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論文

日本保健物理学会「エックス線被ばく事故検討WG」の活動紹介

五十嵐 悠; 山口 一郎*; 小田 啓二*; 福士 政広*; 阪間 稔*; 飯本 武志*

日本放射線安全管理学会誌, 21(2), p.74 - 76, 2022/11

日本保健物理学会エックス線被ばく事故検討WGでは、2021年に国内で発生したエックス線被ばく事故の背景と経緯、線量評価、健康影響などの情報収集を行い、(1)安全管理上の対策・課題、(2)測定、線量推定に関する課題、(3)社会とのコミュニケーション上の課題等の整理を進めている。本発表では検討WGを代表して、これまでに集約された国内外におけるエックス線被ばく事故事例を紹介し、事故に至る原因の整理とこれにより明らかとなった問題を提起する。

論文

FDG-PET検査における体外計測から臓器線量への換算係数の評価

津田 啓介; 木名瀬 栄; 福士 政広*; 斎藤 公明

保健物理, 42(4), p.349 - 352, 2007/12

FDG-PET検査は、クリニカルPETとして注目されている。FDGを用いたクリニカルPETの被検者数は、今後大きく増加することが予測されるため、被検者に対するFDG-PET線量評価は、ますます重要になる。これまで、臓器線量を評価する場合、ICRPの線量評価法に基づき、FDG投与量に線量換算係数を乗じて算出することにより行われてきた。しかし、ICRPの線量評価法は、平均的な欧米人の体格をもとに線量換算係数が整備されているため、日本人の体格に適した線量評価法になるとは必ずしもいえない。そこで本研究では、FDG-PET検査における高精度臓器線量評価法の開発に着手し、その第一段階の研究として、日本人成人ボクセルファントムを用いて、臓器表面での吸収線量から線源臓器の自己吸収線量を評価する換算係数をモンテカルロ計算により取得した。本研究の結果、FDG-PET検査における、信頼性の高い脳の線量評価法を新たに提案し、評価に必要な線量換算係数をモンテカルロシミュレーションにより求めた。本研究により、被検者の脳表面での吸収線量から、容易に当人の脳の吸収線量を推定することが可能となった。

論文

Evaluation of the patient internal organ doses in positron emission tomography using EGS4

津田 啓介; 木名瀬 栄; 福士 政広*; 斎藤 公明

KEK Proceedings 2006-4, p.88 - 93, 2006/11

本研究では$$^{18}$$F-FDGを用いたPET検査に着目し、実測及びモンテカルロシミュレーションを用いた信頼性の高い臓器線量評価法の開発に着手した。まず、PET検査の主流である脳PET検査に着目し、蛍光ガラス線量計(Photo luminescence dosimetry: PLD)により$$^{18}$$F-FDGを用いたPET検査における脳表面の吸収線量(頭部眉間位置)を実測評価した。次に、シミュレーション計算により、頭部眉間位置PLDの吸収線量と脳内放射能の関係を調べるとともに、脳の吸収線量と脳内放射能の関係を調べた。その結果、頭部眉間位置に配置したPLDの吸収線量は、$$^{18}$$F-FDG静脈投与後、時間経過に伴い増加することが確認できた。また、$$^{18}$$F-FDGの体内動態を考慮すると、シミュレーション計算によるPLDの吸収線量は、実測値と一致することがわかった。これにより、本手法によるPLD吸収線量の計算評価が妥当であることを確認した。本研究により、陽電子線を考慮した脳の吸収線量をPLDの読み値から簡易的に推定する回帰式を作成し、信頼性の高い線量評価法を考案した。

口頭

ボクセルファントムを用いた$$^{18}$$F-FDG PET検査における脳の吸収線量評価法の開発

津田 啓介; 木名瀬 栄; 福士 政広*; 斎藤 公明

no journal, , 

近年、がんの診断において$$^{18}$$F-FDG PET検査が注目されている。クリニカルPETとして日常の臨床に広く利用されつつあることから、個人ごとの精度の高い被ばく線量評価がますます重要になると考えられる。こうした状況を踏まえ、本研究ではFDG PET検査における脳PET検査に着目し、実測及びモンテカルロシミュレーションを用いた信頼性の高い脳の線量評価法の開発に着手した。実測の結果、頭部眉間位置に配置した蛍光ガラス線量計(PLD)の吸収線量は、FDG静脈投与後、時間経過に伴い増加することが確認できた。また、FDGの体内動態を考慮すると、シミュレーション計算によるPLD吸収線量は、実測値と一致することがわかった。これにより、本手法によるPLD吸収線量の計算評価が妥当であることを確認した。さらに、ボクセルファントムを用いたシミュレーション計算によりPLDの読み値と脳の吸収線量を関係付ける回帰式を作成した。本研究により、陽電子線を考慮した脳の吸収線量をPLDの読み値から簡易的に推定する信頼性の高い脳の線量評価法を考案した。

口頭

Evaluation of radiation shielding ability of lead glass

津田 啓介; 福士 政広*; 明上山 温*; 北村 秀秋*; 井上 一雅*; 中谷 儀一郎*; 木村 純一*; 澤口 政人*; 木名瀬 栄; 斎藤 公明

no journal, , 

近年、核医学診断では、陽電子放射断層撮影(PET)検査が広く利用され、クリニカルPETとして普及している。ポジトロン放出核種の実効線量定数は、核医学診断で広く使用されている核種$$^{99m}$$Tcの約8倍であるため、今後のポジトロン核種を用いる検査の発展には、十分な防護がなされなければならない。このため、PET施設における放射線防護,安全確保が課題であり、PET施設の放射線遮へい材として含鉛ガラスに注目が集まっている。われわれは、英国ピルキントン社製の2種類の含鉛ガラスの放射線遮へい能評価の依頼を受け、本研究において、含鉛ガラスの$$^{18}$$F(511keV)に対する放射線遮へい能評価を、実測及びモンテカルロシミュレーション計算評価にて行った。本研究の結果、実測値とモンテカルロシミュレーション値との実効線量透過率を算出し、今回評価した含鉛ガラスには十分な防護効果があることを確認した。さらに、$$^{137}$$Cs(662keV), $$^{60}$$Co(1.17, 1.33MeV)に対する遮へい能評価を行い、同様の防護効果があることを確認した。

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