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Berner, G.*; Sing, M.*; 藤原 秀紀*; 保井 晃*; 斎藤 祐児; 山崎 篤志*; 西谷 嘉人*; 関山 明*; Pavlenko, N.*; Kopp, T.*; et al.
Physical Review Letters, 110(24), p.247601_1 - 247601_5, 2013/06
被引用回数:132 パーセンタイル:96.58(Physics, Multidisciplinary)LaAlOとSrTiOはともに絶縁体であるが、その界面には2次元的に遍歴する電子が生成される。この界面で見いだされている超伝導と共存する強磁性は、電子の局在性に由来すると考えられている。そして、これまでの実験から、Tiの3電子がこの界面に閉じ込められていることが明らかとなっている。今回、軟X線角度分解光電子分光により、運動量空間での界面電子状態を調べ、バンド構造及びフェルミ面の決定に成功し、局在性及び遍歴性の両面を持つことを明らかにした。この界面では動き回るTiの3電子に加えて、界面付近のSrTiOの酸素欠損につかまって局在したTiの3電子も存在するために、後者がこれまでに界面で見つかっている超伝導や強磁性に寄与するという結論が得られた。
松川 誠; 菊池 満; 藤井 常幸; 藤田 隆明; 林 孝夫; 東島 智; 細金 延幸; 池田 佳隆; 井手 俊介; 石田 真一; et al.
Fusion Engineering and Design, 83(7-9), p.795 - 803, 2008/12
被引用回数:17 パーセンタイル:72.86(Nuclear Science & Technology)JT-60SAは、日欧の幅広いアプローチの下で建設する完全超伝導トカマク装置で、ITERや原型炉への貢献を目指している。2007年の両極の国会批准後、実質的には既に建設段階に移行している。JT-60SAは、既存の建屋,電源,プラズマ加熱装置,計測装置などの、JT-60U設備の最大限の有効利用が前提であり、完全に新作する主たる機器は本体装置のみである。最大プラズマは電流5.5MAで、プラズマ主半径3.06m,アスペクト比2.65,非円形度1.76,三確度0.36である。最大プラズマ加熱入力41MW,プラズマ電流のフラットトップ時間は100秒間である。本論文では、トカマク装置本体だけでなく、プラズマ加熱装置や遠隔保守装置の設計などについても言及するとともに、EUとの技術的な議論を踏まえて行った超伝導導体に関する最近の設計変更案などを紹介し、装置の全体像を明らかにする。
山崎 千里*; 村上 勝彦*; 藤井 康之*; 佐藤 慶治*; 原田 えりみ*; 武田 淳一*; 谷家 貴之*; 坂手 龍一*; 喜久川 真吾*; 嶋田 誠*; et al.
Nucleic Acids Research, 36(Database), p.D793 - D799, 2008/01
被引用回数:52 パーセンタイル:71.25(Biochemistry & Molecular Biology)ヒトゲノム解析のために、転写産物データベースを構築した。34057個のタンパク質コード領域と、642個のタンパク質をコードしていないRNAを見いだすことができた。
Rahman, N. M.*; 飯田 孝夫*; 西藤 文博; 小嵐 淳; 山崎 敬三*; 山澤 弘実*; 森泉 純*
Radiation Protection Dosimetry, 123(2), p.171 - 181, 2007/02
被引用回数:11 パーセンタイル:61.1(Environmental Sciences)ラドン壊変生成物エアロゾルの粒径分布は、一般的に2つの方法(直接測定法と間接測定法)によって測定される。本研究では、直接法の一つとして提案してきている低圧カスケードインパクタを用いたイメージングプレート法(IP法)について、その粒子分級特性を評価するとともに、ラドン壊変生成物エアロゾルの粒径分布を測定する際に適した粒子捕集材やインパクタの使用条件,IP測定条件について検討した。
Zegers, R. G. T.*; Abend, H.*; 秋宗 秀俊*; Van den Berg, A. M.*; 藤村 寿子*; 藤田 浩彦*; 藤田 佳孝*; 藤原 守; Gals, S.*; 原 圭吾*; et al.
Nuclear Physics A, 731, p.121 - 128, 2004/02
被引用回数:11 パーセンタイル:56.88(Physics, Nuclear)Biのアイソベクトル型スピン反転巨大単極子共鳴がPb(He,)反応を用いて励起され、そこから陽子崩壊が測定された。605%の和則を尽す、単極子巨大共鳴が測定された。共鳴の中心エネルギーは37MeVであり、その中は14Mevであった。陽子崩壊分岐比は5212%であり、残留状態としてPbの深部空孔状態に陽子崩壊が起こっていることがわかった。
Zegers, R. G. T.; Abend, H.*; 秋宗 秀俊*; Van den Berg, A. M.*; 藤村 寿子*; 藤田 浩彦*; 藤田 佳孝*; 藤原 守; Gals, S.*; 原 圭吾*; et al.
Physical Review Letters, 90(20), p.202501_1 - 202501_4, 2003/05
被引用回数:49 パーセンタイル:85.01(Physics, Multidisciplinary)410MeVでのPb(He,)反応を用いてアイソベクトル型巨大単極子共鳴の励起と崩壊モードを研究した。Biのこの共鳴は605%の和則を尽し、29MeV51MeVに存在することが初めてわかった。共鳴の中心エネルギーは371MeVで、その幅は143MeVと決定した。陽子崩壊の分岐比は5212%であった。
川畑 貴裕*; 秋宗 秀俊*; 藤村 寿子*; 藤田 浩彦*; 藤田 佳孝*; 藤原 守; 原 圭吾*; 畑中 吉治*; 細野 和彦*; 石川 貴嗣*; et al.
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 459(1-2), p.171 - 176, 2001/02
被引用回数:17 パーセンタイル:74.85(Instruments & Instrumentation)「まど」なとの氷ターゲットの作成法を記述している。29.7mg/cmの氷ターゲットが液体チッソ温度にまで冷まされて磁気スペクトロメータで使用された。O (p,p')反応が陽子エネルギー392MeVでこのターゲットを用いて測定された。
正木 信行; Guillermo, N. R. D.; 音部 治幹; 中村 彰夫; 泉山 ユキ*; 日夏 幸雄*
Advances in Science and Technology, 29, p.1233 - 1240, 2000/00
Eu-メスバウア分光法及び粉末X線回折法を用いて、螢石型酸化物固溶体系EuMO (M=Zr,Ce)(0y1.0)中のEuの周囲の局所(欠陥)構造を明らかにする検討を行った。得られたEuのアイソマーシフト(IS)は、ジルコニア系(M=Zr)ではパイロクロア相の生成するy~0.5近傍で最小値を取ることを見いだした。他方、セリア系(M=Ce)では、それはyとともにスムーズに増加した。結晶学的データに基づき、両系でのこのようなIS挙動の顕著な相違を矛盾なく解釈することのできるモデルを提案した。これらの結果は、同一の所謂「欠陥型螢石型相」においても、両者、すなわち安定化ジルコニア系とドープトセリア系のそれは、構造的にはかなり異なった局所構造を持つことを示している。
日夏 幸雄; 正木 典夫; 藤野 威男
Journal of Solid State Chemistry, 73, p.567 - 571, 1988/00
被引用回数:30 パーセンタイル:91.63(Chemistry, Inorganic & Nuclear)X線粉末回折法でLaUOの結晶構造を決定した。結晶系は菱面体系で、格子定数はa=6.899=98.69°、空間群はR3で、各原子の等価位置は3Uは3(a),18La,180(1),180(2)はいずれも18(f)であることがわかった。ランタン原子と酸素原子の9個の位置パラメータは、R因子を最小にすることにより決定した。この構造にはウラニル基UOは存在しないことがわかった。ウラン原子の周りには6個の酸素原子が等距離(2.339の位置に存在し、これらの酸素原子(O(1))はほぼ正八面体を形成している。ランタン原子もまた6個の酸素原子(2個はO(1),4個はO(2))によって囲まれており、ランタン原子と酸素原子の距離は2.229~2.514である。
野田 健治; 谷藤 隆昭; 石井 慶信; 松井 尚之*; 正木 典夫; 那須 昭一; 渡辺 斉
Journal of Nuclear Materials, 122-123, p.908 - 912, 1984/00
抄録なし
正木 典夫; 那須 昭一*; 谷藤 隆昭; 内田 勝也*; 野田 健治; 竹下 英文; 倉沢 利昌; 渡辺 斉
Journal of Nuclear Materials, 116, p.345 - 346, 1983/00
被引用回数:2 パーセンタイル:69.02(Materials Science, Multidisciplinary)中性子照射されたLiOペレットの、X線による各422、511(333)、440ブラッグの反射の測定の結果、未照射と1.4410nut照射の試料の各ブラッグ反射のプロファイルには大差は認められなかった。しかし、210nut照射の試料では、それらのプロファイルが大きく広がり、かつ、同時にL/Lとして0.15%の結晶格子の膨張が認められた。
正木 典夫
Journal of Nuclear Materials, 101, p.229 - 231, 1981/00
被引用回数:10 パーセンタイル:91.37(Materials Science, Multidisciplinary)酸化法によって、調整された粉末UOと-UOについて、X線及び中性子による回折実験を行った。得られた超構造回折らしき-UOの中性子回折模様とUOの超構造回折の、それとを比較することにより、両構造中に共通の酸素原子による,ラ旋状配列のクラスターが存在することを指摘した。
山下 利之; 藤野 威男; 正木 典夫; 田川 博章*
Journal of Solid State Chemistry, 37, p.133 - 139, 1981/00
被引用回数:16 パーセンタイル:59.51(Chemistry, Inorganic & Nuclear)および-CdUOの結晶構造を粉末X線回折法により定めた。-CdUOは菱面体晶系、空間群Rm,格子定数a=6.233(3)=36.12(5)度,Z=1であり、-CdUOは底心斜方晶系、空間群Cmmm、格子定数a=7.023(4),b=6.849(3),c=3.514(2)であった。 両相における各原子の位置は次の通りである。 -CdUO:1U(0,0,0),1Cd(1/2,1/2,1/2),2O(1)(u,u,u),2O(2)(v,v,v),u=0.113,v=0.350 -CdUO:2U(0,0,0;1/2,1/2,0),2Cd(1/2,0,1/2;0,1/2,1/2),4O(1)(0,y,0;1/2,1/2y,0),4O(2)(x,0,1/2;1/2x,1/2,1/2),x=0.159,y=0.278 -CdUOにおいて、U-O(1)距離は1.91であり、直線状ウラニル(UO)鎖はC軸方向に延びる。一方、-CdUOにおけるU-O(1)距離は1.98であり、通常のウラニル結合距離よりも長い。
正木 典夫; 土井 健治; 那須 昭一; 谷藤 隆昭; 内田 勝也*
Journal of Nuclear Materials, 84(1&2), p.341 - 342, 1979/00
被引用回数:6一軸の圧粉後、焼結して調整した酸化リチウム(LiO)ペレットをX線回折法で調べた結果、従来から報告されている逆蛍石型結晶構造を持つLiO以外に、共存して存在する=90.10°に歪んだ菱面体晶の結晶構造を持つLiOを見出した。一方、中性子解析法で調べたところ、分解能の関係から2相を明確に分離できなかった。
藤野 威男; 正木 典夫; 田川 博章
Z.Kristallogr., 145(3-4), p.299 - 309, 1977/00
ウラン酸ストロンチウムSrUOは空気中ほぼ770C以下で準安定(相)、1230C以上で安定(相)に存在する。両相について粉末X線回折実験を行ない、構造を定めた。いずれも空間群R3m、Z=1;1U(0,0,0)、1Sr(1/2,1/2,1/2)、20 (u,u,u)、20 (v,v,v)である。組成の異なる3試料について次の値が得られた。 SrUO a=6.551=34.82° u=0.112 v=0.357 SrUO a=6.587=35.30° u=0.110 v=0.340 SrUO a=6.542=35.54° u=0.113 v=0.340 不定比結晶中の酸素空格子点はO位置に生じ、O位置には生じない。U-O距離は2.30~2.31であり、これは一級のウラン酸塩と一致するが、U-O距離は2.04~2.08であり、いわゆるウラニル結合の1.8~1.9よりも長い。
栗山 一男*; 正木 典夫
Acta Crystallographica Section B; Structural Science, Crystal Engineering and Materials (Internet), 31(6), P. 1793, 1975/06
被引用回数:19LiAlの結晶構造は、CsCl型だともNaTlだとも云われていたが、粉末中性子回折実験の結果NaTl型であることが確認できた。
正木 典夫; 田川 博章
Journal of Nuclear Materials, 58(2), p.241 - 243, 1975/02
被引用回数:5・UNの粉末試料の中性子とX線の回析実験によって、その結晶構造を決定した。六方晶系 a=3.7000.002,c=5.8250.003空間群P U(1):2(d)z=0.250 N(1):2(d)z=0.641,N(2):1(d)
正木 典夫; 田川 博章
Journal of Nuclear Materials, 57(2), p.187 - 192, 1975/01
被引用回数:12不定比化合物UNの、不定比性と結晶構造との関係を知るために、0.2≦x≦0.52の範囲で粉末試料について、X線・中性子回析実験を行った。その結果、0.2≦x0.5では、結晶構造は本質的にはbixbyite-type(立方晶系空間群Ia)であるが、不定比性を示す過剰N原子は、空間群Iaの16(c)も位置のみに、平均的に、他のパラメーターを変えることはなく、分布していることがわかった。また、UN.52では、結晶系は、菱面体系であることがわかった。
坂本 正誠; 正木 典夫; 本橋 治彦; 土井 健治; 栗山 将; 依田 修; 田村 直幸; 小田島 晟*
JAERI-M 5933, 7 Pages, 1974/12
中性子の非弾性散乱で配向したポリオキシメチレン結晶中での水素の振動数分布の軸方向に垂直な成分Gperpと平行な成分Gparaを測定した。両者の強度比は北川、宮沢の計算と定理的に合っており、又スペクトルに出ているいくつかのピークも計算したスペクトルと大体合せることができる。
田川 博章; 正木 典夫
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 36(5), p.1099 - 1103, 1974/05
被引用回数:30非化学量論的-UNの格子定数をUN~UNの組成範囲について測定した。単一相はUN~UNの間にある。N/Uが1.75を越えると構造はMnO型体心立方晶からCaF型面心立方晶に変る。UN-UN系の格子定数-組成の関係は二つの直線で示される-一方はUNの、他はUNの特性を示すものである。密度測定の結果はUNの非化学量論性が窒素原子の格子間割込みに起因することを示唆した。