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論文

Mechanical properties of pure tungsten and tantalum irradiated by protons and neutrons at the Swiss spallation-neutron source

斎藤 滋; 鈴木 和博; 小畑 裕希; Dai, Y.*

Nuclear Materials and Energy (Internet), 34, p.101338_1 - 101338_9, 2023/03

 被引用回数:2 パーセンタイル:48.47(Nuclear Science & Technology)

固体ターゲットを用いる核破砕中性子源のターゲット材料及び被覆材料は、高エネルギー陽子及び核破砕中性子の照射により損傷を受ける。核破砕条件における材料の照射損傷特性を明らかにするために、スイスのPSIを中心として核破砕ターゲット材料照射プログラム(STIP: SINQ Target Irradiation Program)が進行中である。本プログラムでは、PSIの加速器で各種材料を580MeVの陽子で照射し、参加国がPIEを分担して行っている。原子力機構も照射試料の一部を輸送し、照射後試験を行った。本発表ではSTIP-II試料の中からWとTaの引張り試験の結果を報告する。これらの試料の照射条件は照射温度が130-380$$^{circ}$$C、はじき出し損傷量が10.2-35.0dpaであった。引張り試験の結果、WのうちW-Polyは照射によって脆化し、伸びがほぼ0で、弾性域で破断した。W-Sinは10.2dpa照射後も全伸び約6%を示し、延性を保っていた。Taは、10.3dpa照射試料が0.7-2.6%の全伸びを示したほかは伸びがほぼ0で、弾性域で破断した。

報告書

プルトニウム研究1棟核燃料物質全量搬出作業

伊奈川 潤; 北辻 章浩; 音部 治幹; 中田 正美; 高野 公秀; 秋江 拓志; 清水 修; 小室 迪泰; 大浦 博文*; 永井 勲*; et al.

JAEA-Technology 2021-001, 144 Pages, 2021/08

JAEA-Technology-2021-001.pdf:12.98MB

プルトニウム研究1棟では、施設廃止措置計画に従い管理区域解除に向けた準備作業を進めており、その一環として実施した施設内に貯蔵する全ての核燃料物質の搬出を、令和2年12月のプルトニウム等核燃料物質のBECKYへの運搬をもって完了させた。今後計画されている他施設の廃止措置に活かすため、一連の作業についてまとめ記録することとした。本報告書では、運搬準備から実際の運搬作業の段階まで、核燃料物質使用許可の変更申請のための保管室の臨界評価、運搬容器の新規製作と事業所登録、運搬計画の立案・準備作業及び運搬作業等に項目立てして詳細を記録した。

論文

Experimental validation of tensile properties measured with thick samples taken from MEGAPIE target

斎藤 滋; 鈴木 和博; 畠山 祐一; 鈴木 美穂; Dai, Y.*

Journal of Nuclear Materials, 534, p.152146_1 - 152146_16, 2020/06

 被引用回数:1 パーセンタイル:11.54(Materials Science, Multidisciplinary)

流動鉛ビスマス共晶合金(LBE)中で照射されたMEGAPIE(MEGAwatt Pilot Experiment)ターゲットからT91引張試験片を採取し、照射後試験(PIE)を行った。これらの試験片は照射試験における標準的な試験片と比べて2倍以上の厚さがあり、そのゲージ部の厚さと幅の比(t/w)は標準的な照射用試験片とは大きく異なる。PIEの結果、これらは標準的な試験片と比較して1.5-2.0倍大きな全伸び(TE)を示し、これよりt/wとTEは強く相関していることが示唆された。そこで、未照射の試料を用いて、引張り特性に対するt/wの影響を調べた。その結果、強度と均一伸びにはt/w依存性が見られないが、TEはt/wの増加とともに大きくなることが分かった。さらに実験データに基づいて、TEを様々なt/wの試験片と相関させることで、標準試験片を含む適切なTE値を評価できることを示した。

論文

CHIME monazite dating; Pb analysis on an R$$_{rm R}$$ =100 mm spectrometer and correction of interferences between Th, U, and Pb with natural monazite

清水 麻由子; 柴田 健二*; 鈴木 和博; 末岡 茂; 丹羽 正和

Journal of Mineralogical and Petrological Sciences, 112(2), p.88 - 96, 2017/04

 被引用回数:3 パーセンタイル:9.83(Mineralogy)

ローランド円半径(R$$_{rm R}$$)100mmの分光器を備えたフィールドエミッション電子プローブマイクロアナライザ(FE-EPMA)を用いて、CHIME(Chemical Th-U-total Pb isochron method)年代測定を行った。R$$_{rm R}$$=100mmの分光器は、従来型のR$$_{rm R}$$=140mmの分光器と比較して感度が高く、短時間での測定が可能である。しかしその反面、X線の干渉の影響が大きいことからR$$_{rm R}$$=140mmの分光器に比べて波長分解能が低く、これまではCHIME年代測定に用いることが困難であった。本研究では、天然のモナザイトを用いてX線の干渉補正係数を求めることによりこの問題を克服し、R$$_{rm R}$$=100mmの分光器を使用したCHIME年代測定を可能にした。

論文

JAEA東濃地科学センターのJEOL JXA-8530F FE-EPMAを用いた鉱物分析と年代測定

清水 麻由子; 佐野 直美; 鈴木 和博

名古屋大学年代測定研究,1, p.36 - 43, 2017/03

東濃地科学センターのJEOL JXA-8530F FE-EPMAを用いて、モナザイトCHIME年代測定法の実用化と重鉱物を用いた後背地解析手法の構築を行った。CHIME年代測定では、本装置が備えるH型分光器の利点をいかし従来よりも短時間で測定できるよう、X線の干渉補正係数を求め干渉補正を行った。CHIME年代測定を行う上で問題になるThやUの特性X線の干渉補正には、これらの純物質を測定して補正係数を求めるのが最も近道であるが、日本では法規制によりこれらの純物質が使用できない場合もある。そこで天然のモナザイトの測定データから干渉補正係数を求める方法を考案した。このようにして求めた干渉補正係数を用いて補正を行い、年代既知のモナザイトのCHIME年代を求めた。その結果、誤差の範囲で既存研究の結果と一致した。更に、重鉱物の存在比と化学組成から後背地解析を行う手法も整備した。短時間で可能な限り多くの鉱物粒子を測定するため、1スポットを約3分半で測定できるよう条件を設定した。露頭記載やESR信号測定が既になされている砕屑性堆積物試料にこの手法を適用したところ、これらのデータと整合的な結果を得ることができた。

論文

JAEA土岐地球年代学研究所のJEOL FE-EPMA -JXA-8530F-を用いたジルコンのCHIME年代測定

柴田 健二; 清水 麻由子; 鈴木 和博

名古屋大学加速器質量分析計業績報告書,26, p.126 - 131, 2015/03

EPMAを使ったジルコンやゼノタイムの年代測定(CHIME年代測定)は、年代情報と組成情報を同時にもたらすことから、岩石の年代決定のほか、後背地解析における堆積物の供給源を特定するための強力なツールとなり得る。しかしながら、特性X線の相互干渉が、CHIME年代測定に必要なU, Th, Pb含有量の定量を困難にしている。従来、X線の発生源(分析点)、分光結晶、検出器を結ぶローランド円の半径(R)が140mmの分光器を使用して、高波長分解能化で干渉の影響を軽減させてきたが、近年主流となっているR=100mmの高計数率の分光器を用いて短時間で精度の高い定量を試みた。さらに、日本電子(JEOL)製の電界放出型電子線マイクロアナライザ(FE-EPMA)JXA-8530Fを使って、CHIME年代測定への最適化を検討した。なお、本研究は「地質環境長期安定性評価確証技術開発」の一環として実施したものである。

報告書

照射済燃料被覆管の孔食電位測定用試料作製技術の開発

鈴木 和博; 本岡 隆文; 塚田 隆; 寺川 友斗; 市瀬 健一; 沼田 正美; 菊池 博之

JAEA-Technology 2014-004, 29 Pages, 2014/03

JAEA-Technology-2014-004.pdf:3.66MB

東日本大震災の影響により、東京電力福島第一原子力発電所の2号機, 3号機及び4号機では、緊急冷却策として海水が冷却水として使用済燃料プールへ注入された。海水成分の塩化物イオンは金属材料に孔食を起こす原因物質であることから、使用済燃料プール内の燃料被覆管に孔食が発生・成長した場合、孔食部からの放射性物質の漏えいが懸念される。そこで、海水成分を含む使用済燃料プール水における燃料被覆管の閉込機能の健全性を評価するため、照射済燃料被覆管の孔食発生条件を孔食電位測定により調査することとした。本報告では、高放射性の使用済燃料から孔食電位測定用の試料を作製する技術の開発について報告する。専用機器の開発と作製手順の確立により、専用施設でのマニプレータによる遠隔操作によって、照射済燃料被覆管の孔食発生条件の調査を可能とした。

報告書

原研大洗サイトにおける鉛直アレー地震動観測データベース

蛯沢 勝三; 山田 博幸; 堤 英明*; 柴田 勝之; 安藤 和博*; 馬場 治; 鈴木 偉之

JAERI-Data/Code 2001-009, 96 Pages, 2001/03

JAERI-Data-Code-2001-009.pdf:4.14MB

原研では、大洗研究所に高温工学研究炉(HTTR: High Temperature Engineering Test Reactor)を建設するにあたって、地震時の敷地基盤の振動特性を把握するために加速度地震計4台(GL-1.2m,GL.-31m,GL.-95m,Gl-174m(せん断波速度Vs: 1020m/sの地盤))からなる鉛直アレー地震動観測システムを設置し、1987年12月から観測を開始した。観測は、東西(EW),南北(NS)の水平2成分と鉛直(UD)1成分からなるサーボ型加速度計である。2000年3月までに71地震を観測した。これらのデータは、(財)震災予防会のフォーマットで整理している。本報告書は、1987年12月から2000年3月までの鉛直アレー地震動観測システムによって得られた観測地震動をデータベースとしてまとめたものである。観測記録に加えて、敷地内地盤のせん断波速度等の物性値や観測地震動の周波数特性も集録している。

論文

CHIME Dating of monazite from pelitic hornfels of the Kurihashi Granodiorite,Kitakami Mountains

鈴木 和博*; 吉田 英一; 天野 健治

名古屋大学理学部紀要, , 

釜石原位置試験場での研究対象岩種となっている栗橋花コウ閃緑岩の形成年代は,従来Rb-Sr法によって測定されたのみで,またその年代も120$$sim$$130Ma程度と曖昧なものであった.今回,名大鈴木教授との共同研究(客員研究員)によって,先生が開発したCHIME法で年代を測定した結果,117$$pm$$2.0Maの精度での年代を得た.本論では,それらの年代の測定結果と妥当性について報告するものである.

口頭

CHIME monazite dating using FE-EPMA equipped with R=100 mm spectrometers

柴田 健二; 清水 麻由子; 鈴木 和博; 末岡 茂; 丹羽 正和

no journal, , 

日本原子力研究開発機構東濃地科学センターに導入されたJEOL JXA-8530F FE-EPMAを用いてモナザイトのCHIME年代測定を試みた。U-Pb年代が報告されているCooma花崗岩(432.8$$pm$$3.5Ma)と江若花崗岩(68.5$$pm$$0.7Ma)を用いて、当センターで得られたCHIME年代値の信頼性を確認した。その結果、Cooma花崗岩は425$$pm$$25Maであり、江若花崗岩は67$$pm$$7Maで、いずれも誤差の範囲で一致した年代値が得られた。以上の結果より、JEOL JXA-8530F FE-EPMAを用いたCHIME年代測定法が確立できたと判断できる。

口頭

BWR燃料被覆管の強度特性に及ぼす温海水浸漬の影響評価

鈴木 和博; 豊川 琢也; 本岡 隆文; 塚田 隆; 上野 文義; 寺川 友斗; 鈴木 美穂; 市瀬 健一; 沼田 正美; 菊池 博之

no journal, , 

80$$^{circ}$$C人工海水を用いた浸漬腐食試験で耐食性を確認した照射済BWR燃料被覆管を用いて、温海水浸漬履歴による強度特性変化の有無を引張試験で調査した。温海水非浸漬の燃料被覆管の引張強度データとの比較により、温海水浸漬履歴による強度特性変化はなかった。

口頭

リング圧縮試験による酸化・急冷した高燃焼度燃料被覆管の延性評価

永瀬 文久; 中頭 利則; 鈴木 和博; 更田 豊志

no journal, , 

LOCA条件を模擬した総合試験で破裂後に高温酸化と急冷を経験させた高燃焼度燃料被覆管等の延性をリング圧縮試験により評価した。約500ppm以上の水素を吸収し1270K以上で酸化された被覆管では低い酸化量でも延性が著しく低下したが、水素吸収以外の高燃焼度化の影響は小さい。LOCA時の被覆管健全性に関し、リング圧縮試験は総合試験より厳しい基準を与えると考えられる。

口頭

希釈人工海水での照射済ジルカロイ2の孔食電位測定,1; 孔食電位測定用試料作製技術の開発

鈴木 和博; 本岡 隆文; 塚田 隆; 寺川 友斗; 市瀬 健一; 沼田 正美; 菊池 博之

no journal, , 

沸騰水型原子炉で照射されたジルカロイ2被覆管の孔食挙動を電気化学的手法により調査するため、孔食電位測定用試料作製技術の開発を行った。専用装置の製作と試料作製手法の確立により、高線量である照射済ジルカロイ2被覆管に対して、WASTEFホットセル内での遠隔操作による孔食電位測定を可能にした。

口頭

希釈人工海水での照射済ジルカロイ2の孔食電位測定,2; 照射済ジルカロイ2の孔食電位

本岡 隆文; 鈴木 和博; 寺川 友斗; 塚田 隆

no journal, , 

沸騰水型原子炉で照射されたジルカロイ2について希釈人工海水中における孔食挙動として電気化学的手法により孔食電位を調査した。照射済Zry-2被覆管(燃焼度約50GWd/t)から試験電極を作成した。8倍希釈人工海水中にて孔食電位測定を行い電位-電流密度曲線において電流が急上昇する電位を孔食電位とした。炉内照射で形成された酸化皮膜に傷が付いた場合、その孔食電位への影響を評価するため、線状の傷を付けた試験電極でも測定を実施した。酸化皮膜に傷のない照射済材は1Vを超えても孔食は発生しなかった。傷を付けた照射材は非照射材とほぼ同じ孔食電位(約0.2V)であった。これらのことから、照射時に形成された酸化皮膜は孔食発生を困難にしていることがわかった。

口頭

希釈人工海水での照射済燃料被覆管の孔食電位測定

小松 篤史; 本岡 隆文; 鈴木 和博; 寺川 友斗; 沼田 正美; 菊池 博之; 塚田 隆

no journal, , 

希釈人工海水中での照射済燃料被覆管(Zry-2)の孔食挙動を孔食電位測定により調査した。未照射材に比べ孔食電位は高くなった。表面傷の有無が孔食電位値に影響したことから、照射時に形成された酸化皮膜が塩化物イオンによる孔食発生の障壁となっていることが明らかとなった。

口頭

Corrosion behavior and mechanical property of spent fuel cladding tube immersed in warm artificial seawater

本岡 隆文; 鈴木 和博; 鈴木 美穂; 豊川 琢也; 木村 康彦

no journal, , 

福島事故時に1F4燃料プールに保管されていた燃料について、海水注入による使用済燃料被覆管への腐食影響を調査する目的で、事故当初の燃料プール環境を模擬した80$$^{circ}$$Cの人工海水に300時間浸漬した使用済被覆管に対して、外観検査・金相試験・機械的強度試験を実施した。外観検査および金相試験で、海水浸漬による腐食影響は認められなかった。また、引張強度は、未浸漬のものと同等であった。

口頭

EPMAを用いた東海層群土岐砂礫層の重鉱物の存在比・化学組成と後背地の解明

清水 麻由子; 佐野 直美; 安江 健一; 柴田 健二*; 丹羽 正和; 鈴木 和博

no journal, , 

堆積物中の重鉱物は、風化に強く残留することから、後背地を推定する有力な指標である。固溶体を作る重鉱物の化学組成は後背地の岩体ごとに固有の値を持つことから、重鉱物の種類や存在比に加えて化学組成を知ることにより、より詳細な後背地解析が可能になる。本研究では、岐阜県東濃地域の東海層群土岐砂礫層の試料を対象に、EPMAを利用して鉱物の化学組成を分析し、同時に鉱物種の同定や存在比の計測を実施した。その結果、土岐砂礫層の下部と上部ではイルメナイトの存在比に違いが見られた。この違いは土岐砂礫層の礫種の違いと整合的である。また、イルメナイトのMnO量およびジルコンのY$$_2$$O$$_3$$量の違いや先行研究の分析値との対比から、試料採取地の土岐砂礫層は主要な後背地岩体が濃飛流紋岩(下部)から苗木・上松花崗岩(上部)に移行したと考えられる。

口頭

放射性廃棄物減容機の開発

市瀬 健一; 桜庭 直敏; 鈴木 和博; 宮田 精一; 古宮 友和; 西 雅裕; 喜多川 勇; 沼田 正美

no journal, , 

廃棄物安全試験施設(WASTEF)では、施設の運転保守・照射後試験に伴い発生する放射性廃棄物の低減化対策の一環として、$$beta$$$$gamma$$廃棄物及び$$alpha$$廃棄物用放射性廃棄物減容機の開発を実施した。試作機の設計・製作,モックアップ試験による操作性及び減容効果の確認・改良並びに実用化について報告する。

口頭

FE-EPMAによるCHIMEモナザイト年代測定

柴田 健二; 清水 麻由子; 鈴木 和博; 末岡 茂; 丹羽 正和

no journal, , 

先新第三紀の岩盤の構造・温度履歴を明らかにすることは、地殻変動が活発な日本列島における高レベル放射性廃棄物の地層処分にとって重要であり、これらの解明には砕屑物の年代スペクトルが有効となる場合がある。そこで東濃地科学センターでは、FE-EPMAを用いたCHIME(Chemical Th-U total Pb Isochron Method, Suzuki and Adachi, 1991)年代測定技術を整備した。本手法は数$$mu$$の高い空間分解能を有しており、例えば、微小な砕屑性モナザイト粒子の累帯構造に対応した年代測定を行うことが可能である。本研究では、年代既知の花崗岩中のモナザイトのCHIME年代測定を実施しFE-EPMAによる本測定法の信頼性を確認した。

口頭

The Progress of the CHIME monazite dating on JXA-8530F FE-EPMA equipped with R = 100 mm spectrometers

清水 麻由子; 柴田 健二; 鈴木 和博; 末岡 茂; 丹羽 正和

no journal, , 

日本原子力研究開発機構東濃地科学センターに導入されたJEOL JXA-8530F FE-EPMAを用いてモナザイトのCHIME年代測定を行った。U-Pb年代が報告されているCooma花崗岩と江若花崗岩を用いて、当センターで得られたCHIME年代値の信頼性を確認した。その結果、いずれも誤差の範囲で一致した年代値が得られたことから、JEOL JXA-8530F FE-EPMAを用いたCHIME年代測定法が確立できたと判断できる。本発表では新たに測定を行ったSteenkampskraalのモナザイトのCHIME年代を紹介する。また、このFE-EPMAを用いて重鉱物を迅速に同定することのできる手法も併せて開発したので、詳細を報告する。

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