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論文

Void formation and microstructural development in oxide dispersion strengthened ferritic steels during electron-irradiation

Saito, J.*; 須田 孝徳*; 山下 真一郎*; 大貫 惣明*; 高橋 平七郎*; 赤坂 尚昭; Nishida, M.; 鵜飼 重治

Journal of Nuclear Materials, 258-263(Part 2), p.1264 - 1268, 1998/10

 被引用回数:40 パーセンタイル:92.83(Materials Science, Multidisciplinary)

異なった再結晶処理を施したODSフェライト鋼の照射損傷のため,超高圧電子顕微鏡にて12dpaまで電子線照射した。再結晶処理により転位密度は減少したが,分散粒子は大きさ,数密度ともに明確な変化は無かった。再結晶材を電子線照射した結果,分散粒子は安定に存在し,転位密度もほぼ一定であったが,少量のボイド形成が認められた。しかし加工材ではボイド形成が減少したことから,高密度の転位はボイドの抑制効果があることが確認された。

報告書

ODSフェライト鋼の照射特性に関する研究; 電子線照射による再結晶処理と冷間加工の効果の検討

大貫 惣明*; 斉藤 順*; 高橋 平七郎*; 鵜飼 重治; 須田 孝徳*; 山下 真一郎*; 赤坂 尚昭

PNC TY9600 98-002, 24 Pages, 1998/03

PNC-TY9600-98-002.pdf:1.6MB

ODSフェライト鋼の耐照射特性を検討するために、種々の処理を行った材料を電子線照射し、その照射特性を評価した。電子線照射は超高圧電子顕微鏡にて、670-720Kで12dpaまで行った。ODSフェライト鋼は基本的に耐スエリング性を有する材料であるが、その挙動は材料の処理条件に依存して変化した。スエリングのピーク温度はおよそ700Kであり、最大のスエリングは約0.8%であった。高温の再結晶処理した試料では、照射により$$alpha$$'相の形成が促進された。再結晶化処理後の冷間加工は、高密度の転位を導入することから、スエリング抑制に効果的である。メカニカルアロイング時に使用する不活性ガスをArガスからHeガスに変えるとスエリングは低下する。以上の結果から、酸化物分散強化型ODSフェライト鋼のボイド形成挙動は、転位密度、分散粒子、ガスバブルなどに強く関連することが明らかになった。

口頭

ODS合金中の複合酸化物分散に及ぼす第三元素の効果; 濃度依存性

内多 陽介*; 長井 利泰*; 須田 孝徳*; 橋本 直幸*; 大貫 惣明*; 柴山 環樹*; 山下 真一郎; 赤坂 尚昭

no journal, , 

優れた耐照射性と高温強度を示すODSフェライト鋼は、原子炉心部の構造材料として期待されている。しかし、酸化物粒子のナノ構造やその分散制御の研究は十分ではなく、Ti, Hf, その他の元素が有効なことが判明しつつある。本研究の目的はODS合金中に添加した微量元素の濃度依存性を明らかにすることである。Ti, Hfを0.2$$sim$$0.9at%の範囲で添加したFe-9Cr基のODS合金粉末をMA法により作成し、1150$$^{circ}$$C$$times$$2hrでアニールした。これらにニッケル無電解めっき,機械研磨の後直径3mmのディスクを電解研磨にしてTEM観察用試料とした。Hf, Ti添加によりナノ酸化物粒子の析出が確認され、これらは、電子回折からそれぞれY$$_{2}$$Hf$$_{2}$$O$$_{7}$$, Y$$_{2}$$Ti$$_{2}$$O$$_{7}$$であることがわかった。平均粒径を比較したところ、Hfでは0.2at%, Tiでは0.9at%で最小となった。このことから、粒子分散は元素と濃度に依存して最適値があることがわかった。さらに、複合酸化物の物性と形成原因について検討する予定である。

口頭

ナノ粒子分散強化オーステナイト鋼の創成の基礎研究; 照射欠陥クラスター形成に及ぼすナノ酸化物粒子分散の効果

山下 真一郎; 大塚 智史; 渡部 雅*; 内多 陽介*; 須田 孝徳*; 橋本 直幸*; 大貫 惣明*; 柴山 環樹*

no journal, , 

耐熱性・耐照射性に優れるSUS316相当鋼(PNC316)を母材としたオーステナイト系ナノ粒子分散強化鋼開発の基礎研究の一環として、アトライター式ボールミル方式で機械的に合金化した試作材の照射試験を行い、微細組織変化を評価した。ナノ粒子分散強化試作材の照射後組織には、いずれの照射条件においても、照射により形成したボイド組織が認められた。また、これらボイド組織の大部分はナノ粒子界面に付着して存在していることも明らかとなった。微細組織観察データを統計的にまとめた結果から、ボイド径や数密度は照射温度に依存した傾向があり、照射下ではナノ粒子界面で優先的にボイド形成していることが示された。これらのことから、オーステナイト系母相中へのナノ粒子の最適分散により、既存のオーステナイト系ステンレス鋼以上のボイドスエリング抑制効果の可能性が示唆された。

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