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星 亜紀子; 辻 智之; 田中 究; 安田 麻里; 渡辺 幸一; 坂井 章浩; 亀尾 裕; 木暮 広人; 樋口 秀和; 高橋 邦明
JAEA-Data/Code 2011-011, 31 Pages, 2011/10
日本原子力研究開発機構の研究施設から発生する放射性廃棄物については、近い将来に浅地中埋設処分の実施が予定されており、簡便かつ迅速に放射能濃度を評価する合理的方法を構築する必要がある。そこで、原子力科学研究所バックエンド技術部では、原子炉施設から発生した雑固体廃棄物に対する放射能濃度評価方法を検討することを目的として、廃棄物の保管数量が比較的多い動力試験炉の解体に伴って発生した雑固体廃棄物から分析用試料を採取し、放射化学分析を行っている。本報告では、これまでに取得した7核種(H, C, Co, Ni, Ni, Sr, Cs)について、有意な262点の放射能濃度データを整理し、原子炉施設から発生した雑固体廃棄物に対する放射能濃度評価方法の検討のための基礎資料としてまとめた。
木暮 広人; 反田 孝美; 岩本 清吉; 永田 靖*; 平岡 真寛*; 岩田 和朗*; 河内 幸正*; 鈴木 一寿*
JAERI-Tech 2003-003, 26 Pages, 2003/03
血管内小線源治療は、低線量の放射線照射を用いた冠動脈再狭窄症に対する新しい治療法である。平成10年度から原研と京都大学は「冠動脈再狭窄症に対する血管内小線源療法の安全性と有効性に関する研究」を協力研究として開始し、臨床用Ir線源の開発を進めている。この線源は、狭窄部にカテーテル(血管内に直接挿入する線源誘導チューブ)を介して導入し、病変部の照射を行うことを目的としている。開発した血管内照射用線源は、柔軟な被覆チューブ内にIrシード線源(0.4mm2.5mm)とスペーサ(0.3mm1.0mm)を各10個程度交互に配置した後にコアワイヤ(芯線)を配置して収縮固定した構造で、直径0.46mm,全長約3mである。血管内挿入のための線源追随性試験と病変部の均一な線量分布を得るための試験により物理的に最適なデザインを決定し、臨床応用可能な血管内照射用小線源の製造方法を確立した。
佐藤 彰; 木暮 広人; 今橋 強
JAERI-M 91-020, 83 Pages, 1991/02
日本原子力研究所では、がん治療用密封小線源として金-198グレイン及びイリジウム-192線源(ヘアピン、シングルピン、シンワイア、シード、シードアッセンブリ)の製造技術を確立し、広く国内の医療機関に供給している。これらの小線源は白金管の鞘で被覆した高純度の金、白金-イリジウム合金線及び合金粒をJRR-2またはJRR-4で照射して製造する。ターゲツト物質の製作、製造技術の開発、放射能の自動測定装置、シードアッセンブリの自動組立装置などの機器開発、JRR-2及びJRR-4運転停止時のオーストラリア原子炉及びJMTRでの照射の検討等を行なった。1989年度の供給量は、金グレインが48回の製造で2,570個、イリジウム線源が39回の製造で4,852個で、いずれも国内需要のすべてを供給している。本報告書は製造作業の手引書としての利用もできるように、必要な関連資料も添付した。
里山 朝紀; 大木 恵一; 内藤 明; 吉森 道郎; 大越 実; 木暮 広人; 堤 正博; 稲野辺 浩
no journal, ,
原子力科学研究所では、昭和60年度から平成元年度にかけて行われたJRR-3の改造工事に伴って発生し、現在、保管廃棄施設に保管している放射能レベルの極めて低いコンクリートのクリアランスを進めている。ここでは、事前調査の結果を踏まえ策定した放射能濃度の測定及び評価の方法の概要について報告する。
田中 究; 安田 麻里; 原賀 智子; 星 亜紀子; 木暮 広人
no journal, ,
原子力機構では、放射性廃棄物の埋設処分に向けて、スケーリングファクタ法などの統計的手法による廃棄体放射能確認手法の確立を目的とし、廃棄物試料の放射能分析を実施している。金属廃棄物試料において、分析対象核種(処分安全評価上重要な核種)の一つであるNbは、主要核種であるCoに対する放射能比が小さく(Nb/Co=10程度)、かつ放出する線のエネルギーがCoより低いことから、定量するためにはCoと分離する必要がある。そこで本報では、金属廃棄物試料に対するNbの分離フローを検討し、原子炉から発生した金属廃棄物試料の分析を行った。
堤 正博; 木暮 広人; 里山 朝紀; 丸山 達也; 岸本 克己
no journal, ,
JRR-3改造に伴い発生した汚染の極めて低いコンクリート材が、約4000トン保管廃棄されている。これらのコンクリートのクリアランスを実施するにあたり、信頼できる放射能濃度の測定記録がないことから、少量試料によるクリアランス測定の前段階として、放射能の偏在がないことを、全量測定により確認することが必要となった。本発表では、その全量を対象としたコンクリートに含まれる核種に偏在がないこと、すなわち均一性の確認測定について報告する。本発表では、EGS-4コードを用いて、均一性の判断の目安であるCoの検出限界放射能濃度0.1Bq/gを満たすように測定方法を決定した。