Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
吉田 浩子*; 松田 規宏; 斎藤 公明
Journal of Environmental Radioactivity, 187, p.32 - 39, 2018/07
被引用回数:20 パーセンタイル:20.87(Environmental Sciences)In order to estimate residents' external dose due to radionuclide exposure resulting from fallout deposit on the ground, the shielding and dose reduction effects provided by structures such as houses and workplaces are taken into account as most individuals spend a large portion of their time indoors. Soon after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant (FDNPP) accident, several measurements and calculations were performed to obtain specific reduction factors for Japanese settlements due to this lack of data. This research reviews previous studies that determined factors such as, shielding factors, protection factors, reduction factors, and location factors and summarizes specific results for Japan. We discuss the issues in determining these factors and in applying them to estimate indoor dose. The contribution of surface contamination to the indoor ambient dose equivalent rate is also discussed.
小松 久憲*; 小島 健太郎*; 船戸 良基*; 松田 康裕*; 木地村 太基*; 奥山 克史*; 山本 洋子*; 岩見 行晃*; 恵比須 繁之*; 能町 正治*; et al.
JAEA-Review 2011-043, JAEA Takasaki Annual Report 2010, P. 85, 2012/01
The fluoride contained in some restorative material was demonstrated as a great benefit source for preventing dental caries. However, long-term caries preventive effect of fluoride- containing materials (FCMs) is still a matter of debate, since the amount of fluoride released from FCM decreases with time. The purpose of this study was to measure the fluorine (F) distribution in carious enamel around aged FCMs using an in-air micro-PIGE/PIXE system at TIARA. As a result, no difference in F uptake among the materials in 1.5-year storage indicated that there was no difference in long-term caries preventive effect among the materials used in the present study. Short-term caries preventive effect of FCM could not predict the existence of long-term effect.
小松 久憲*; 山本 洋子*; 松田 康裕*; 木地村 太基*; 衣川 道彦*; 奥山 克史*; 能町 正治*; 安田 啓介*; 佐藤 隆博; 及川 将一*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 269(20), p.2274 - 2277, 2011/10
被引用回数:18 パーセンタイル:77.71(Instruments & Instrumentation)The purpose of this study was to determine F uptake into enamel around FCMs under different pH-cycling using the in-air -PIGE/PIXE system at TIARA. After pH-cycling, the caries progression in all materials was analyzed using transverse microradiography (TMR). The F and calcium distributions of the lesion in each specimen of FCMs were evaluated using PIGE/PIXE system. The amount of F in the outer 150
m of the lesion was then calculated for comparing F uptake. As a result, there was a difference in the caries progression between materials. In clinical setting, it is important to select FCM according to the caries risk. From F analysis, there was no significant difference in the F uptake from each material between the solutions, though there was significant difference between the materials.
松田 雅昌; Chung, J.-H.*; Park, S.*; 佐藤 卓*; 松野 謙一郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*; 加倉井 和久; 蒲沢 和也*; 角田 頼彦*; et al.
Europhysics Letters, 82(3), p.37006_1 - 37006_5, 2008/05
被引用回数:22 パーセンタイル:71.50(Physics, Multidisciplinary)GeNiO
は立方晶スピネル構造を有しており、低温でNi
モーメント(
=1)が反強磁性長距離秩序を示す。(この物質は構造相転移を起こさず、磁気秩序相でも立方晶のままである。)比熱や磁化の測定により、磁気転移が
=12.1Kと
=11.4Kで起こることがわかっている。この逐次磁気相転移は、磁気フラストレーションに由来しているものと予想される。われわれは、中性子散乱実験により2つの磁気相における磁気構造を調べた。その結果、
以下ではカゴメ格子面内のスピンのみが磁気秩序化することがわかった(部分無秩序相)。磁気配列は面内が強磁性的で、面間が反強磁性的である。
以下では三角格子面内のスピンの秩序化も加わることがわかった。
渡邉 浩一郎*; 六平 一良*; 松田 広子*; 有馬 泰紘*; 平田 熙*; 久米 民和; 松橋 信平
日本土壌肥料学雑誌, 72(6), p.793 - 796, 2001/12
アーバスキュラ菌根菌(AM菌)感染が生殖成長期のダイズの生育、リン酸吸収に及ぼす影響についてポット実験で検討した。すなわち、あらかじめ線照射殺菌した土壌を用いて接種A菌の影響,
線照射殺菌の有無により土着AM菌の影響についてそれぞれ調べた。その結果、可給態リン酸が蓄積した黒ボク畑表土においても、生殖生長期ダイズの生育及びリン酸吸収に対してAM菌共生が有効であることが示された。
松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*
no journal, ,
スピネル反強磁性体の大きな特色は、強い磁気フラストレーションとスピン-格子相互作用により、構造相転移と磁気相転移が密接に関連しながら発現することである。中性子散乱により磁気構造や結晶構造を研究することは、この系における強いスピン-格子相互作用の理解に不可欠である。われわれは、これまでにスピネル磁性体ACrO
(A:非磁性元素Cd, Hg)等の中性子散乱研究を行い、この系における強いスピン-格子相互作用を明らかにしてきた。今回は、関連物質として興味深いフラストレート磁性を示すLi(Mn
Cr
)
O
のスピン相関に関する研究について報告する。
松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*; 植田 浩明*; 上田 寛*; 三田村 裕幸*; 金道 浩一*
no journal, ,
LiCrMnO shows an interesting behavior in magnetic field. Magnetization in LiCrMnO
gradually increases and saturates at
1/2 of the full moment (3
). This phenomenon is similar to the half-magnetization plateau observed in ACr
O
(A: Cd and Hg), which originates from a strong spin-lattice coupling. We performed neutron scattering experiments in LiCrMnO
4 in magnetic field up to 10 T to clarify the origin of the plateau-like state. It was found that the magnetic peak at
0.6
is suppressed with increasing magnetic field although the magnetic peak at
1.6
is robust. This result suggests that the saturation of the magnetization is not related with the spin-lattice coupling as in ACr
O
but spins in phase 2 first align ferromagnetically in low magnetic field. This indicates that the magnetic interactions in phase 2 are relatively small, suggesting that the phase 2 is formed by further-neighbor interactions.
松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*
no journal, ,
スピネル反強磁性体の大きな特色は、強い磁気フラストレーションとスピン-格子相互作用により、構造相転移と磁気相転移が密接に関連しながら発現することである。中性子散乱により磁気構造や結晶構造を研究することは、この系における強いスピン-格子相互作用の理解に不可欠である。われわれは、これまでにスピネル磁性体ACrO
(A:非磁性元素Cd, Hg)等の中性子散乱研究を行い、この系における強いスピン-格子相互作用を明らかにしてきた。今回は、関連物質として興味深いフラストレート磁性を示すLi(Mn
Cr
)
O
のスピン相関に関する研究について報告する。
小松 久憲*; 小島 健太郎*; 船戸 良基*; 松田 康裕*; 山本 洋子*; 能町 正治*; 菅谷 頼仁*; 安田 啓介*; 佐藤 隆博; 江夏 昌志
no journal, ,
フッ素含有治療材料としてFuji IX GP FAST CAPULE(FF)とFuji IX GP EXTRA(FE), Unifil Flow + G-Bond(UF)を用い、う蝕を想定したpHサイクルを行い、人工う蝕エナメル質を作製し、マイクロPIGE/PIXEで、う蝕部のカルシウムとフッ素の濃度分布を測定し、歯質内へのフッ素の取り込みについて検討したところ、FFとFEではUFよりも有意にフッ素取り込み量が多かった。このフッ素は、材料から溶出したフッ素が再石灰化によって歯質に取り込まれたためと考えられ、材料間の相違はう蝕抑制効果の相違を示している。一方、水中保存1.5年後では、材料間に相違は認められなかった。このことは、短期的なう蝕抑制効果に材料間に相違が認められても、長期的なう蝕抑制効果では材料間に相違が認められない可能性を示している。また、う蝕抑制効果の長期的な評価が必要であることも示唆している。
松田 雅昌; 本多 善太郎*; 香取 浩子*; 高木 英典*
no journal, ,
スピネル反強磁性体の大きな特色は、強い磁気フラストレーションとスピン-格子相互作用により、構造相転移と磁気相転移が密接に関連しながら発現することである。中性子散乱により磁気構造や結晶構造を研究することは、この系における強いスピン-格子相互作用の理解に不可欠である。われわれは、これまでにスピネル磁性体ACrO
(A:非磁性元素Cd, Hg)等の中性子散乱研究を行い、この系における強いスピン-格子相互作用を明らかにしてきた。今回は、関連物質として興味深いフラストレート磁性を示すLiCrMnO
のスピン相関に関する研究について報告する。
小松 久憲*; 松田 康裕*; 大木 彩子*; 橋本 直樹*; 奥山 克史*; 山本 洋子*; 能町 正治*; 菅谷 頼仁*; 安田 啓介*; 佐藤 隆博; et al.
no journal, ,
作製した人工歯質(エナメル質)に対してpHサイクル処理を施して人工的にう蝕状態を形成した後、マイクロPIGE/PIXE(particle induced X/-ray emission)を用いて、歯質断面のう蝕部のカルシウムとフッ素の濃度分布を測定し、う蝕予防に有効であると広く認識されて普及しているフッ素を含有した治療材料のう蝕 抑制効果を評価してきた。本研究では、フッ化物含有歯磨剤やフッ化物洗口を模したNaF溶液を注入した群と、注入しない群について、自動pHサイクル装置によって人工う蝕を作製した後、フッ素の歯質内分布を測定し、う蝕抑制効果を評価した。その結果、NaF溶液を注入した群のう蝕部のフッ素濃度分布は、NaF溶液を注入しない群に対して、有意に高い値を示した。う蝕の進行に伴い、注入したフッ素が再石灰化によって歯質に取り込まれ、う蝕の進行を抑制したものと考えられる。このことから、フッ化物含有歯磨剤やフッ化物洗口は、う蝕抑制に有効であると評価できた。
松田 康裕*; 奥山 克史*; 小松 久憲*; 大木 彩子*; 橋本 直樹*; 佐野 英彦*; 山本 洋子*; 岩見 行晃*; 林 美加子*; 能町 正治*; et al.
no journal, ,
本研究では、フッ素による歯の脱灰抑制効果を調べるため、脱灰処理した歯質に充填したフッ化物含有材料からのフッ素の拡散を、マイクロPIGE/PIXEを用いて評価・検討した。試料は以下の3段階の手順で製作した。(1)う蝕のないヒト抜去歯のエナメル質最表層を除去し、頬側の歯冠部エナメル質に窩洞を形成した。(2)これを脱灰溶液中で72時間、37Cで保管して、歯質表面を脱灰処理し、3種類のフッ素含有材料("フジIXエクストラ(GC)" (EX), "フジIX(GC)" (FN), "フジVII(GC)" (VII))をそれぞれに充填し、更に緩衝液中(pH7.5)で24時間、37
Cで保管した。(3)この後、歯軸と平行にカットして厚さ約200
mの試料を作製した。最表層および窩壁からのフッ素の分布を測定した結果、EX群では他と比較して歯質表層の最も深い領域までフッ素の分布が認められたが、窩洞壁では他と比較してフッ素の拡散が認められなかった。FN群では逆に窩洞壁においてフッ素の拡散が強く認められた。VII群では窩洞壁にのみフッ素の拡散が認められた。これらの結果は、フッ素の拡散に歯質へ直接拡散する経路と溶液に溶出してから歯質へ拡散する経路の2つあることを示しており、フッ素含有材料を使い分けることによって効果的なう蝕予防が可能になると考えられる。
松田 雅昌; 星 武道*; 香取 浩子*; 小坂 昌史*; 高木 英典*
no journal, ,
GeCoO
で見られる磁場誘起の新しい磁気相における磁気構造を明らかにするために、磁場中で粉末中性子回折実験を行った。実験は原子力機構JRR-3ガイドホールに設置された三軸型中性子分光器TAS-2で10T超伝導マグネットを用いて行った。その結果、磁場上昇とともにゼロ磁場で観測されていた磁気ブラッグ反射強度に変化が見られた。例えば、(1/2, 1/2, 1/2)反射強度は4Tまで増加するが、4T以上では徐々に減少する。このように臨界磁場である4Tに対応して反射強度の異常が観測された。この強度変化は磁気ドメインの再配列(
4T以下)と磁気構造の変化(
4T以上)の2つが関与していると考えられる。