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高原 省五; 飯島 正史*; 米田 稔*; 島田 洋子*
Risk Analysis, 39(1), p.212 - 224, 2019/01
被引用回数:5 パーセンタイル:41.13(Public, Environmental & Occupational Health)福島市内において、市役所職員, 老人クラブ, 建設業協会及び農業協同組合の協力の下、個人線量及び被ばく関連要因の測定と調査を実施した。これらの結果に基づいて、線量評価モデルを開発するとともに、汚染の空間的変動性および行動パターンから生じる集団間の違いを考慮して確率論的に線量を評価した。個人線量の評価値を実測値と比較したところ、福島市役所, 老人クラブ及び農業協同組合からの協力者の評価値は実測値とよく一致していた。一方、建設業協会からの協力者については実測値をうまく再現できなかった。建設業では作業内容に応じて被ばくが低減されている可能性があり、これらの低減効果について、さらなる調査が必要である。
高原 省五; 池上 麻衣子*; 米田 稔*; 近藤 均*; 石崎 梓; 飯島 正史; 島田 洋子*; 松井 康人*
Risk Analysis, 37(7), p.1256 - 1267, 2017/07
被引用回数:6 パーセンタイル:47.57(Public, Environmental & Occupational Health)The authors evaluated the bioaccessibility of radioactive cesium using the extraction test with 1N HCl and the physiologically based extraction test (PBET). The bioaccessibilitiy from the PBET was 5.3%, and the extractability by the tests with 1N HCl was 16%. The bioaccessibility was strongly correlated with the extractability. This result demonstrates that the extractability of 1N HCl can be used as a good predictor of the bioaccessibility by the PBET. We assessed the doses to the children from ingestion of soils through hand-to-mouth activity using a probabilistic approach based on the spatial distribution of radioactive cesium in Date city. The geometric mean of the annual committed effective doses to the children of age category 1 y and 5 y is 16 nSv and 8.8 nSv, respectively. Even if the children ingest a large amount of soils with relatively high contamination, the 95th percentile of the doses from this pathway is tens of nSv per year.
操上 広志; Malins, A.; 武石 稔; 斎藤 公明; 飯島 和毅
Journal of Environmental Radioactivity, 171, p.99 - 109, 2017/05
被引用回数:14 パーセンタイル:38.41(Environmental Sciences)土壌中の放射性セシウムの鉛直方向移動を記述するための修正拡散-収着-固定化モデルを提案した。このモデルでは、可逆サイトに対するカイネティックスを新たに導入している。このモデルは初期Exponential分布を再現することができる。初期のrelaxation massは拡散深さ、すなわち分配係数、収着速度、分散係数に依存することがわかった。また、このモデルは深い個所での放射性セシウム分布のテイリングを表現する。これは、収着と脱着の速度の違いによるものと考えられる。
Favuzza, P.*; Antonelli, A.*; 古川 智弘; Groeschel, F.*; Heidinger, R.*; 東 拓真*; 平川 康; 飯島 稔; 伊藤 譲; 金村 卓治; et al.
Fusion Engineering and Design, 107, p.13 - 24, 2016/06
被引用回数:10 パーセンタイル:63.56(Nuclear Science & Technology)固体リチウムサンプルに含まれる窒素不純物濃度を決定する分析手順の妥当性評価に関するラウンドロビン試験が2014年から2015年の間に、3つの異なる協力機関であるENEAと日本原子力研究開発機構及び東京大学によって実施された。ここではリチウム中の窒素濃度が桁で異なる2種類のサンプル(約230wppm、約20-30wpmm)がクロスチェック分析のために選定された。窒素濃度が高いリチウムサンプルに対する分析で行われた各機関の作業手順は適切であり、本質的に良好な値を得ることができ、相対誤差が数%で大変良い一致を示した。一方、窒素濃度が低いリチウムサンプルの分析では、低い一致を示し、環境から混入する不純物源をできる限り低減することに注意を払わなければならないことが指摘され、適切なブランク値を差し引く重要性が強調された。
古川 智弘; 平川 康; 加藤 章一; 飯島 稔; 大高 雅彦; 近藤 浩夫; 金村 卓治; 若井 栄一
Fusion Engineering and Design, 89(12), p.2902 - 2909, 2014/12
被引用回数:11 パーセンタイル:61.00(Nuclear Science & Technology)核融合炉-DEMOで適用が計画されている候補材料の照射試験のために、幅広いアプローチ活動の下で、国際核融合材料照射施設(IFMIF)の工学設計・工学実証活動(EVEDA)が進められている。IFMIFターゲット施設の日本側の主要な活動は、世界最大級のリチウムループである「EVEDAリチウム試験ループ(ELTL)」を用いた工学実証である。このELTLの設計・制作と並行して、リチウム安全取扱いに関する技術確立に向けた研究が、IFMIF-EVEDAの下で関連技術の一つとして2008年より開始された。この研究では、リチウムの化学反応に関する実験、リチウム燃焼に関する実験、リチウム中不純物の化学分析技術の確立及び先進型リチウム漏えい検出器の開発を行った。本報告では、これら研究成果の現状について述べる。
飯島 和毅; 戸村 努*; 飛田 実*; 鈴木 康之*
Radiochimica Acta, 98(9-11), p.729 - 736, 2010/11
被引用回数:5 パーセンタイル:34.40(Chemistry, Inorganic & Nuclear)模擬地下水-ベントナイトコロイド-花崗岩の三元系におけるCs及びAmの分配挙動を調べた。花崗岩の添加によりベントナイトコロイドから核種が脱離するのが認められたことから、ベントナイトコロイドに対するCs及びAmの収着挙動は可逆であった。また、イオン交換と表面錯体反応に基づき、ベントナイトコロイドの高いエッジサイト密度を考慮した収着モデルにより、三元系におけるベントナイトコロイドへの核種収着挙動を説明することができた。
仲井 悟; 青山 卓史; 伊藤 主税; 山本 雅也; 飯島 稔; 長沖 吉弘; 小林 淳子; 小野田 雄一; 大釜 和也; 上羽 智之; et al.
高速実験炉「常陽」臨界30周年記念報告会及び技術講演会, 154 Pages, 2008/06
「常陽」臨界30周年を機に、平成19年6月6日、約600人の参加を得て技術講演会, 記念報告会, 施設見学会等を開催した。技術講演会では、日仏米3か国の原子力開発の現状と今後の高速増殖炉開発における「常陽」への期待が表明された。また、記念報告会では、来賓からご祝辞をいただくとともに、ランドマーク賞授与式、神津カンナ氏の講演、地域との共生への取り組みに関する地元大洗町及び原子力機構の報告などがなされた。
飯島 稔; 泉川 浩輝; 上倉 亮一; 金子 義久
JNC TN2440 2002-017, 27 Pages, 2001/01
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安東 俊郎; 田中 隆一; 平尾 敏雄; 田村 直幸; 大久保 実; 飯島 勉; 家田 正之*; 長 雅行*; 安芸 文武*; 佐藤 隆徳*; et al.
JAERI-M 8360, 84 Pages, 1979/08
JT-60の逃走電子放電において発生する硬X線にポロダイル磁場コイルが照射された場合に対して、コイル接続部における照射下の沿面閃絡電圧などの放電特性を実験により確認した。実験ではCo-
線を使用し、ポロイダルコイルを模擬した試料に商用周波交流電圧(50Hz)を印加した。その結果照射下(1
10
R/h)の沿面閃絡電圧(FOV)は非照射下と比較して同等もしくは高くなるという事がわかり、この程度の線量率ではコイル沿面閃絡に悪影響を及ぼさないことが確認された。またこれと同時に球ギャップの火花放電電圧および円筒(ポリテトラフルオルエチレン(PTFE)棒)試料のFOVなどの測定も照射下で行われた。その結果球ギャップでの放電電圧の低下などの興味あるデータが得られた。さらに線量率が高い場合の球ギャップおよびPTFE棒試料のFOV測定結果についても簡単に示されている。
飯島 和毅; 黒澤 精一*; 飛田 実*; 木部 智*
no journal, ,
圧縮ベントナイト中のフミン酸の拡散挙動を、乾燥密度及びNaCl濃度をパラメータとし、透過拡散法により調べた。サイズ排除クロマトグラフィーによる拡散前後のフミン酸の分子量分布測定結果から、乾燥密度1.2Mg m, NaCl濃度1mol dm
の場合、圧縮ベントナイトのフィルター効果の限界分子量は約3,000と考えられた。
大川内 靖; 前田 茂貴; 伊藤 主税; 飯島 稔; 青山 卓史
no journal, ,
現在、大学では、原子力工学専攻の学科や研究科の縮小あるいは他学科との統合により、原子力教育の履修時間が減少している。また、大学が所有する研究用原子炉やRI取扱施設の維持運営が困難になりつつあり、実習を通じた学生の育成に少なからず支障をきたしている。こうした現状を踏まえ、文部科学省及び経済産業省では、原子力分野の研究・開発・利用にかかわる人材育成を強化するため、大学等における教育研究活動の支援プログラムが推進されている。このような背景に鑑み、これまで個別に対応してきた「常陽」における学生実習を体系的で効果的に実施できる体制を構築した。実習内容はこれまで実績のある、(1)「常陽」の運転データを用いた炉物理解析実習、(2)原子炉シミュレータを用いたフィードバック反応度特性実習、(3)放射化箔法による中性子照射量測定実習に加えて、(4)レーザによる極微量同位体分析実習,(5)放射性物質の放射化学分析実習の5テーマとし、原子力専攻に限定されない幅広い学生が参加できるものとした。本実習システムにより、大学では実施が困難な原子炉施設等を用いた教育が可能となり、実践的な技術・技能を習得した学生の育成に貢献できるようになった。
中田 弘太郎*; 飯島 和毅; 戸村 努*; 飛田 実*
no journal, ,
岩石-コロイド-水相間の核種の分配を評価するための試験装置を作製し、スメクタイトコロイド・花崗岩へのCsの収着・脱離・分配試験を行った。装置の試験条件下での適用性を確認し、3相共存系における分配係数を取得した。さらに脱離試験の結果から、スメクタイトコロイドへのCsの収着は可逆的である可能性が高いことを示した。
飯島 和毅; 中田 弘太郎*; 戸村 努*; 飛田 実*; 鈴木 康之*
no journal, ,
溶液-ベントナイトコロイド-花崗岩の三元系におけるCs及びAmのバッチ式分配実験を行った。三元系でのベントナイトコロイドに対するCs分配係数は、溶液中のNa濃度を考慮すると、二元系で得られたイオン交換選択係数に基づく計算値と同程度であり、この系では二元系での収着分配予測手法を三元系へ適用可能と考えられた。
助川 一弥*; 根本 昌明; 飯島 稔
no journal, ,
液体金属ナトリウムを冷却材とする原子炉ではナトリウム中に溶存する不純物及びナトリウムの自由液面を覆うアルゴンガス中に含有する不純物の管理が原子炉運転上重要な課題である。材料腐食を極力抑制し、高速炉を安全に運転するため、ナトリウムを常に精製し高純度に維持すること、いわゆる純度管理が必要とされる。また、アルゴンガスについても、ナトリウムの酸化,窒化等を防ぐために含有する不純物(酸素,窒素,水素等)の管理基準値を定め、その純度を管理することが必要である。高速実験炉「常陽」においては、純度管理の一環として各不純物濃度が管理目標値以内に維持されているかどうかを確認するためナトリウム及びアルゴンガスを定期的にサンプリングし、不純物の濃度分析を実施している。
古川 智弘; 近藤 浩夫; 金村 卓治; 平川 康; 飯島 稔; 若井 栄一
no journal, ,
IFMIF/EVEDAリチウムターゲット系実証試験活動の下で、液体リチウム試験ループに設置されたコールドトラップを用いて、リチウムの純化性能評価を実施した。試験中にサンプリングしたリチウムを対象に化学分析を行い、その特性を評価した。