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能沢 正雄
原子力工業, 16(10), p.6 - 32, 1970/00
原子炉によって得られる熱を発電以外の目的にも利用しょうという考えは,古くから提唱されてきている。たとえば,海水脱塩,地域暖房,工場への水蒸気供給などについてはすでに海外で実際に行なわれている。
能沢 正雄
日本原子力学会誌, 11(10), p.639 - 648, 1969/00
新しい炉型の原子炉を開発するときは通常,実験炉,原型炉,実証炉の順に出力の大きい炉を作って試験を重ね,実用炉に至る過程をとる。高速実験炉は日本で高速増殖炉を自主開発するために構想されたものである。現在,勣燃事業団が高速実験炉を設計,建設,運転およびこのための研究開発を行うことになっているが,この高速実験炉のもとになる概念は1965年に原研でまとめられた100MW高速実験炉予備設計(1)に始まっている。
川島 俊吉*; 能沢 正雄*; 井上 晃次*; 尾尻 洋介*; 斉藤 仲三*
PNC TN241 68-15, 117 Pages, 1968/11
フランス原子力公社との高速実験炉に関する協定にもとづき,昭和43年10月7日から10月18日まで,CEAおよびSaclay原子力研究所に滞在し,主として第2次概念設計書の説明を行ない,フランスチェックの口火を切った。10月21日から10月23日までは,Cadaracheに滞在し,見学討論をしたが,21,22日は日本からのメーカー・グループと合流して見学した。なお,その後,メーカー・グループと共に英国にわたり,CulchethおよびEnglish Electric Co.に行った。本報告は以上をまとめたものである。
能沢 正雄; 野本 昭二; 石川 寛
日本原子力学会誌, 4(7), p.463 - 480, 1962/00
増殖することなしには、UおよびTh資源は有効にその大部分を利用し得ない。このことはよく知られている。しかしいくら原子炉内で燃料の増殖が生じていようとも、そこでできた燃料がまたつぎに原子炉へ再投入され、増殖が循環的に行なわれてゆくことが実証されなければ全資源の有効化は望めない。このことはたんに原子炉内で増殖が確保されるのみでなく、この循環に必要な化学的、冶金学的再処理法が完成され全休として増殖比が1以上を確保されねばならないことを意味している。もちろん燃料再処理過程の効率の点からみても原子炉で生ずる増殖が高く、またしたがって燃料倍増期間の短くなるほどよいことも事実である。この観点からみて、原子炉内で増殖をいかに有利に生ぜしめるか、またその目標がそれを達成せしめる工学的視野からみて可能かどうかを広く論議することは大切なことといえよう。