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加藤 篤志; 久保 重信; 近澤 佳隆; 宮川 高行*; 内田 昌人*; 鈴野 哲司*; 遠藤 淳二*; 久保 幸士*; 村上 久友*; 鵜澤 将行*; et al.
Proceedings of International Conference on Fast Reactors and Related Fuel Cycles; Sustainable Clean Energy for the Future (FR22) (Internet), 11 Pages, 2022/04
プール型ナトリウム冷却高速炉の概念設計研究を行っている。本検討では、日本の地震対策、原子炉容器の熱流動、崩壊熱除去システムの設計などの主な課題の報告を行う。日本に650MWeのタンク型ナトリウム炉が設置される場合、厳しい地震に対する設計が必要で、原子炉構造を強化している。また、新たに3次元免震システムの開発も進めている。
市川 健太*; 神田 大徳; 吉岡 直樹*; 荒 邦章; 斉藤 淳一; 永井 桂一
Proceedings of 26th International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-26) (Internet), 6 Pages, 2018/07
ナトリウム自身の反応抑制の研究は、液体ナトリウム(ナトリウムナノ流体)中へのナノ粒子分散の概念に基づいてなされた。ナトリウムナノ流体の実験結果から、ナノ流体の水反応の反応速度と反応熱量はナトリウムのそれらより低いことが明らかになった。ナトリウムナノ流体-水反応ジェットのピークの温度の解析モデルは、われわれによって前述の抑制効果を考慮して開発された。本論文では反応ジェットのピークの温度予測に、この解析モデルを適用し蒸気発生器伝熱管断裂(SGTR)事故の隣接した伝熱管損傷の緩和効果の予測方法を準備した。ナトリウムナノ流体がナトリウム高速炉の2次系冷却材のために使われるとして、設計基準事故事象の緩和効果とSGTRの設計拡張状態をこの方法を用いて推定した。その結果、2次系冷却材でナトリウムナノ流体を用いて損傷を受けた伝熱管の数を減らし、SGTR事故によって発生する圧力を抑制する可能性が得られた。
佐甲 博之; 原田 寛之; 坂口 貴男*; 中條 達也*; 江角 晋一*; 郡司 卓*; 長谷川 勝一; Hwang, S.; 市川 裕大; 今井 憲一; et al.
Nuclear Physics A, 956, p.850 - 853, 2016/12
被引用回数:12 パーセンタイル:65.66(Physics, Nuclear)We are designing a large acceptance heavy-ion spectrometer at J-PARC based on a Toroidal magnet to measure hadrons, lepton pairs, and event-by-event fluctuations. We are also designing a closed geometry spectrometer to measure hypernuclei to study weak decays and magnetic moments. In this presentation, the preliminary version of the designed acceleration scheme, as well as the spectrometers and their expected performance and physics results are presented.
町田 晃彦; 本田 充紀*; 服部 高典; 佐野 亜沙美; 綿貫 徹; 片山 芳則; 青木 勝敏; 小松 一生*; 有馬 寛*; 大下 英敏*; et al.
Physical Review Letters, 108(20), p.205501_1 - 205501_5, 2012/05
被引用回数:17 パーセンタイル:67.41(Physics, Multidisciplinary)希土類金属水素化物ではH/M=2及び3の化学量論比組成が存在する。2水素化物は金属格子がfcc構造でその四面体(T)サイトを水素が占有している。八面体(O)サイトも水素が占有すると3水素化物となる。これまでにLaHが高圧下、約11GPaで水素の高濃度相と低濃度相へ相分離することを放射光X線回折によって示した。今回実施したLaDの高圧下中性子回折実験から、相分離の生成物としてNaCl型構造の一重水素化物LaDが形成されることを初めて観測した。第一原理計算及び格子ダイナミクス計算からも高圧下でLaDが形成されることが示された。このNaCl型構造のLaHの発見は水素-金属間相互作用の水素占有サイト依存性の研究の足がかりとなる。
市川 健太*; 荒 邦章; 斉藤 淳一; 戸田 幹雄*; 吉岡 直樹*
no journal, ,
ナノ流体の特性をもとにプラントの設計,運転・制御,保守等の観点から考慮すべき項目を整理し、従来の知見をもとにプラントへの影響を評価した結果、ナノ流体は伝熱性能や流動性などプラント適用上大きな問題がないことが予測された。
斉藤 淳一; 此村 守; 荒 邦章; 戸田 幹雄*; 吉岡 直樹*; 市川 健太*
no journal, ,
ナトリウムの化学的活性度を抑制することを目的にナノ粒子分散ナトリウムの開発を実施している。本報告では、ナノ流体をFBRプラントへ適用した場合に、ナノ粒子の分散に起因して懸念されるプラントへの影響を抽出し、それらについて机上検討した結果について述べる。
鈴谷 賢太郎; 岡村 清人*; 鈴木 謙爾*; 市川 宏*; 小原 真司*
no journal, ,
ケイ素ポリマーの焼成によって作られるSi-C-O繊維の中距離構造をSPring-8における高エネルギーX線(61.6keV)回折と逆モンテカルロ法によって解析した。これまでの解析(Okamura et. al., Key Eng. 352 (2007)65)から、われわれはこの繊維の構造は、SiCとSiO四面体のネットワークから成っており、SiC四面体はSiC結晶と同様に3員環、SiO四面体はSiO結晶と同様に6員環を形成していると予想した。しかし、今回、RMC法により3次元構造を作製し解析したところ、この繊維の基本構造はSiC四面体の3員環が中心のネットワーク構造で、そのSiC四面体の一部がSiO四面体によって置き換わられているということが明らかになった。
市川 健太*; 佐藤 充*; 渡辺 収*; 小竹 庄司*; 上出 英樹; 大島 宏之; 江口 譲*
no journal, ,
JSFRの崩壊熱除去系では、安全性・信頼性の確保及び設備合理化を狙い、革新技術として動的機器に依存しない完全自然循環方式によるDRACS1系統とPRACS2系統のシステム構成を検討している。FaCTプロジェクトで進めている本革新技術について、これまでの採否評価結果を報告する。
斉藤 淳一; 吉岡 直樹*; 市川 健太*; 大山 一弘*; 戸田 幹雄*; 荒 邦章
no journal, ,
本発表では、ナノ流体をFBRプラントへ適用した場合について、原子炉における反応抑制効果の予測・評価、及びFBR冷却材としてのナノ流体適用上の課題の評価を実施したので、それらの結果について述べる。
鈴谷 賢太郎; 小原 真司*; 岡村 清人*; 市川 宏*; 鈴木 謙爾*
no journal, ,
ポリカルボシランの焼成から作られるSi-C-O繊維の構造を高エネルギー解析と逆モンテカルロ法によって可視化することによってその詳細を明らかにした。Si-C-O繊維の基本構造は、Siを中心に4配位したC及びOのSi(C,O)四面体が頂点及び稜共有ネットワーク構造であることが明らかになった。また、原料であるポリカルボシランの構造は、-Si-C-Si-C-の骨格を持つ鎖の畳込み構造が基本構造であることが明らかになった。
町田 晃彦; 服部 高典; 本田 充紀*; 佐野 亜沙美; 綿貫 徹; 片山 芳則; 青木 勝敏; 小松 一生*; 有馬 寛*; 大下 英敏*; et al.
no journal, ,
希土類金属2水素化物は蛍石(CsF)型構造を持ち、水素原子は理想的にはfcc格子を組む金属が作る四面体サイトに位置している。これまでに高圧下放射光X線回折や赤外分光測定によってLaHが高圧下で水素濃度の高い相と低い相の2相に分解することが明らかにされている。この分解前の状態においてfcc金属格子がわずかに歪んだ正方格子となることを発見した。LaHにおいては八面体サイトに侵入した水素が秩序化することで正方格子になると考えられている。したがって、高圧下で観測されたLaHの正方格子への転移や分解反応は四面体サイトから八面体サイトへの水素の格子間移動によるものと考えられる。そこでわれわれはJ-PARC物質・生命科学実験施設においてLaDの高圧下中性子回折実験を実施し、高圧下における水素の位置や占有率の変化を調べた。
町田 晃彦; 本田 充紀*; 服部 高典; 佐野 亜沙美; 綿貫 徹; 片山 芳則; 青木 勝敏; 小松 一生*; 有馬 寛*; 大下 英敏*; et al.
no journal, ,
希土類金属水素化物ではH/M=2, 3の化学量論比組成が存在する。2水素化物は金属格子がfcc構造でその四面体(T)サイトを水素が占有している。八面体(O)サイトも水素が占有すると3水素化物となる。これまでにLaHが高圧下、約11GPaで水素の高濃度相と低濃度相へ相分離することを放射光X線回折によって示した。J-PARC物質・生命科学実験施設のBL21に設置された大強度全散乱装置NOVAでLaDの高圧下中性子回折実験を実施したところ、11GPa以上で低濃度相に由来する回折線を観測した。その結果、相分離によって形成される低濃度相はfcc金属格子のOサイトをDが占有している1重水素化物であることが明らかになった。希土類金属で一水素化物の形成を確認したのは初めてのことである。
吉村 一夫; 相澤 康介; 市川 健太; 森 健郎; 山田 文昭
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の設計基準事故を超える除熱機能喪失を確実に防止するため、主冷却系自然循環又は原子炉容器液位確保策に失敗した場合にも炉心冷却に対応できる独立の対策として、代替崩壊熱除去手段について検討し、プラント動特性解析により炉心冷却性の観点から有効である見通しを得た。
松井 一晃; 吉村 一夫; 相澤 康介; 市川 健太; 山田 文昭
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の設計基準事故を超える除熱機能喪失の一つとして、2箇所の1次冷却材漏えいに起因した原子炉容器(RV)液位低下による主冷却系循環流路の途絶に対し、RV液位計算を実施し、RVへの冷却材補給及び破損孔とRVの隔離を目的とした液位確保対策が有効である見通しを得た。
加藤 篤志; 市川 健太*; 中田 崇平*; 近澤 佳隆; 安藤 将人
no journal, ,
タンク型ナトリウム冷却高速炉の概念検討において、自然循環除熱の活用や除熱方式の多様性確保等を考慮した崩壊熱除去系概念を構築し、原子炉トリップ後の基本的なプラント運用方針を策定した。