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野村 靖; 高田 友幸; 角谷 浩享*; 黒石 武
JAERI-Tech 2003-020, 88 Pages, 2003/03
弱結合中性子相互干渉系の中性子増倍率をモンテカルロ法計算コードにより求める場合に、しばしば解の収束性に関する問題が生じる。本報告では、この計算コードによる解の収束性に関して、一般的な中性子輸送方程式から導いた理論により、マトリクスK手法による解の収束性加速について考察を加えた。これにより、連続エネルギーモンテカルロ法コードMCNPにマトリクスK計算機能及び収束加速手順を組み込んだ。さらに、新たに開発した計算コードを用いてOECD/NEA臨界計算ベンチマークの2問題について解析を試み、マトリクスKによる解の収束性加速の有効性を確認した。
相原 永史; 福村 信男; 角谷 浩亨*; 八谷 雄喜
Nuclear Science and Engineering, 109, p.158 - 170, 1991/00
被引用回数:4 パーセンタイル:47.60(Nuclear Science & Technology)圧力管型原子炉の軸方向冷却材ボイド率分布の変化が、反応度に及ぼす影響を実験及び解析を通じて解明した。軸方向冷却材ボイド率の変化は、重水臨界実験装置を用い、圧力管内の冷却材(軽水)水位をステップ状に変化させることによって模擬した。実験体系には、ボイド反応度が正の25.0cm格子ピッチからなる炉心であり、反応度の部分的な冷却材水位変化に伴う変化を臨界重水水位の変化として測定した。この実験から、臨界重水水位は極大値と極小値を有する曲線的振舞いを示し、部分的な冷却材水位の領域で0%及び100%一様ボイド率の両炉心よりも正の反応度が投入されることが判明した。この特異な現象は、冷却材水位の変化に伴い炉内の中性子吸収量がゆるやかなS字状曲線で増大し、中性子漏洩量の線形的な減少に比べて異なることに起因することが解明された。
角谷 浩亨*; 八谷 雄喜*; 坂田 肇*
PNC TN941 75-59, 37 Pages, 1975/05
期間1974年2月1日1975年3月31日▲目的DCAの昇温実験装置により得られたATR用クラスター燃料体の温度係数を原型炉「ふげん」の設計に使用した核計算コードMETHUSELAH―2により解析し,その計算精度の確認を行なう。▲要旨中心の1チャンネルを昇温した場合のDCA炉心の反応度変化が解析された。解析にあたっては,1)中心の昇温チャンネルが,SUS製の構造材であるため,囲りのドライバー領域のチャンネルと核特性がかなり異なること。2)高温領域には減速材がなく,熱中性子スペクトルは囲りの常温の重水より流入したものが保持されること,の二点に特に注意した。解析結果を表に示す。▲中心1チャンネル昇温の場合のDCA炉心の反応度係数(%
k/k/C
10
5)計算と実験の比較より,計算は実験の傾向,すなわち,濃縮度に対する変化の方向,燃料体系の場合300
をさかいに反応度係数が変化し,被覆管のみの体系では変化しないこと,等を説明することに成功している。しかし,数量的な一致は北5%濃縮の場合を除いて良いとは云えない。▲
今泉 友見; 角谷 浩享*; 奥村 啓介; 片倉 純一; 長尾 美春
no journal, ,
JMTRは、照射利用者から技術的価値の高い照射データの提供が求められているため、JMTR再稼働(平成23年度)までに熱中性子束の評価精度を高速中性子束レベルまで高めるための検討を平成20年度より実施している。これまでの検討から、ベリリウム反射体領域において、熱中性子束のみ特に誤差が大きくなる傾向を確認するとともに、ベリリウムの熱中性子散乱則(S(,
))ライブラリの温度を意図的に変更した場合、ベリリウム反射体の照射領域のみで熱中性子束の値が低下することがわかっている。そのため、ベリリウムについて、全断面積測定実験のシミュレーション,散乱法則のシミュレーションを実施し、ベリリウムの熱中性子散乱の解析コード(3次元連続エネルギーモンテカルロコードMCNP)上の処理方法について検証を行うとともに、金属ベリリウムの結晶構造等の違いによるベリリウム全断面積の変化等について検討を行った。