとp-オキシフェニルプロピオン酸のコポリマーの場合、in vitro分解パターンは、ポリマー中の芳香族オキシ酸組成の増加に伴い、放物線型からS-字型に変化した。これに対し、p-オキシフェニル安息香酸もしくはp-オキシフェニル酢酸のような芳香族オキシ酸を含むコポリエステルでは、放物線型分解パターンのみを示した。

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