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西村 秀知*; 島本 進
JAERI-M 7364, 55 Pages, 1977/10
構造解析プログラムとトロイダル・コイルに対するその適用例について述べた。例としては中規模トロイダル・コイル・システムを選んだ。その結果、補強材中に生じるピークの応力に対して、材料の異方性が無視できないこと、ポロイダル磁場による影響はトロイダル磁場の影響に比べればほとんどないこと、支持部でのバネ定数の影響は小さいこと、また故障コイルの数が多くなるとピーク応力も増加することなどがわかった。なおコイルの節点数が2000ほどの場合には、CPU時間は約40分であった。
西村 秀知*; 島本 進
JAERI-M 6865, 48 Pages, 1977/01
超伝導トロイダル・コイルを開発するに当たり、ある程度小規模のコイルで提案される種々の方式を技術評価する必要がある。この評価を要素コイル・テストと呼ぶ。要素コイル・テストの方法にはクラスター・テスト法、エキセントリック・テスト法等が考えられる。これらのテストの中で最も重要な問題はコイルの応力分布や応力の絶対値を予め計算で求め実験と良く比較してみる事である。本報告は、この目的に沿って、先ず第一に、二次元有限要素法を磁界計算、電磁力計算と結び付けて、クラスター・テスト法、エキセントリック・テスト法でのテストされるコイル中の応力分布のコ-ドの開発について説明し、計算例を示した。