検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 4 件中 1件目~4件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

発表言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

How different is the core of $$^{25}$$F from $$^{24}$$O$$_{g.s.}$$ ?

Tang, T. L.*; 上坂 友洋*; 川瀬 頌一郎; Beaumel, D.*; 堂園 昌伯*; 藤井 俊彦*; 福田 直樹*; 福永 拓*; Galindo-Uribarri, A.*; Hwang, S. H.*; et al.

Physical Review Letters, 124(21), p.212502_1 - 212502_6, 2020/05

 被引用回数:19 パーセンタイル:72.96(Physics, Multidisciplinary)

中性子過剰核$$^{25}$$Fの構造が($$p,2p$$)反応で調査した。$$pi 0d_{5/2}$$軌道の分光学的因子は1.0$$pm$$0.3と大きいが、一方で残留核である$$^{24}$$Oが基底状態である割合は約35%,励起状態は約0.65%であることが明らかになった。この結果は、$$^{25}$$Fのコア核$$^{24}$$Oは基底状態とは大きく異なり、$$^{24}$$Oの$$0d_{5/2}$$軌道に陽子がひとつ加わることで$$^{24}$$Oと$$^{25}$$Fの中性子軌道が相当に変化していると推測される。これは酸素同位体ドリップライン異常のメカニズムである可能性がある。

口頭

大気micro-PIXE法を用いた骨髄異形成症候群(MDS)における赤血球内微量元素の測定

笠松 哲光*; 長嶋 友海*; 永井 清絵*; 長嶺 竹明*; 村上 博和*; 江夏 昌志; 山田 尚人; 喜多村 茜; 佐藤 隆博; 横山 彰人; et al.

no journal, , 

血液の難治性悪性疾患である骨髄異形成症候群(MDS)では、骨髄が過形成であるにもかかわらず鉄の利用率が低下し著しい貧血を来たすことがある。しかし、貧血の原因として知られている鉄,銅,亜鉛などの様々な微量元素のMDS赤血球における分布や動態は不明である。本研究では、MDSの病態とMDS赤血球における微量元素分布との関連を調べることを目的とした。最初に、健常人とMDS患者から採取した血液を等量の生理食塩水にて洗浄後、1400rpmで5分間遠心し上清を除去した。次に、0.5$$mu$$m厚のポリカーボネート膜上に滴下後凍結乾燥し、大気micro-PIXE(particle induced X-ray emission)分析を行った。その結果、健常者赤血球とMDS赤血球で鉄と亜鉛の濃度には差がなかったが、MDS赤血球で銅及びマンガンの濃度が有意に低値を示すとともにカルシウム濃度に高い傾向が見られた。また、鉄は健常者赤血球ではドーナツ状に分布している一方、MDS赤血球では全体に均一に分布していた。このように、MDS赤血球の微量元素の分布及び濃度が健常者赤血球とは有意に異なることを明らかにし、これらの異常が、MDS患者の貧血の要因となる可能性を示唆した。

口頭

無機キラル磁性体CsCuCl$${}_{3}$$におけるキラルらせん磁性の検証

小山 珠美*; 高阪 勇輔*; 秋光 純*; 井上 克也*; 西原 禎文*; Maryunina, K.*; 大石 一城*; 鈴木 淳市*; 加倉井 和久; Hutanu, V.*; et al.

no journal, , 

本研究では、空間群P6122とP6522のキラルな結晶構造を持つCsCuCl3に着目して、結晶構造とらせん磁気構造のキラリティの関連性を明らかにすることを目的とした。らせん磁気構造のキラリティを決定するために、偏極中性子回折測定をJ-PARC, BL15(TAIKAN)およびFRM II, POLIで実施した。入射中性子のスピン偏極方向の反転に伴う磁気衛星反射強度の変化を観測し、右手系結晶構造では右巻きのらせん磁気構造、左手系結晶構造では左巻きのらせん磁気構造が形成されていることを明らかにした。

口頭

断層試料のK-Ca法による年代測定; 断層の活動性評価に向けて

横山 立憲; 鏡味 沙耶; 丹羽 正和; 三澤 啓司*; 可児 智美*; 米田 成一*

no journal, , 

過去に生じた断層運動の年代推定では、断層試料に認められる粘土鉱物を対象とした放射年代測定や、断層運動に伴う摩擦発熱によって鉱物特性がゼロリセットされることを利用した方法によって、年代学的な考察が行われている。繰り返し生じうる断層活動の履歴を解読し、さらに、最新の活動時期を制約する上では、いくつかの年代学的手法を利用することが最も効果的と考えられる。これまでに断層の活動性評価に対しては、放射年代測定として$$^{40}$$K-$$^{40}$$Ar法による年代測定が広く利用されてきた。本研究では、断層活動年代を制約する年代測定法として、断層試料中に含まれる自生イライトに新しい$$^{40}$$K-$$^{40}$$Ca法を適用する。本手法により得られる$$^{40}$$K-$$^{40}$$Ca年代と$$^{40}$$K-$$^{40}$$Ar年代との年代値の比較により、断層運動の規模と熱履歴への制約が期待される。イライト$$^{40}$$K-$$^{40}$$Ca年代測定の試験試料として米国ウェストバージニア州のシルル系のRochester shaleを用いた。さらに、自生イライトを模した細粒フラクションについて、表面電離型質量分析装置を用いて予察的にCa同位体分析を行ったところ、同時に測定した標準物質NIST SRM 915aの$$^{40}$$Ca/$$^{44}$$Ca比を基準として+6-9 epsilon-unitに及ぶ放射壊変起源の$$^{40}$$Caが検出された。今後は、同位体希釈法によるカリウム及びカルシウムの定量を実施し、Rochester shaleの$$^{40}$$K-$$^{40}$$Ca年代を取得する。また、モデル年代の算出に必要な初生Ca同位体比の仮定では、断層帯で自生イライトと共沈しうるカルサイトの同位体組成を用いるなど検討し、断層運動を制約する新たな年代学的アプローチとして本手法の確立を目指す。

4 件中 1件目~4件目を表示
  • 1