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鈴木 美寿; 西田 誠志*
no journal, ,
原子力発電所の設計・運転に影響を及ぼすような妨害破壊行為対策の導入においては、枢要区域(設備)を特定し、検知・遅延・対抗を考慮したタイムライン評価をするだけでは十分でなく、安全との相反性、費用対効果、運用面での効率等も考慮して、緩和措置、設計変更、防護対策等を総合的に判断することが必要である。本発表では、合理的で包括的な妨害破壊行為対策の事例紹介として、1980年代の米国の報告書より、枢要区域(設備)の特定結果から導き出された代替設計案を、安全や運用面での相反性、コスト、防護性能等の点から評価した結果について紹介する。
鈴木 美寿; 西田 誠志*
no journal, ,
サボタージュ防護強度の高い原子力発電所を考えるために、IAEA技術文書(NSS No.16)を参考に悪意を持った敵対者による初期事象を考慮して、サボタージュET/FTを使ってターゲットセット、重大サボタージュシナリオ及び枢要区域の特定と防護セットの具体的策定方法を、例題を用いて提案する。また、施設設計における安全とセキュリティのインターフェースについて、妨害破壊行為リスクの低減及び深層防護の観点からその重要性を示す。
鈴木 美寿; 西田 誠志*; 出町 和之*
no journal, ,
航空機テロに対する備えとして新規制基準に取り入れられた特定重大事故等対処設備に係る原子力規制庁の審査及び事業者に対する信頼性確認制度の施行準備等、原子力発電所に対するテロ対策は着実な進展を見せている。ここでは、国際的に紹介されている核物質防護のための枢要区域特定手法を用いて、原子力発電所のサボタージュ対策についての事例検討を行い、安全とセキュリティのインターフェースについて考察する。