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論文

Atomistic modeling of hardening in spinodally-decomposed Fe-Cr binary alloys

鈴土 知明; 高見澤 悠; 西山 裕孝; Caro, A.*; 外山 健*; 永井 康介*

Journal of Nuclear Materials, 540, p.152306_1 - 152306_10, 2020/11

 被引用回数:9 パーセンタイル:75.12(Materials Science, Multidisciplinary)

熱時効したFe-Cr合金はスピノーダル分解によって硬化を引き起こし、これはいわゆる475C脆性の直接的な原因である。スピノーダル分解が原子的相互作用によってどのように硬化を引き起こすのかを示すため、数値シミュレーションと実験を実施した。数値的な結果では、硬さが短距離秩序(SRO)パラメーターと比例することを示され、実験でもこの関係を統計誤差内で再現した。どちらの結果も、隣接するCr-Cr原子ペアが本質的に硬化を引き起こすことを示唆した。なぜなら、SROがそのようなペアの出現確率に一意的に依存しているからである。硬化の主な原因がそのようなCr-Crペア付近を通過する転位のピン止め効果であることが示唆されたが、このアイデアはさらなるモデリング研究により裏付けられた。

論文

Imaging of the Mozumi-Sukenobe fault, Hida district, central Japan, by the seismic reflection method

伊藤 谷生*; 津村 紀子*; 竹内 章*; 石丸 恒存; 高見 明*; 井川 秀雅*; 駒田 希充*; 山本 修治*; 菊池 伸輔*; 宮内 崇裕*; et al.

Geodynamics of Atotsugawa Fault System, p.17 - 24, 2007/00

1995年の兵庫県南部地震以降、地震発生域における活断層の構造解明に関心が拡がる中で、地下構造解明の有力な手段である反射法地震探査を高角な断層に適用する方法の開発が急務となっていた。こうして、詳細な地下構造情報が得られている神岡鉱山を通過する茂住祐延断層をターゲットに1995年11月、準3次元的な反射法探査の実験が行われたのである。実験は、同断層が走向N65E,傾斜84SEであることを明らかにしたが、同時により詳細な構造解明のためには、オフライン型レコーダの新規開発が必要であることも示した。これを受けて2002年までに同レコーダの開発が行われ、その後の地震探査における強力な武器となっている。この意味で同実験はパイオニアの役割を果たしたのである。

論文

${it In situ}$ hydraulic tests in the active fault survey tunnel, Kamioka mine, excavated through the active Mozumi-Sukenobe fault zone and their hydrogeological significance

野原 壯; 田中 秀実*; 渡辺 邦夫*; 古川 昇*; 高見 明*

Island Arc, 15(4), p.537 - 545, 2006/12

 被引用回数:4 パーセンタイル:13.54(Geosciences, Multidisciplinary)

陸域地下構造フロンティア研究の一環として、茂住-祐延断層を貫く活断層調査トンネルにおいて、活断層の水理地質構造の調査を行った。茂住-祐延断層は、地下では分岐断層として観察される。地表から地下約300mのトンネルまで、主要な水みちとなる導管様の構造が、断層近傍に偏在する。この水みちは、破砕の進んだ断層角礫帯に一致せず、また、断層粘土とも一致しない。共役リーデル剪断面を構成する高角断層が観察されるダメージゾーンと断層角礫の混在部分が、この主要な水みちとなる構造を提供している。この構造は、跡津川断層系における"conjugate Riedel shears"として形成されたことが示唆される。

論文

HTTR水素製造システムの高温隔離弁の開発

西原 哲夫; 榊 明裕*; 稲垣 嘉之; 高見 和男*

日本原子力学会和文論文誌, 3(4), p.381 - 387, 2004/12

原研ではHTTR水素製造システムの研究開発を進めている。本システムの主要な機器の1つに、原子炉格納容器を貫通する高温ヘリウム配管に設置する高温隔離弁がある。高温隔離弁はアングル弁を採用し、基本構造の検討を行うとともに、応力解析を行い、構造健全性を確認した。また、許容漏えい率を定め、それを満足するための弁座構造及び締切荷重を決めるための小型要素モデルを用いたヘリウム漏えい試験を行った。くさび型の弁座は締切回数の増加とともに漏えい量が増加したが、平面型の弁座は締切回数によらず漏えい量はほぼ一定であり、許容値を十分満足するものであった。この結果から、高温隔離弁の弁座は平面型を採用し、締切荷重は30MPaに設定した。

報告書

活断層調査坑道における初期応力測定

武部 晃充*; 東原 雅実*; 高見 明*

JNC TJ7420 2005-067, 132 Pages, 2001/03

JNC-TJ7420-2005-067.pdf:33.3MB

地質環境の長期的な変化を予測するために,活断層の深部構造と断層破砕帯の性質及び断層近傍の応力状態の調査を進めている。その一環として,神岡鉱山の活断層調査坑道において,活断層周辺岩盤の初期応力を水圧破砕法により測定を試みた。

報告書

リボーリングによる乾式破砕法の室内検証試験

武部 晃充*; 東原 雅実*; 高見 明*

JNC TJ7420 2005-060, 211 Pages, 2001/03

JNC-TJ7420-2005-060.PDF:34.25MB

陸域フロンティア研究では,活断層周辺応力場解明の基礎データを取得することを目的とし,乾式破砕応力測定法の開発を実施している。本件は,先に乾式破砕法によるコンクリート供試体や鋼管を使用した室内試験により,乾式破砕法の合理性が明らかになった。今回は,特に地山状態が劣悪で,裸孔の状態では,孔が維持できないケースに適用するリボーリングによる乾式破砕法についてその適用性を検証したものである。

論文

跡津川断層中部で新たに確認された断層露頭(速報)

古川 昇*; 竹内 章; 那須 忠利*; 高見 明*

活断層研究, (20), p.46 - 51, 2001/00

2000年夏に、跡津川の洪水により砂防堰堤が決壊し、改修工事の際に見事な断層露頭が確認された。活断層研究のテストフィールドである跡津川断層の特にクリープ現象を示す断層中部は、多方面からの総合的調査研究が行われている。しかし断層中部については、断層露頭の報告が少なく、本断層露頭の存在は、本断層中部でのトレースをマップスケールで詳細に確定する上で貴重な資料となる。また、本断層露頭から得られた断層波砕帯の各種データは、本断層の他の部位とほぼ同じ傾向を示し、本断層の連続性を示唆するが、個々のすべり面での縦ずれ成分が松田(1966)より大きい。このことは、断層波砕帯全体によるクリープ現象の寄与を意味しているかもしれない。

口頭

放射線グラフト重合法によって機能化した多孔性ポリマーシートを用いる放射性核種迅速分析法

浅井 志保; 間柄 正明; 鈴木 大輔; 篠原 伸夫; 斎藤 恭一*; 須郷 高信*; 高見 実智己*; 白石 久二雄*

no journal, , 

イオン交換基を持つ高分子鎖を付与した多孔性高分子膜の連続孔に試料溶液を透過させると、イオン交換基と溶液中のイオンとが効率よく接触するため、高速透過時も高い回収率を保持できる。本研究では、放射線グラフト重合法を用いてイオン交換基を持つ高分子鎖を多孔性ポリマーシートの細孔表面に付与し、得られたシートをディスク状に裁断してイオン交換カートリッジを作製した。さらに、本カートリッジを尿中U分析へ適用するため、Uの精製に最適な吸着及び溶出条件を決定した。本カートリッジを採用した場合、コンディショニングからU溶出までに要した時間は約20分であり、高濃度の塩(52mg/mL-試料溶液)を含む試料であっても、迅速にUを精製できることがわかった。

口頭

高速増殖実証炉に向けた概念検討と関連技術開発,5; 高速炉用鋼板コンクリート製格納容器技術開発

加藤 篤志; 根岸 和生; 佐藤 健一郎*; 秋山 洋*; 原 裕之*; 岩崎 幹典*; 阿部 岩司*; 時吉 巧*; 岡藤 孝史*; 梅木 克彦*; et al.

no journal, , 

FaCTでは、JSFRに採用する予定の鋼板コンクリート製格納容器(SCCV)の成立性確認にかかわる技術開発を進めている。開発では、実機JSFRの格納容器で想定される温度,圧力条件がSC構造に与える影響を試験及び解析により把握し、SCCVの支持機能及びバウンダリ機能の健全性を検証している。

口頭

Atomistic modeling of hardening in thermally-aged Fe-Cr binary alloys

鈴土 知明; 永井 康介*; 外山 健*; 高見澤 悠; 西山 裕孝; Caro, A.*

no journal, , 

Fe-Ce二元合金の相分離により硬化はいわゆる475$$^{circ}$$C脆性の直接の原因と考えられている。本研究では、スピノーダル分解による硬化現象のモデルを作るため一連の原子論的シミュレーションと参照実験を行った。その結果、シミュレーションによって予測された硬さは短距離秩序パラメータと線形関係にあることが分かった。また、その線形関係は熱時効温度に依存しないことが分かった。ちなみに、これまで硬さと関係が議論されてきたVパラメータと硬さの関係は熱時効温度依存であることも分かった。その結果、短距離秩序パラメータはこの硬化現象を監視するために有効なパラメータであり、それによって材料の寿命予測にも応用できると考えられる。

口頭

Fe-Cr合金の熱時効硬化に関するモデリング研究

鈴土 知明; 永井 康介*; 外山 健*; 高見澤 悠; 西山 裕孝; Caro, A.*

no journal, , 

Fe-Cr二元合金の相分離により硬化はいわゆる475度脆性の直接の原因と考えられている。本研究では、スピノーダル分解による硬化現象のモデルを作るため一連の原子論的シミュレーションと参照実験を行った。その結果、シミュレーションによって予測された硬さは短距離秩序パラメータと線形関係にあることが分かった。また、その線形関係は熱時効温度に依存しないことが分かった。ちなみに、これまで硬さと関係が議論されてきたVパラメータと硬さの関係は熱時効温度依存であることも分かった。その結果、短距離秩序パラメータはこの硬化現象を監視するために有効なパラメータであり、それによって材料の寿命予測にも応用できると考えられる。

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