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千葉 敏; 森岡 信一*; 深堀 智生
Journal of Nuclear Science and Technology, 33(8), p.654 - 662, 1996/08
被引用回数:7 パーセンタイル:54.42(Nuclear Science & Technology)20MeVから1GeVのエネルギー領域で、水素(H)の中性子断面積の評価を行った。全断面積は一般化最小二乗法とphase-shiftデータを用いて評価し、共分散行列も導出した。弾性散乱および非弾性散乱断面積とそれらの角度分布もphase-shiftデータに基づいて行った。捕獲反応断面積は逆反応断面積より詳細釣り合いの原理に基づいて評価した。今回評価されたデータは実験値、およびENDF/B-VIの評価値とも良く一致している。
中川 庸雄; 柴田 恵一; 千葉 敏; 深堀 智生; 中島 豊; 菊池 康之; 河野 俊彦*; 神田 幸則*; 大澤 孝明*; 松延 廣幸*; et al.
Journal of Nuclear Science and Technology, 32(12), p.1259 - 1271, 1995/12
被引用回数:497 パーセンタイル:99.95(Nuclear Science & Technology)JENDL-3のベンチマークテストからのフィードバック情報を考慮してJENDL-3評価値の改訂作業が行われた。主要な改訂点は、主要アクチノイド核の共鳴パラメータ、捕獲及び非弾性散乱断面積、核分裂スペクトル、構造材核種の全断面積及び非弾性散乱断面積、核分裂生成物核種の共鳴パラメータ、捕獲及び非弾性散乱断面積、及びガンマ線生成データである。改訂されたデータはJENDL-3第2改訂版、JENDL-3.2として1994年6月に公開された。予備的なベンチマークテストによれば、JENDL-3.2による種々の炉特性予測は、以前のJENDL-3.1に比較して大幅に向上していることが証明された。
五十嵐 信一*; 深堀 智生
JAERI 1321, 80 Pages, 1991/03
本プログラムCASTHYは核データ評価用として作られた計算コードで、光学模型を用いて中性子入射の全断面積、形状弾性散乱断面積、複合核形成断面積を、また、統計模型を用いて複合核弾性散乱断面積、非弾性散乱断面積及び捕獲断面積を計算する。これら以外の、例えば(n,2n)、(n,p)、(n,f)などの反応の断面積は競争過程のデータとしてそれらの和が入力データで与えられる。このプログラムはまたガンマ線のスペクトルの計算も行うが、必要な場合には、一次遷移の分岐比が特別に扱われる。このプログラムは、初め核分裂生成物(FP)核種の核データ評価のために作られ、JENDL-1のFPデータの計算に用いられた。その後、JENDL-2、JENDL-3の核データ評価にも使えるように拡張されてきたが、JENDLの作業期間中には必要に応じていくつかの改訂版が作られ、それぞれ独立に使われてきた。このレポートでは、それらを整理し、本版としてまとめ、その使用法を示す。
柴田 恵一; 中川 庸雄; 浅見 哲夫*; 深堀 智生; 成田 孟; 千葉 敏; 水本 元治; 長谷川 明; 菊池 康之; 中島 豊; et al.
JAERI 1319, 516 Pages, 1990/06
日本の評価済み核データライブラリーの第3版JENDL-3の汎用ファイルがシグマ研究委員会の協力の基に原研核データセンターにより編集された。この汎用ファイルは、核分裂炉、核融合炉の設計や遮蔽計算に必要な171核種の中性子核データを収納している。JENDL-3作成に於いては、核融合への適応を考慮して高エネルギーデータの精度改善及びガンマ線生成データの評価に注意を払った。その際、理論計算は重要な役割を果たした。また、重要な核分裂性核種及び親物質の断面積の決定には、同時評価と呼ばれる評価手法を用いた。本報告書では、軽核、中重核、重核の評価方法の概要が記述されている。また、付録には、JENDL-3のFile1にあるコメント・データを核種毎に掲げた。
深堀 信一*; 中野 元善; 山内 薫*; 板倉 隆二
no journal, ,
光電子-光イオン運動量同時計測画像法を用いて強レーザー場中におけるメタノールの解離性イオン化について調べた。光電子と解離イオンのエネルギー相関および角度相関からイオン化と続けて起こる電子励起過程について明らかにした。特に、CH生成チャンネルに着目し、光電子角度分布が同時に生成した光電子エネルギーに大きく依存することが明らかとなり、異なる分子軌道の寄与が示唆された。
深堀 信一*; 中野 元善; 山内 薫*; 板倉 隆二
no journal, ,
強レーザー場中におけるメタノールの解離性イオン化過程を、光電子・光イオン運動量同時計測法を用いて調べた。光電子スペクトルおよび光電子と解 離イオンのエネルギー相関を生成イオンチャンネル毎に測定したところ、「イオン化により電子励起状態が直接生成する過程」と「イオン化により電子 基底状態が生成した後に電子励起が起こる段階的な過程」の2種類の経路の存在が明らかとなった。さらに、光電子と解離イオンの放出角度相関にも生成イオンの電子状態の違いが反映されることが示された。
深堀 信一*; 中野 元善; 山内 薫*; 板倉 隆二
no journal, ,
光電子・光イオン運動量同時計測法によって、メタノールの解離性イオン化における、メタノールの1価イオンの電子励起状態の生成過程を調べた。(1)解離チャンネル毎に得られた光電子スペクトル、(2)光電子とフラグメントイオンのエネルギー相関、(3)解離チャンネルおよびエネルギー分解光電子角度分布の3種類の観測結果から、電子励起状態が光電子放出に伴って生成する過程と光電子放出後の電子励起によって生成する過程が並存することを明らかにした。
深堀 信一*; 中野 元善*; 山内 薫*; 板倉 隆二
no journal, ,
強レーザー場中におけるメタノールの解離性イオン化過程を、光電子・光イオン運動量同時計測法を用いて調べた。光電子エネルギースペクトルおよび光電子と解離イオンのエネルギー相関に加え、光電子角度分布を生成イオンチャンネル毎に測定した。実験室座標系および分子座標系光電子角度分布には、光電子放出直後の解離前の親イオンの電子状態の違いが反映されることが示された。