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論文

Counter current "emulsion flow" extractor for continuous liquid-liquid extraction from suspended solutions

柳瀬 信之; 長縄 弘親; 永野 哲志; 野呂 純二*

Analytical Sciences, 27(3), p.325 - 330, 2011/03

 被引用回数:9 パーセンタイル:29.7(Chemistry, Analytical)特願 2008-253779   開放特許情報データベース   公報

単流式「エマルションフロー」液液抽出装置は、有機相へマイクロメータサイズの水相粒子を噴出し2液混合するためのヘッドを有している。しかし、それは実用上の観点からは水相中の粒子成分が穴をふさぐという致命的な欠点となる。本研究では、マイクロメータサイズの有機相の粒子を生成する向流式エマルションフロー装置を適用することによりこの問題を解決した。

論文

Reversed-micellar extraction of strontium(II) from model solutions of seawater

長縄 弘親; 鈴木 英哉*; 柳瀬 信之; 永野 哲志; 野呂 純二*

Analytical Sciences, 27(3), p.321 - 324, 2011/03

 被引用回数:9 パーセンタイル:29.7(Chemistry, Analytical)

原子力施設周辺海域におけるストロンチウム-90のモニタリングのため、海水からストロンチウム2価を濃集するための溶媒抽出法を検討した。陰イオン性界面活性剤であるAOTと分子性抽出剤であるTODGAを含む逆ミセル系を選択し、0.5MNaCl, 0.05MMgCl$$_{2}$$もしくは0.01MCaCl$$_{2}$$を含むモデル海水からのストロンチウム2価の抽出を行った。逆ミセルを形成するAOTと有機配位子(抽出剤)としてストロンチウム2価に配位するTODGAの組合せによって、モデル海水からストロンチウム2価を効率的に抽出できることがわかった。また、本研究では、逆ミセル抽出のメカニズムについても議論した。

論文

New apparatus for liquid-liquid extraction, "emulsion flow" extractor

柳瀬 信之; 長縄 弘親; 永野 哲志; 野呂 純二*

Analytical Sciences, 27(2), p.171 - 174, 2011/02

 被引用回数:14 パーセンタイル:42.63(Chemistry, Analytical)特願 2007-136496   開放特許情報データベース   公報

送液のみで撹拌や振蕩などの外部機械力を必要としない連続的で高効率な液液抽出のための単純で低コストな装置を新規に開発した。この装置は、有機相へマイクロメーターサイズの水相を噴出させてエマルション状態の液体の流れ(エマルションフロー)を発生させるカラム部と、エマルションフローを不安定化させ消滅させる相分離部により構成されている。本研究では硝酸溶液のYb(III)とU(VI)をD2EHPAを含んだイソオクタンに抽出する実験によってエマルションフロー装置の性能を評価した。エマルションフロー装置の混合効率は一般的な液液抽出装置ミキサーセトラーと同等であることがわかった。さらに、エマルションフロー装置は相分離に関して大きな利点を有することが明らかとなった。

論文

Extraction behavior and separation of lanthanides with a diglycol amic acid derivative and a nitrogen-donor ligand

下条 晃司郎; 長縄 弘親; 野呂 純二*; 久保田 富生子*; 後藤 雅宏*

Analytical Sciences, 23(12), p.1427 - 1430, 2007/12

 被引用回数:69 パーセンタイル:88.9(Chemistry, Analytical)

炭素C,水素H,酸素O,窒素NのみからなるCHON型抽出剤は環境調和型の配位子として注目を浴びている。本研究ではこのCHON型抽出剤としてN, N-dioctyldiglycol amic acid (DODGAA)とN, N, N', N'-tetrakis(2-pyridylmethyl)ethylenediamine (TPEN)を用い、ランタノイドの抽出分離について検討した。その結果、DODGAAは重ランタノイドに対して高い抽出能と選択性を有しており、リン酸系抽出剤に匹敵する能力を持っていた。また、TPENにおいては軽ランタノイドに対して前例にないほど高い選択性を示した。さらに両抽出剤を組合せることにより、軽,中,重ランタノイドの相互分離を達成した。

論文

A New "green" extractant of the diglycol amic acid type for lanthanides

長縄 弘親; 下条 晃司郎; 三田村 久吉; 須郷 由美; 野呂 純二*; 後藤 雅宏*

Solvent Extraction Research and Development, Japan, 14, p.151 - 159, 2007/00

特願 2006-157842   開放特許情報データベース   公報

ランタノイドに対する新しい「グリーン」抽出剤として、ジグリコールアミド酸骨格を持つ化合物、DODGAAを合成した。この抽出剤は、炭素,水素,酸素、及び窒素のみからなることから、完全焼却処分が可能であり、なおかつ、水にほとんど溶解しないことがわかった。これらの性質から、焼却処分に伴って生じる廃棄物や水環境汚染の問題を回避できる。DODGAAのランタノイドに対する抽出・分離能力は、同じく完全焼却できるカルボン酸型抽出剤であるVersatic10よりも格段に優れている。また、現在、工業的に広く用いられているが環境にはやさしくはない高性能リン系抽出剤であるPC-88AやDEHPAの抽出・分離性能に匹敵するものであった。

論文

Selective separation of Am(III) from lanthanides(III) by solvent extraction with hydrophobic field of "superweak" anion

長縄 弘親; 鈴木 英哉*; 野呂 純二*; 木村 貴海

Chemical Communications, (23), p.2963 - 2965, 2005/06

スーパーウイーク陰イオンであるTFPB-の「場」の効果によって、「ソフトドナー」抽出剤を用いずともLn$$^{3+}$$からAm$$^{3+}$$を分離することが可能となる。たとえば、この「場」の効果を利用すれば、代表的な「ハードドナー」抽出剤で従来の溶媒抽出系ではAm$$^{3+}$$-Ln$$^{3+}$$間の分離能をまったく示さなかったCMPO(カルバモイルメチレンホスフィンオキキシド)を用いてさえ、硝酸水溶液からAm$$^{3+}$$のみを選択的に抽出・分離することができる。「場」の効果は、TFPB-の脱水和促進作用によってもたらされる。このような「場」の効果によって、ありふれた配位子の潜在的な選択的分離能を引き出すことが可能になる。分子認識化学は狙った化学種に特異的に結合する配位子の開発にたよって発展してきたが、このような「場」の効果の利用は、それとは異なる新しい分子認識の方法論である。

口頭

逆ミセルを利用したランタノイドの抽出と有機相中逆ミセルのサイズ制御

長縄 弘親; 下条 晃司郎; 野呂 純二*; 後藤 雅宏*

no journal, , 

液-液系の有機相で生成する逆ミセルは、有機配位子と組合せることによって、金属イオンに対して優れた抽出能と選択的分離能を発揮する。一方、このような逆ミセルでは、金属イオンの抽出率を保ったまま、そのサイズをコントロールすることが困難であるという欠点があった。本研究では、有機配位子の濃度を大きくすることで、金属イオンの抽出率を保ったまま、逆ミセルのサイズを小さくする方法を紹介する。

口頭

エマルションフローを利用した新しい溶媒抽出装置

長縄 弘親; 柳瀬 信之; 永野 哲志; 三田村 久吉; 野呂 純二*

no journal, , 

特願 2007-136496   開放特許情報データベース   公報

エマルションフローとは、原子力機構において独自に開発した新しい溶媒抽出の手法であり、機械的外力(撹拌,振とうなど)を用いないで2液相混合を行えることから、簡便,低コスト,コンパクト,迅速,高安全性などの優れた特徴を持つ。今回の発表では、エマルションフロー原理を利用した装置を作製して性能評価を行った実験結果、低レベル放射性廃液を浄化(ウランの除去)した例などを紹介する。

口頭

模擬燃料集合体加熱試験における材料分析を用いた評価手法の確立,1; 非移行型プラズマ加熱を用いた模擬燃料集合体加熱試験の概要

阿部 雄太; 中桐 俊男; 山下 拓哉; 野呂 純二*; 松島 朋裕*; 川上 智彦*

no journal, , 

原子力機構では、BWRのシビアアクシデント(SA)事故時に制御ブレード及び燃料ロッドが溶融落下した際に生ずる炉心物質の崩壊・溶融・移行挙動を調査するため、模擬燃料集合体のプラズマ加熱試験を実施している。本報では、模擬燃料加熱試験(CMMR-0)で得られた軸方向温度分布、X線CT撮像並びに材料分析を用いた評価手法を報告する。

口頭

模擬燃料集合体加熱試験における材料分析を用いた評価手法の確立,2; EPMAを用いた広範囲にわたる酸素及びホウ素マッピング分析手法の検討

野呂 純二*; 阿部 雄太; 山下 拓哉; 松島 朋裕*

no journal, , 

原子力機構では、BWRのシビアアクシデント(SA)事故時に制御ブレード及び燃料ロッドが溶融落下した際に生ずる炉心物質の崩壊・溶融・移行挙動を調査するため、模擬燃料集合体のプラズマ加熱試験を実施している。本報では、コンクリートの劣化診断などで広く使われている広範囲EPMA(WDX)に着目し、模擬燃料加熱試験(CMMR-0)試験体を対象に、酸素及びホウ素濃度分布を測定し、その妥当性をLA-ICP-MS等の定量分析で評価した。

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