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高橋 直樹; 芳中 一行; 原田 晃男; 山中 淳至; 上野 隆; 栗原 良一; 鈴木 惣十; 高松 操; 前田 茂貴; 井関 淳; et al.
日本原子力学会ホームページ(インターネット), 64 Pages, 2016/00
本資料は、平成28年度技術士試験(原子力・放射線部門)の受験を志す者への学習支援を目的とし、平成27年度技術士試験(原子力・放射線部門)の出題傾向分析や学習方法等についての全体解説、必須科目の解答と解説及び選択科目の模範解答や解答作成にあたってのポイント解説を行うものである。なお、本資料は技術士制度の普及と技術士育成を目的とした日本原子力学会から日本技術士会(原子力・放射線部会)への依頼に基づき、原子力機構所属の技術士及び社内外の各分野における専門家により作成を行ったものである。
緒方 一介*; 松本 琢磨*; 橋本 慎太郎; 蓑茂 工将*; 江上 智晃*; 井芹 康統*; 河野 通郎*; 千葉 敏; Bertulani, C. A.*; 清水 良文*; et al.
Journal of Physics; Conference Series, 312, p.082008_1 - 082008_10, 2011/09
被引用回数:1 パーセンタイル:47.57(Physics, Nuclear)離散化連続チャンネル法によるブレークアップ反応理論の最近の成果についてのレビューを行う。取り扱うのはHe誘起の四体崩壊反応,クーロンブレークアップ反応の動的相対論効果,入射粒子ブレークアップ反応の微視的記述,三粒子入射反応及び包括的ブレークアップ反応に対する新たな取り扱いである。
河野 道郎*; 橋本 慎太郎
Progress of Theoretical Physics, 123(1), p.157 - 167, 2010/01
被引用回数:10 パーセンタイル:55.33(Physics, Multidisciplinary)SUのクォーク模型に基づくバリオン間相互作用によって-原子核間ポテンシャルは非常に弱くなることが示唆されており、この観点に立って(,)生成反応の包括スペクトルを今一度解析する。包括的スペクトルの評価は半古典歪曲波模型(SCDW)によって行う。SCDWで導入される近似の検証をグリーン関数法で用いられる強度関数との比較を通じて行い、定量的にその有効性を示す。現在数少ない生成閾値近傍の実験データを説明するのに、これまでは通常のWoods-Saxon型を仮定した-15MeV程度の引力が-原子核間ポテンシャルが必要であるとされてきたが、必ずしもそうではなく、むしろほとんどであるほうが望ましいことを示す。
橋本 慎太郎; 河野 道郎*; 緒方 一介*; 河合 光路*
Progress of Theoretical Physics, 119(6), p.1005 - 1027, 2008/06
被引用回数:7 パーセンタイル:46.87(Physics, Multidisciplinary)C反応の包括的運動量スペクトルを半古典歪曲波模型(SCDW)を用いて計算した。生成されるハイペロンが束縛状態に遷移する場合の断面積も計算し、スペクトルの閾値近傍でのふるまいがハイペロンの一体場ポテンシャルによってどう変化するのかを議論した。SCDWによる計算結果を過去に行われたグリーン関数法や核内カスケード模型による解析結果と比較し、それらの解析で導入された仮定の検証を行った。また、の一体場ポテンシャルの強さを-50, -20, +10MeVと変化させ、その計算結果を高エネルギー加速器機構(KEK)によって測定された実験データと比較した。SCDWの計算結果は、実験データのピーク構造を再現し、スペクトルもポテンシャルの強さに対して系統的に変化したが、今回の解析ではその強さに関する拘束条件を得ることはできなかった。
山脇 道夫*; 小無 健司*; 河野 秀作; 北村 了一
JNC TY8400 2003-006, 38 Pages, 2003/05
アクチノイド元素は金属状態では、多くの水素を吸収することができる、いわゆる水素吸収材としての性質を有している。 アクチノイド水素化物中の水素原子密度は、水中の水素原子数密度とほぼ同じであり、軽水炉の冷却材と同等の中性子減速性能が期待できる。この中性子減速性能に着目して原子炉からの照射済み燃料中に含まれるアクチナイド(Np, Am, Cm等)廃棄物の処理用燃料としての応用を研究した。アクチノイドの中では比較的取り扱いが簡単で水素との反応がNp等に類似しているトリウムを用いて研究が進められた。特に最近高温での
千葉 敏; 橋本 慎太郎; 河野 通郎*; 緒方 一介*; 河合 光路*
no journal, ,
原子核に中間子を入射させる, , などのストレンジネス交換反応は、ハイペロンの生成を伴う反応であるため、ハイペロンが原子核から受ける一体場ポテンシャルを調べる際の主要な情報源となっている。そして、この一体場ポテンシャルはハイペロン-核子間相互作用と密接に関連しているため、バリオン間の相互作用を議論するうえで重要な役割を果たす。われわれは、上記の包括的反応スペクトルに対し半古典歪曲波模型(SCDW)を適用することにより解析を行っている。本講演では、入射運動量1.65GeV/cにおける包括的C反応の解析結果を報告する。加えて、包括的反応過程に特有な多段階過程についてもSCDWを用いて評価し、その寄与がポテンシャルを決定する際に与える影響について議論を行う。
橋本 慎太郎; 河野 通郎*; 緒方 一介*; 河合 光路*
no journal, ,
原子核に中間子を入射させる, , などのストレンジネス交換反応は、ハイペロンの生成を伴う反応であるため、ハイペロンが原子核から受ける一体場ポテンシャルを調べる際の主要な情報源となっている。そして、この一体場ポテンシャルはハイペロン-核子間相互作用と密接に関連しているため、バリオン間の相互作用を議論するうえで重要な役割を果たす。われわれは、上記の包括的反応スペクトルに対し半古典歪曲波模型(SCDW)を適用することにより解析を行っている。最近はおもに、入射運動量1.65GeV/cにおける包括的反応の解析を行っており、本講演ではさまざまな標的核における反応の計算結果を報告する。そして、反応スペクトルの標的核依存性を示し、反応機構の詳細な議論を行う。
橋本 慎太郎; 河野 道郎*
no journal, ,
ハイペロンの生成を伴う反応は、現在J-PARCで計画されている重要課題のひとつである。の反応スペクトルの解析からと原子核の間のポテンシャルを決定することで、バリオン間相互作用におけるストレンジネス量子数のセクターの情報を得ることができる。われわれは、核子の包括的非弾性散乱を定量的に記述することに成功している半古典歪曲波模型(SCDW)を用いてハイペロン生成反応の解析を行ってきた。本発表では、クォーク模型に基いたポテンシャルを紹介し、これを用いた場合のスペクトルについての分析結果を報告する。