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論文

Ejected electron spectra from highly excited states in high-energy collisions of O$$^{q+}$$ with He

川面 澄*; 高広 克巳*; 今井 誠*; 左高 正雄; 小牧 研一郎*; 柴田 裕実*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 205, p.528 - 532, 2003/05

 被引用回数:4 パーセンタイル:33.69(Instruments & Instrumentation)

東海研タンデム加速器を利用し高エネルギー領域における0度電子分光法により、ヘリウム原子との衝突による、酸素多価イオン(電荷3$$^{+}$$から5$$^{+}$$)からの放出電子スペクトルを測定し、オージェ電子とコスタークロニッヒ電子を同定した。低エネルギー領域においては励起状態は電子捕獲によって励起が起こりやすいが、高エネルギー領域では高励起状態は電子励起で起こりやすい。われわれは低エネルギー衝突による励起と比較し、オージェ電子スペクトルは低エネルギー衝突の場合とは異なっている。コスタークロニッヒ電子スペクトルでも低エネルギーの場合とは異なり、高エネルギー領域では励起状態は比較的低角運動量状態にあることを見いだした。

論文

Improvement in surface roughness of nitrogen-implanted glassy carbon by hydrogen doping

高広 克巳*; 竹島 直樹*; 川面 澄*; 永田 晋二*; 山本 春也; 鳴海 一雅; 楢本 洋

JAERI-Review 2001-039, TIARA Annual Report 2000, p.188 - 189, 2001/11

窒素イオン注入によるガラス状炭素の表面改質の研究において、表面粗さの増大が問題になった。そこで、非晶質炭素の結合状態を変更するため、水素イオンの追加注入による効果を調べた。実際の実験では、水素イオン注入の代わりに重水素イオンを注入して、結合状態と表面粗さとの相関を調べた。その結果、炭素-窒素の結合状態は表面粗さの増大に関係し、一方水素を付加的に導入すると、炭素,窒素及び水素が3元系の化合物を作り、その結果表面平滑性が保たれることを見出した。

論文

Formation of AgCl nanocluster by sequential implantation

高広 克巳*; 永田 晋二*; 山本 春也; 山口 貞衛*; 楢本 洋

JAERI-Review 99-025, TIARA Annual Report 1998, p.143 - 145, 1999/10

Ag及びClイオンをSiO$$_{2}$$$$alpha$$-Al$$_{2}$$O$$_{3}$$に室温で注入して、その存在状態を、RBS、X線回折、光吸収で調べた研究であり、以下の結論を得た。(1)室温注入でも、AgとClは固相反応して、AgClの超微粒子を形成した。(2)Clは、AgClの形成に関係するだけでなく、Ag自身の析出過程にも影響する。

口頭

イオン照射による炭素表面上のリップル形成

高広 克巳*; 川面 澄*; Zhang, K.*; Rotter, F.*; Schwen, D.*; Ronning, C.*; Hofs$"a$ss, H.*; Krauser, J.*; 永田 晋二*; 山本 春也; et al.

no journal, , 

スパッタリングにより炭素材料表面上に周期的リップル構造が形成されることが知られている。このリップル構造に及ぼす炭素材料表面の化学結合状態の影響を調べるため、炭素同素体材料である熱分解黒鉛(HOPG),単結晶ダイヤモンド,四面体結合非晶質炭素について、法線に対して30$$^{circ}$$傾いた方向から5keVのXe$$^{+}$$を2$$times$$10$$^{17}$$cm$$^{-2}$$照射し、試料表面をスパッタリングした。その結果、HOPGで波長100nm程度のリップルが形成されたが、その他の試料では形成されなかった。電子エネルギー損失分光で調べると、いずれの試料にも同程度の原子密度を有する非晶質炭素層が形成されていた。このことから、リップルの形成にはHOPGの表面の化学結合状態が関与していることが初めて明らかになった。

口頭

Optical property of gold nanoparticles modified by plasma exposure and sputtering

川口 和弘; 高広 克巳*; 山本 春也; 吉川 正人; 永田 晋二*

no journal, , 

Auナノ粒子の局在型表面プラズモン共鳴(LSPR)により吸収される可視光の波長や強度は、Auナノ粒子表面の雰囲気によって変化する。このAuナノ粒子の性質を応用して、揮発性有機物を検知する材料開発が行われているが、大気中に置いたAuナノ粒子の表面には不純物が付着するため、吸収される可視光の波長や強度が変化してしまう。本研究では、Arプラズマ及び低エネルギーのArイオン照射を用いて、Auナノ粒子の形態を変化させずにその表面に付着した不純物を除去する方法を検討した。Arプラズマ処理及び加速エネルギー0.4keVのArイオン照射を行うと、観測される可視光吸収のピークが短波長側へと移動した。これらの処理を行う前後で走査型電子顕微鏡によりAuナノ粒子を観察したところ、その平均粒径や形の変化は見られなかったが、X線光電子分光スペクトルの測定を行うと炭素系不純物に由来したピーク強度が減少していた。これらの結果から、Auナノ粒子の形態を変化させずに表面に付着した不純物を除去する方法として、プラズマ処理及び低エネルギーイオン照射が有効であることがわかった。

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