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武藤 正*; 堤 健一*; 広野 修一郎*; 武田 宏*; 瀬川 猛*
PNC TJ6409 93-001, 164 Pages, 1993/10
安定同位体の利用は医療、農業及び特に各種研究開発において、近年年ごとに需要が増大している。このための同位体濃縮技術は、古典的な電磁分離法や蒸発濃縮法が大部分で、軽元素が多いことと、需要が量的にそれ程大きくないため、遠心分離による同位体濃縮技術は旧ソ連やアメリカ等で試験的規模で行われたに過ぎない。本調査は遠心分離法の安定同位体への利用の可能性を検討したもので、医療関係、農林水産関係、バイオ関係、化学工業関係、核燃料再処理や原子炉材料等を含む原子力関係、及び核融合関係等を対象として、安定同位体に関する利用の状況、市場ニーズ、需要量、生産方法と価格について調査を行ったものである。調査方法としては、科学情報検索システムによるキーワーズによる文献検索及び他の手段により関連文献を収集し、それらの情報を、核種別のフォーマットにまとめると共に、各分野の現状を総括し、最後に遠心分離法の適用性に触れた。
天本 一平; 広野 修一郎*
PNC TN6600 91-066, 86 Pages, 1991/11
平成3年度原子力研究交流制度に基づき、事業団技術者として、インドネシア共和国のインドネシア原子力庁核物質開発センターを訪問し、同センター技術者との研究交流を10月22日より11月4日まで行った。今回の訪問目的は、インドネシアが建設した粗製錬パイロットプラントを順調に稼働させるための技術的検討を行うもので、当初、核物質開発センター側は、特にウラン製錬残液のイオン交換に関する研究交流を希望していた。しかしながら、実際に検討した内容は、ウランのヒープリーチング工程より、イエローケーキの脱水・乾燥工程に至るウラン粗製錬に関する全範囲に及んだ。PNCとしては、核物質開発センター側が抱える諸問題について、これまでに主として人形峠事業所が蓄積させてきた技術や経験を基に解析し、可能な限りのアドバイスを行うと共に、持参した浮選試薬を用いて、ウラン鉱石中の有価鉱物の回収試験を実施し成果を得ることができたが、今回の派遣に核物質開発センター側の問題が全て解決されたわけではないので、引続き、同国に対する研究交流を推進していく必要があるように考えられる。
広野 修一郎
JNC TN6440 2001-004, 243 Pages, 1986/10
標記について10月9日に報告会を開催し、関係者とも討議を活発に行った。報告した内容をまとめて昭和60年度資源部の成果報告とする。資源開発部の採鉱課、鉱石試験室、および製錬課の業務成果は本文に示す通りであるが、採鉱課のウラン浸出、イオン交換術、鉱石試験室の鉱物試験、電解還元、ダム廃止からのウラン、ラジウム除去技術、および製錬課のキレート樹脂によるウラン溶液の精錬、ノンスラッジ廃液処理およびその他いくつかの技術などは、動燃事業団の他部門でも応用し充分に成果をあげうる広範な技術であると考えられる。
広野 修一郎*; 河本 薫明*; 滝 富弘*
PNC TN441 84-04, 44 Pages, 1984/04
オフィサーベーズン鉱石の主要な特性は,多量の微細な低炭化度の炭質物(泥炭)を含有することと,高濃度の塩分を含む地下水3550%程度含有することである。したがって,主としてこれらの特性から,この鉱石の製錬法は,次の様に要約できる。1)鉱石は既に多くの塩分を含有するので,ウラン浸出工程で塩分も浸出液中に溶解し,その塩分は浸出工程に影響を与える。したがって,製錬用水は,純水を必要とする工程以外では,塩分を含む地下水をそのまま使用する。2)鉱石は主として泥炭よりなり,1,200cal/g程度の発熱量を有するので,焙焼によるエネルギーの発生,減容積や固液分離性の改善が考えられる。焙焼により重量は,もとの1/2以下となる。3)溶媒抽出では,塩に影響されない抽出剤として,D2EHPA+TOPO+n-ドデカンやD2EHPA+TNOA+ケロシン等の組合わせが考えられる。
Takada*; 広野 修一郎
PNC TN441 83-03, 12 Pages, 1983/11
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広野 修一郎*; 河本 薫明*; 滝 富弘*; 滝本 定夫*
PNC TN441 83-01, 65 Pages, 1983/08
ダム廃水中のラジウムを吸着剤によって除去が可能かどうかパッチ試験により,市販品のイオン交換樹脂及び電解二酸化マンガン等,26種類について吸着の検討を行った結果,陽イオン交換樹脂およびキレート樹脂10数種類について顕著な吸着能が認められた。そこでさらにこれらの樹脂を用い,カラム試験を行い貫流点(原水濃度)に達するまでの通液量,県管理目標値までの吸着ベッド数,樹脂原単価およびpHの推移を比較した結果5種類の強酸性陽イオン交換樹脂が良好であることが認められたのでこれまでのラジウム吸着試験結果について中間報告する。今後さらに試験検討を行い最終的には12種類の樹脂を選択していきたい。その他逆浸透装置によるラジウム吸着試験を行ったので併せて報告する。
広野 修一郎*
PNC TN441 82-03, 36 Pages, 1983/01
動燃プロセスの実用化を目的として,小型ミキサーセトラー,ミニカラム,パイロットプラントを運転し湿式リン酸からウランを回収するコマーシャルプラントの建設に必要な技術を開発するため研究を実施した。ここに技術開発のための基礎試験及び運転結果について報告する。
広野 修一郎*
PNC TN454 82-03, 85 Pages, 1982/07
世界のウラン資源と世界でおこなわれているウラン製錬法の現状とを概説すると共に,新しい製錬についての開発状況を記述した。今後,ウラン製錬は,製錬から生じる放射性廃棄物の処理に関して,社会的な関心の高まりと共に法的な規制も世界的に厳しくなると予想されるが,現状では廃棄物処理は一般に高コストである。したがって,製錬法と廃棄物処理とを一体にして考えた経済性のよい製錬法の開発が,いそがれるであろう。