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口頭

複数の手法による未固結堆積物の古流向解析

安江 健一; 郷津 知太郎*; 柳田 誠*

no journal, , 

将来の地質環境の変化を推定するためには、推定する期間より長い過去の傾向を調査研究して、その傾向に基づき推定する方法が考えられ、この場合、その傾向を把握する調査手法の整備が必要である。例えば、過去数十万$$sim$$百万年程度を対象とした断層活動や褶曲運動の消長を時間的・空間的に把握する際には、現在分布する山地や丘陵の形成過程に関する情報が役立つ。この山地や丘陵の形成過程は、周辺に分布する堆積物の後背地の変化や堆積様式の変遷を調べることで明らかにできる。つまり山地や丘陵の形成にかかわるデータを堆積物からいかに多く取得できるかが重要となる。そこで本研究では、堆積物の後背地や堆積様式を把握する手法の整備を目的として、同じ地点で既存の複数の手法を適用し、それぞれの結果を比較した。本報告では、礫種,礫の姿勢,砂層の堆積構造,帯磁率異方性を用いた古流向解析の結果について報告する。

口頭

複数の熱年代学的手法に基づく江若花崗岩体の冷却史とその地質学的意義

末岡 茂; 安江 健一; 丹羽 正和; 花室 孝広; 島田 耕史; 石丸 恒存; 梅田 浩司; 檀原 徹*; 岩野 英樹*; 郷津 知太郎*

no journal, , 

琵琶湖周辺には7つの主要な花崗岩体が分布している。各岩体の岩相や化学成分,放射年代などをもとにすると、琵琶湖南方の4岩体は約70Maに形成された巨大コールドロンの外縁をなしており、琵琶湖の東西に分布する月見山岩体と比叡岩体は約100Maの火山フロントの活動と関連していると考えられている。一方、琵琶湖の北方に分布する江若岩体は、放射年代が1点しか得られていないこともあり、他の6岩体と異なり地質学的な背景には不明な点が多い。本講演では、江若岩体のジルコンフィッション・トラック年代,黒雲母K-Ar年代,ジルコンU-Pb年代を新たに報告する。また、これらの年代をもとに本岩体の形成年代と冷却史を推定し、これらの地質学的意義について議論する予定である。

口頭

敦賀地域江若花崗岩中に分布する破砕帯の冷却史; 複数の熱年代学的手法による制約

末岡 茂; 安江 健一; 丹羽 正和; 島田 耕史; 石丸 恒存; 梅田 浩司; 山田 隆二*; 檀原 徹*; 岩野 英樹*; 郷津 知太郎*

no journal, , 

上載地層のない断層の活動年代の推定には、地球年代学的なアプローチが試みられてきたが、未だに決定的な手法は確立されていない。本研究では、敦賀半島の江若花崗岩中に分布する上載地層のない破砕帯について、フィッション・トラック法(FT法), K-Ar法, U-Pb法を用いて冷却史を推定することで、活動年代の推定を試みた。ジルコンU-Pb年代, ジルコンFT年代, ジルコンFT長の測定結果から、本破砕帯と母岩の冷却史は、約68Maの貫入から、ジルコンFT法の閉鎖温度(210-350度)付近までは共通と考えられる。一方、アパタイトFT年代を見ると、誤差が大きいため不確定要素があるが、破砕帯が相対的に若い年代を示し、より新しい時代の加熱イベントを経験している可能性が浮上した。講演当日は、アパタイトFT長測定の結果を合わせて、加熱の時期や原因についてより詳細な議論を行う予定である。

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