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丹羽 元; 近藤 悟; 相澤 清人; 佐賀山 豊; 遠藤 寛*; 石田 義政*
2nd International Conference on Non-Proliferation Problems, 0 Pages, 1998/00
FBRの実用化を目指すにおいては、エネルギー生産、燃料増殖、MA/FPの消滅と合わせて高い安全性を同時に兼ね備えることが必要であり、これを整合性をもって実現させる原子力エネルギーシステム(SCNES:Self-consistent Nuclear Energy System)を提案してきた。FBRにおいて高い安全性を追求するためには、炉心損傷時の再臨界による即発臨界超過事象の排除が重要課題と考えられている。再臨界排除の見通しを早期に見極める目的で、その達成が比較的容易と考えられる内部ダクト付集合体(FAIDUS:Fuel Assembly with Internal DUct Structure)を考案した。これは大型の燃料集合体の中に制御棒案内管をも兼ねる内部ダクトを設置するものであり、炉心損傷時には溶融燃料が1次元的な運動により早期に炉心外へ排出されることを狙ったもので、大規模な燃料の移動による反応度挿入・即発臨界超過の発生を阻止する機能を果たすことが期待されている。その有効性を
相澤 清人
International Conference on Design and Safety of Advanced Nuclear Power Plants (ANP '92), p.30 - 31, 1993/12
None
相澤 清人; DR.A.E.WAL*; MR.J.I.SAC*
International Conference on Design and Safety of Advanced Nuclear Power Plants (ANP '92), 3, 30-1 Pages, 1992/10
None
山口 彰; 丹羽 元; 島川 佳郎; 山岡 光明; 月森 和之; 相澤 清人
International Conference on Design and Safety of Advanced Nuclear Power Plants (ANP '92), 3, p.30.4.1 - 30.4.9, 1992/10
動燃事業団において開発されている高速炉用計算コ-ド群を用いて米国の高速実験炉FFTFで計画されているフェ-ズIIB受動的安全性試験の解析を実施した。計算コ-ドが,受動的安全性評価に利用可能であることが示され,またコ-ドの検証に有益なデ-タが得られるべく試験に対する提言をまとめた。これらの解析結果,及び試験デ-タに立脚すれば,今後のFBR開発において受動的安全性をより活用することも可能となる。
相澤 清人
Proceedings of International Conference on Fast Reactors and Related Fuel Cycles (FR '91), Vol.2, 17-4 Pages, 1991/00
高速増殖炉に実用化を図るためには、プラントのシンプル化を通じ一層の経済性向上を目指し、合理的な安全設計・安全評価の基準整備を図っていくことが重要である。ここでは、我が国における実用化を目指した安全基準類整備活動について現状をレビューすることとし、主に原安協の「高速炉安全性調査専門委員会」、「高速炉安全基準調査専門委員会」、並びに原子力安全委員会の「原子力施設等安全研究専門部会・FBR検討会」での成果をとりまとめた。構成はI.序、II.主要な安全課題、III.関連する安全研究計画、IV.実証炉のための安全設計方針、V.実証炉のための安全評価方針、VI.まとめとなっている。
相澤 清人
Proceedings of International Topical Meeting on Probability, Reliability and Safety Assessment (PSA '89), p.860 - 872, 1989/00
我が国に於けるPSA関連研究の現状の紹介の一部として、動燃に於ける研究活動をchapter3に記述した。構成は、3・1概要,3・2システム解析コ-ドの開発,3・3信頼性デ-タベ-スの開発,3・4システム解析研究.3・5事象推移影響評価研究,3・6外部事象評価研究,3・7その他(ATR関連研究)より成っている。動燃では、昭和57年以来、「もんじゅ」を対象とした研究開発の一環として、level-3PSAを実施してきている。本研究の目的は、「もんじゅ」プラントの総合的な安全評価が行える確率論的モデルを構築し、これに基づく定量解析により、総合的な評価検討を進め、安全性、信頼性の一層の向上方策を検討することにある。現在、内部起因事象に対するシステム解析、事象推移解析を進め、関連デ-タベ-ス並びに解析手法の開発整備を進めるとともに、地震リスク(外部事象)の評価検討に着手している。
相澤 清人; 可児 吉男; 中井 良大
Proceedings of International Topical Meeting on Probability, Reliability and Safety Assessment (PSA '89), p.182 - 191, 1989/00
原子力プラントの合理的な安全設計オプションを検討する目的で基準プラントや代替プラントの属性を定量的に比較することにより、プラント間の相互比較を行う手法を開発した。本手法では原子力プラントに対して適用されるべき安全目標に対する達成度に関する判断基準として「アプリオリなリスク基準」と「コストベネフィット基準」を統一化して使用することとし、プラント属性として建設コストとリスクコストを選定し、その定量評価に基づいて最適な代替プラントの選択を行う。本手法の高速炉プラントへの適用評価を通じて、本手法が原子力プラントの安全設計の合理性を評価するのに有効であることが確認された。
相澤 清人
原子力工業, 31(4), p.72 - 79, 1985/04
長年に亘る内外の研究開発の成果として、FBRの安全性に係わる主要な現象の把握はかなりの程度達成されつつあると言える。これと共に設計基準外事象の解析用をも含めた各種のFBR安全解析コード類が、大洗工学センター高速炉安全工学部を中心として整備されてきている。本資料では、FBR安全設計・評価上の特徴に触れた後、安全評価技術の現状、安全設計・評価に係わる最近の動向について概説を行っている。現在、次期FBR実証炉建設の機運が高まりつつあるが、運転経験が僅少であること、安全評価は事象の発生頻度とリスクとを総合的に評価すべきであること、及び高い安全性を保持しつつも経済性・運用性の一層の向上を図るべく安全設計・評価の基準を合理的に整備することなどを考慮する必要がある。したがって、その推進に当たっては、PRA手法の導入とデータベース等の整備を中心とした研究開発を着実に進めてゆく必要がある。
相澤 清人
2nd TUV Workshop on Living-PSA-Application, ,
我が国における確率論的安全評価研究、特にリビングPSAと呼ばれる研究の現状について概括する。構成は、1.序 2.我が国の軽水炉PSA適用研究の現状 3.動燃における高速炉PSA適用研究の現状(レベル1 PSA及びレベル2 PSA研究の現状) 4.リビングPSA解析システムの開発(4-1.パソコンベ-スのシステム信頼性解析コ-ドQUEST[動燃] 4-2.パソコンベ-スの高速炉用リビングPSA解析コ-ドLIPSAS[動燃] 4-3.パソコンベ-スのPWR用リビングPSA解析コ-ド[MAPI]) 5.まとめより成り立っている。 本資料の中で、我が国に於いても個別プラントの運転経験やプラント運転状況を反映させたリビングPSAの重要性が認識され、動燃を中心に研究が進められていることを記す。
相澤 清人; 太田 進一*
原安協だより, (111), 3-5 Pages,
高速増殖炉に対する安全性を評価するに当っては、その特微を考慮する必要があり、これ迄こうした観点から重要と思われる研究課題が摘出され、安全研究が行われ、プラント固有の安全特性、受動的安全特性をも組み入れたより高い安全レベルの確保を目指した努力が積み重ねられてきた。本報告では、こうした視点から、最近の高速増殖炉安全研究のトピックスとして、自然循環除熱、ナトリウム沸騰除熱の評価、カーリウムの燃焼とエアロゾル挙動の評価、事故時燃料挙動の評価、炉心局所事故事象推移の評価、仮想的炉心崩壊事故(HCDA)の事象推移の評価、確率論的安全評価(PSA)を取り上げ、現状と今後の展望について概括している。
相澤 清人
原安協だより, (122), 6-10 Pages,
確立論的安全評価(PSA)の適用研究は,概念設計,詳細設計・建設,運転の各段階に従って,国内外で積極的に取り組まれるようになってきている。ここでは,リビングPSAの基本的特性と進め方,海外におけるリビングPSA適用研究の現状,我が国(PNC)における今回はその1で,1.はじめに,2.リビングPSAの基本特性,2-1リビングPSAの要件,2-2リビングPSAで評価に用いられる指標,3.リビングPSAの進め方,3-1実施に当たり準備すべき事項,3-2実施に当たり留意すべき事項という構成で,リビングPSAの基本的特性と進め方について概括している。
相澤 清人
IAEA Technical Committee Meeting on Probabilistic, ,
TMI-2事故、チェルノブイル事故以降、シビアアクシデントの研究並びにシビアアクシデント対策検討の重要性が広く認識されてきている。こうしたシビアクシデントを総合的にひょうかするには確立論的安全評価(PSA)手法の適用が不可欠であって、我が国でも現在、動燃、原研、電力等で原子力発電施設へのPSAの適用研究が進められている。こうした適用検討を実効あらしむるには不確実性に関わる注意深い考慮が肝要であるが、更に安全目標としての確立論的安全基準の適用経験について、安全規制の分野や原子炉プラントの設計や運転保守要領の適切化検討の分野での実例の紹介を行う。
相澤 清人
IAEA Technical Committee Meeting on Probablistic, ,
TMI-2事故、チェルノヴィル事故以降、シビアアクシデントの研究並びにシビアアクシデント対策検討の重要性が広く認識されてきている。こうしたシビアアクシデントを総合的に評価するには確立論的安全評価(PSA)手法の摘要が不可欠であって、我が国でも現在、動燃、原研、電力等で原子力発電施設へのPSAの摘要研究が進められている。こうした摘要検討を実行あらしめるには不確実性に関わる注意深い思慮が肝要であるが、更に安全目標としての確立論的安全基準の整備が重要である。ここでは、我が国に於ける確立論的安全基準の摘要経験について、安全規制の分野や原子炉プラントの設計や運転保守要領の適切化検討の分野での実例紹介を行う。
山口 彰; 丹羽 元; 島川 佳郎; 山岡 光明; 月森 和之; 相澤 清人
Nuclear Technology, (107), 23-37 Pages,
動燃事業団において開発されている高速炉用計算コ-ド群を用いて米国の高速実験炉FFTFで計画されているフェ-ズIIB受動的安全性試験の解析を実施した。計算コ-ドが,受動的安全性評価に利用可能であることが示され,またコ-ドの検証に有益なデ-タが得られるべく試験に対する提言をまとめた。これらの解析結果,及び試験デ-タに立脚すれば,今後のFBR開発において受動的安全性をより活用することも可能となる。
丹羽 元; 近藤 悟; 相澤 清人
Proceedings of International Symposium on Global Environment and Nuclear Energy, ,
この論文ではまず、炉心安全研究の基本的目標を明らかにする為に、将来のLMFBRにおける炉心安全の確保における考え方を整理した。炉心損傷事故の発生頻度の一層の低減と影響の低減とを基本目標として認識し、これを2次的目標、R&D課題へと展開した。この基本目標とR&D課題との関係は、大型FBRの実用化を狙った安全研究計画の基本的骨格となる。次にこの基本的骨格に基づいて、炉内試験を中心として今後の安全性試験研究のニーズを整理した。更に、ここで新たに研究目的として提案された再臨界の排除について述べた。そこでは、これ迄に蓄積された物質移動・相互作用に関する知見を活用する事により、炉心の設計において再臨界を排除することを考え、溶融燃料を炉心外へ排出する為の方策を示し、これを導入した場合に再臨界の排除が容易となることを示した。再臨界排除のために明らかにする必要のある個々の現象について、研究の必要性を明示した。