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安居院 あかね; 池田 直*; 森本 昌規*; 魚住 孝幸*; Kaamber, T.*
no journal, ,
三角格子電荷フラストレート系RFeO(R=希土類)中ではFeイオンは系全体の平均ではFeと見なしうるが、LuFeO中でFeは2価と3価をとるがFeをCoに置き換えたLuCoFeO中ではFeは3価のみになり、Gaに置き換えLuFeGaOでは2価のみになる。これらの化合物のFe3d2p発光分光測定を行い、Feイオンの電子状態を2価と3価を区別して測定することを試みた。測定結果はLuFeO中でFeとFeは強く相関した状態にあることを示唆した。
安居院 あかね; 魚住 孝幸*; 水牧 仁一朗*; Kaamber, T.*
no journal, ,
スピンフラストレーション系の代表物質であるイルメナイト(FeTiO)はFeがほかの遷移金属(M)になったMTiOとして物質群を形成する。イルメナイト酸化物ではTiの3dはd0となっている。われわれはイルメナイト酸化物の遷移金属イオンの電子状態を調べるために、スウェーデンの放射光共同利用施設MAX-lab I511-3、及びアメリカの放射光共同利用施設ALS BL7.0.1においてTi 2p吸収端での共鳴発光分光測定を行った。試料はMTiO(M=Mn, Fe, Co, Ni)単結晶を用いた。多重項を取り込んだMTiOクラスターモデル計算を開発し、共鳴発光分光スペクトルのピークの起源を明らかにしたので報告する。
安居院 あかね; 魚住 孝幸*; 水牧 仁一朗*; Kaamber, T.*
no journal, ,
スピンフラストレーション系の代表物質であるイルメナイト(FeTiO)はFeがほかの遷移金属(M)になったMTiOとして物質群を形成する。イルメナイト酸化物ではTiの3dはd0となっている。われわれはイルメナイト酸化物の遷移金属イオンの電子状態を調べるために、スウェーデンの放射光共同利用施設MAX-lab I511-3、及びアメリカの放射光共同利用施設ALS BL7.0.1においてTi 2p吸収端での共鳴発光分光測定を行った。試料はMTiO(M=Mn, Fe, Co, Ni)単結晶を用いた。多重項を取り込んだMTiOクラスターモデル計算を開発し、共鳴発光分光スペクトルのピークの起源を明らかにしたので報告する。
安居院 あかね; 魚住 孝幸*; 水牧 仁一朗*; Kaamber, T.*
no journal, ,
MTiO(M=Mn, Fe, Co, Ni)の結晶構造はイルメナイト構造をとり、イルメナイト系物質として知られる。FeTiOの場合磁気構造は面内強磁性,面間反強磁性になっている。発光スペクトルを入射エネルギー位置を0eVとして、エネルギーロス表示にした場合2.5eV, 4.5eV付近に新たに観測された。この新しいピークは着目している遷移金属原子とそのまわりの配位子を考慮しただけの単純なクラスターモデルでは説明することができなかった。われわれは新たに、着目している遷移金属原子Tiとそのまわりの配位子のほかにFeも考慮したダブルクラスターモデルに基づくモデル計算を開発し解析した。その結果、新しい二つのピークは、Ti 3d-Fe3d間の電荷移動(dd電荷移動)によるものであることが明らかになったので報告する。