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論文

Application of radiocaesium microscale observation methodology to parmelioid lichen and ultrastructural analyses using STEM-EDS

土肥 輝美; 飯島 和毅; 町田 昌彦; 数納 広哉*; 大村 嘉人*; 藤原 健壮; 木村 茂*; 菅野 太志*

Environmental Radiochemical Analysis VII, p.50 - 57, 2023/12

Lichens are well known for their ability to accumulate radiocaesium discharged into atmosphere in the thallus via wet and dry deposition over long periods of time. Therefore, lichens are often used as biomonitors for radiocaesium contamination levels. However, the exact location and chemical form of radiocaesium (ionic and/or particulate) in the thalli of lichen, are still unknown. By combining autoradiography, electron microscopy and quantum chemical calculation, we demonstrate the microscale localisation of radiocaesium within lichen thallus tissues.

論文

Improved immobilization of Re(VII) from aqueous solutions $$via$$ bimetallic Ni/Fe$$^{0}$$ nanoparticles; Implications towards Tc(VII) removal

Maamoun, I.; 徳永 紘平; 土肥 輝美; 菅野 太志*; Falyouna, O.*; Eljamal, O.*; 田中 万也

Frontiers in Nuclear Engineering (Internet), 2, p.1142823_1 - 1142823_17, 2023/03

テクネチウム99は半減期が長く易動性の高い放射性核種であることから、固相として回収することが困難であるとされてきた。本研究では、新たにFe$$^{0}$$-Niナノ粒子のTc(VII)除去へ有効性を評価するために、アナログ元素であるRe(VII)の除去実験を行った。その結果、Fe$$^{0}$$-Niナノ粒子を用いて高い効率で水溶液中からRe(VII)を回収できることが示された。

論文

Accumulation mechanisms of radiocaesium within lichen thallus tissues determined by means of ${it in situ}$ microscale localisation observation

土肥 輝美; 飯島 和毅; 町田 昌彦; 数納 広哉*; 大村 嘉人*; 藤原 健壮; 木村 茂*; 菅野 太志*

PLOS ONE (Internet), 17(7), p.e0271035_1 - e0271035_21, 2022/07

 被引用回数:4 パーセンタイル:37.30(Multidisciplinary Sciences)

Many lichens are well known to accumulate radiocaesium and, thus acting as biomonitors of contamination levels. Here, we use autoradiography and demonstrate for the first time ${it in situ}$ microscale localisation of radiocaesium within thallus tissues to investigate the radiocaesium forms and their accumulation mechanism. The radiocaesium was localised in the brown pigmented parts i.e., melanin-like substances, in the lower cortex of lichen thallus. Quantum chemical calculations showed that functional group of melanin-like substances can chelate Cs$$^{+}$$ ion, which indicates that the Cs$$^{+}$$ ions form complexes with the substances. Based on these findings, we suggest that radiocaesium ions may be retained stably in melanin-like substances for long periods (two to six years) due to steric factors, such as those seen in porphyrin-like structures and ${it via}$ multimer formation in the lower cortex.

口頭

核種移行研究における固相分析装置の活用; 環境研究,材料研究への適用事例

土肥 輝美; 草野 桂一*; 木村 茂*; 菅野 太志*; 持田 真陽*

no journal, , 

福島第一原子力発電所(1F)事故により、福島県内や周辺地域には放射性核種が沈着した。そのうち、半減期が比較的長い放射性セシウム($$^{137}$$Cs: 半減期約30年)は、人への被ばく影響を把握・予測する上で重要な放射性核種であるため、われわれは自然環境中における$$^{137}$$Csの移行挙動を調べている。$$^{137}$$Csがどのように動くのかを明らかにするには、どのような形態で存在し移動していくのか、例えば輸送媒体・大きさ・形状・溶けやすさ等の性質を知る必要がある。このような物理化学的な情報をもとにして、$$^{137}$$Csの移行挙動を明らかにすることは、将来的な$$^{137}$$Csの分布や濃度予測に繋がるものと考えられる。原子力機構・CLADS(福島県三春地区)では、電子顕微鏡やX線分析装置等の固相分析装置を5年前に設置、整備・運用している。われわれのチームでは、それら分析装置により、様々な固相試料(土壌・懸濁態粒子・生物系試料・大気浮遊じん・材料系試料等)を対象とした研究活動や分析協力を行っている。本発表では、生物系及び材料系試料の分析に係る成果の一部を紹介する。

口頭

放射性セシウムが生体内で存在する場所; 地衣類で放射性セシウムが保持される仕組みを調べる

土肥 輝美; 飯島 和毅; 町田 昌彦; 数納 広哉*; 大村 嘉人*; 藤原 健壮; 木村 茂*; 菅野 太志*

no journal, , 

放射性セシウムを蓄積すると言われる地衣類を用いて、福島第一原子力発電所事故による放射性セシウムを含む降下物の性質や空間的な分布を調べるための手法を開発している。しかし地衣類がそれらの降下物をどのように長期間保持するのか、体内で性質は変わらないのか等は分かっていなかった。そのため本研究では、様々な分析装置や計算によって、地衣類は、放射性セシウムを「どの部位」で「どのような化学形態」で保持するのかを調べた。

口頭

地衣類の生体組織中における放射性セシウム蓄積メカニズム

土肥 輝美; 飯島 和毅; 町田 昌彦; 数納 広哉*; 大村 嘉人*; 藤原 健壮; 木村 茂*; 菅野 太志*

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故後、われわれは地衣類(藻類と共生する菌類の総称)が大気中から降下する粒子状物質を体内に蓄積する性質に着目し、地衣類を用いて放射性Csを含む降下物の空間的な分布や化学形態を推定する手法開発を進めてきた。しかし、地衣類が放射性Csを「どの部位」で「どのような化学形態」で保持するかは不明であったため、本研究ではそれらを明らかにすることを目的とした。

口頭

コケバッグを用いた簡便な大気中放射性物質濃度・挙動評価の試み

土肥 輝美; Di Palma, A.*; 藤原 健壮; Adamo, P.*; 草野 桂一*; 木村 茂*; 菅野 太志*; 飯島 和毅

no journal, , 

福島第一原子力発電所(FDNPS)の周辺環境では、大気中の放射性物質濃度を把握する手段としてダストサンプラーが活用されている。しかし設置には電源が必要なため、設置場所や設置数が制限される。原子力機構では、大気汚染研究で実績のあるコケバッグを用いた、大気中放射性物質濃度・挙動評価法の確立を目指している。コケバッグは任意の場所・時間で容易に設置可能なため、これを用いた評価法確立はFDNPS周辺自治体や帰還住民の方々の安心感醸成に有効である。本研究ではコケバッグを用いた評価への適用可能性を調べた。コケバッグ用試料にはミズゴケ(SN)を用いた。大熊町でコケバッグを1日$$sim$$9週間ばく露し、Cs-137濃度を調べた。その結果、時間経過に伴いCs-137濃度が直線的に増加する傾向が見られ、ばく露時間に応じたCs-137濃度を定量的に予測できる見通しを得た。また、単回帰式と検出限界濃度より、この調査地では23日間以上のばく露期間を設定すれば、Cs-137濃度の評価が可能と推測された。以上から、FDNPSの周辺環境では、3週間以上の期間の平均的な大気中Cs-137濃度評価へのコケバッグの適用は可能と考えられた。

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