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桜井 明; 長岡 幸男; 森下 悟; 和達 嘉樹
日本原子力学会誌, 17(1), p.27 - 30, 1975/01
放射性核種に Cs、CoおよびCeを含む低レベルの放射性汚染海水64mを、凝集沈殿処理装置により二段処理した。第一段処理は、Csの除法を目的としてフェロシアン化銅(Cu〔Fe(CN)〕凝集により、引き続き第二段処理は、CoおよびCeの除去を目的としてアルカリ性にて、リン酸カルシウム(Ca(PO))凝集により行った。その結果、放射性汚染は、第一段処理で最大許容水中濃度の1/10以下以下まで除去され、さらに第二段処理で1/25程度まで除去された。結局、この凝集沈殿二段処理の全除染係数に約10の値を得た。一方、凝集沈殿スラッジは、含水率約90%に減圧脱水され、工学的保管のため200l鋼製容器、すなわちドラム缶内にて、セメントにより固化された。
桜井 明; 長岡 幸男; 和達 嘉樹
日本原子力学会誌, 12(6), p.317 - 321, 1970/00
放射性廃棄物の海洋処分が魚介類に及ぼす影響を調べるため,放射性物質を含む海水中に魚介類を飼って種々の実験をする方法がとられている。したがって,実験に使用した汚染海水は,液体廃棄物として規定の放射能濃度まで除染しなければならない。しかるに,海水は無機塩類をNaClのみでも約2.5%も含むので,蒸発缶による蒸発法やイオン交換樹脂によるイオン交換法などでは,大量の汚染海水を処理するには不適当である。