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報告書

軟岩の長期力学的変形挙動研究(II)

井上 博之*; 吉野 尚人; 宮野前 俊一*; 水谷 和彦*; 野田 兼司*

JNC TJ8400 2004-005, 161 Pages, 2004/02

JNC-TJ8400-2004-005.pdf:18.59MB

本委託業務では,大久保モデルによる岩盤の長期力学的変形挙動評価手法の信頼性向上に資することを目的として,北海道幌延地域で採取された堆積軟岩を対象とした室内試験を行った。また,2002年度までの幌延試錘調査より判明している情報を用いて,幌延原位置試験実施予定領域の環境を想定し,処分坑構築時の空洞安定性評価に関する検討を行った。その結果,熱や乾燥などの試験条件が異なる場合の大久保モデルの各パラメータを多数取得することに成功し,その結果をもとに算出したクリープ寿命と実測のクリープ寿命の比較検討を行うことができた。また,ピットの掘削時,および長期経過後の力学的安定性について解析的な検討を行い,変位や緩み域の進展は,初期の段階で顕著であり,徐々に収束傾向を示す結果を得た。

報告書

軟岩を対象とした長期岩盤挙動研究

井上 博之*; 野田 兼司*

JNC TJ8400 2002-011, 95 Pages, 2002/02

JNC-TJ8400-2002-011.pdf:9.14MB

地層処分システムを考えるにあたり、人工バリアの境界条件となるニアフィールド岩盤の長期力学挙動を適切に評価することが重要である。本研究では、その評価の信頼性の向上に資する目的で、以下3つの事項を実施した。1.大久保モデルによるクリープ問題の評価手法の信頼性向上を目的としてクリープ試験を実施した。実岩石を用いてひずみ速度を変化させた一軸圧縮試験より大久保モデル定数を算定し、その定数を使用して破壊時間を推定したクリープ試験を行った。その結果、大久保モデルによる破壊時間の推定は、供試体のバラツキが影響するものの、ほぼ推定通りとなった。2.ニアフィールド岩盤挙動を把握する目的でトンネル模型装置を製作し実験を行った。試験は1m$$times$$1m$$times$$0.5mの模擬岩盤試験体を使用し、初期応力下で直径15cmのトンネルを掘削した。内空変位量等を計測し、また解体後に硬さ試験を行うことによりゆるみ域を定量的に求めた。その結果、約17.5cmまでがゆるみ域と推定できた。3.深地層研究所における試験方法を検討し、長期的な岩盤挙動の把握を目的とした試験項目として岩石コア試験・ボーリング孔を利用した試験・原位置試験(坑道内を利用、坑道そのもの利用)を示した。また、長期挙動に関する様々な試験を3深度で実施する深地層研究所のレイアウトを示した。

論文

亀裂状媒体水理試験装置による単一亀裂岩体の透水・トレーサー試験

野田 兼司; 内田 雅大

ISRM 8th Congress, 0 Pages, 1995/00

岩盤中の地下水および核種の移行は、花崗岩などの亀裂状媒体においては、亀裂を主要な経路として起きると考えられている。この亀裂中の移行現象は、亀裂の幾何形状と透水性によって影響される。また、移流・分散・マトリクス拡散による遅延効果は、亀裂ネットワーク構造および各亀裂中のチャネリング、亀裂中の液相と接触する亀裂表面積等に影響される。そこで、本研究では、移行経路の基本単位である単一亀裂に着目し、排水側での測定だけでなく亀裂面内での圧力分布、トレーサー濃度分布を測定可能な装置を製作し、亀裂面内の幾何形状とトレーサーの被過曲線との関係をモデル解析を通じて理解する基礎的研究を行うこととした。この試験装置を使用して、50cm立方体の試験岩体内の単一亀裂を対象に透水・トレーサー試験を実施した。その結果、亀裂状媒体の単一亀裂内の流れのチャネリング現象をこの試験装置で把握できるこを確認した。また、亀裂面内の選

報告書

亀裂状媒体水理試験設備(LABROCK試験装置)による人工亀裂岩体を用いた透水性の応力依存性試験

野田 兼司; 内田 雅大

PNC TN8410 94-335, 13 Pages, 1994/10

PNC-TN8410-94-335.pdf:0.49MB

岩盤内の亀裂を流れる地下水及び核種の移行挙動を解明するために,注排水側の測定だけでなく,亀裂面内での圧力分布,トレーサ濃度分布も測定できる設備を試作した。この設備は,垂直荷重負荷・制御装置,透水・トレーサ圧負荷・制御装置,計測装置,データ収録・処理装置から構成され,圧力・濃度・温度の各センサが設置されている。この装置を用いて,平滑な亀裂面を有する岩体と凹凸を有する岩体の二つについて透水・トレーサ試験を実施し,次の結果を得た。1)亀裂の透水性は亀裂に垂直に作用する荷重により変化する。2)物質移行にかかわる亀裂開口幅と三乗則から求められる水理学的開口幅との関係は,平滑面を持つ亀裂では5$$sim$$6倍になる。3)同じく凹凸面を持つ亀裂では9$$sim$$9.5倍になる。

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