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論文

${it p}$-chlorophenoxyisobutyric acid impairs auxin response in arabidopsis root

大野 豊; 大浦 千春*; Rahman, A.; Aspuria, E. T.; 林 謙一郎*; 田中 淳; 内宮 博文*

Plant Physiology, 133(3), p.1135 - 1147, 2003/11

 被引用回数:132 パーセンタイル:92.51(Plant Sciences)

PCIB (パラクロロイソ酪酸)はアンチオーキシンとして知られ、オーキシンの作用を阻害する目的で広く使われている。しかし、その阻害作用の分子メカニズムは十分に明らかにされていない。本研究ではPCIBがIAA, 2,4-D及びNAAによるBA-GUS遺伝子の発現誘導を阻害されることを示した。さらにRNAハイブリダイゼーションやRT-PCRの結果からPCIB はオーキシンによる${it Aux/IAA}$遺伝子の発現も抑制することが示された。また、HS::AXR3-GUS形質転換体おけるGUS活性はオーキシンによるAXR3-GUS融合タンパク質の分解促進のためオーキシン添加で阻害されるが、PCIBはオーキシンとは逆にGUS活性を増強させることが明らかとなった。一方、シロイヌナズナ根におけるPCIBの生理的影響を調べたところ、PCIBはIAAによる側根誘導を阻害し、主根の生長や重力に対する反応も阻害することが明らかとなった。以上の結果から、PCIBは、Aux/IAAの安定性によって制御されているオーキシン情報伝達系を阻害し、オーキシンによる植物の生長制御に影響を及ぼすことが示唆された。

論文

GFP accumulation controlled by an auxin-responsive promoter as a non-destructive assay to monitor early auxin response

Aspuria, E. T.; 大浦 千春*; Chen, Q.*; 内宮 博文; 大野 豊

Plant Cell Reports, 21(1), p.52 - 57, 2002/07

 被引用回数:7 パーセンタイル:17.49(Plant Sciences)

オーキシンによる遺伝子発現誘導をモニターする系の改良型を作成する目的で、オーキシン誘導性プロモーターに発光クラゲの発光タンパク質(GFP)遺伝子を連結しシロイヌナズナへ導入した。得られた形質転換体を100nM以上のオーキシンで処理すると、24時間後に根端の伸長帯にオーキシン特異的なGFPの発現がみられた。GFPの発現は蛍光実体顕微鏡で観察でき、プラスチックシャーレを使い無菌状態で育成した個体でも、シャーレの蓋を取ることなく無菌状態のままGFPの発現の有無を判定できた。本システムは新規オーキシン関連変異体を分離するうえで有用であると思われる。

論文

Genetic screening of antiauxin mutants in ${{it Arabidopsis Thaliana}}$

大浦 千春*; Aspuria, E. T.; 大野 豊; 長谷 純宏; 小林 泰彦; 内宮 博文

JAERI-Review 2001-039, TIARA Annual Report 2000, p.67 - 69, 2001/11

アンチオーキシンはオーキシンと類似の構造をもちそれ自身はオーキシン活性を持たないが、オーキシンの受容体との結合を競争的に阻害するものと考えられている。アンチオーキシンを利用することにより、オーキシンの受容に焦点を絞った変異体の探索を行えると考えられる。そこでまずアンチオーキシンのシロイヌナズナの根に対する生理作用を調べた。その結果アンチオーキシンは、オーキシンによる側根形成や遺伝子発現誘導を阻害したが単独でも根の伸張を阻害する生理活性をもつことが明らかとなった。次に、アンチオーキシンの作用機構に関する知見を得るために、イオンビームをシロイヌナズナ種子に照射し、突然変異体を得ることを試みた。約6万個の種子をスクリーニングした結果PCIB耐性株#183が得られた。この突然変異株の生理学的特性を検討したところ、胚軸伸張や側根形成などに異常がみられ、多くのオーキシン関連の変異体と同じような多面的な形態異常が認められた。

論文

Application of real-time RT-PCR quantification to evaluate differential expression of ${it arabidopsis Aux/IAA}$ genes

Liu, J.; 大浦 千春*; Aspuria, E. T.; 大野 豊; 内宮 博文

Chinese Science Bulletin, 46(19), p.1642 - 1645, 2001/10

 被引用回数:1 パーセンタイル:1.82(Multidisciplinary Sciences)

食物試料中のRNAのおおよその定量にはノーザン法や${it in situ}$ハイブリダイゼーション法などが用いられる。本研究ではより正確にシロイヌナズナにおける${it AUX/IAA}$遺伝子群のmRNAを定量するために、SYBR Green Iと特異的プライマーを用いたリアルタイムRT-PCR法を検討した。その結果、100コピーから100万コピー${it AUX/IAA}$mRNAに対し、標準誤差15%以下の直線的な検量線を得ることができた。モデル実験としてさまざまな化学物質や温度で処理したシロイヌナズナにおける5種のAUX/IAA遺伝子の発現量を解析した。本法は植物中の${it AUX/IAA}$mRNAをナノグラムオーダーで定量できるもっとも高感度で簡便な方法である。

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