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大場 良二*; Bushnak, A.*; 小尻 利治*; 松浦 知徳*; 永井 晴康
Proceedings of the 3rd International Conference on Water Resources and Arid Environments 2008 and the 1st Arab Water Forum (Internet), 12 Pages, 2008/11
文部科学省「人・自然・地球共生プロジェクト」の課題「広域水循環予測及び対策技術の高度化」(研究代表機関:三菱重工業)において、サウジアラビア西部紅海沿岸域を対象として持続的な緑化のための気象シミュレーション研究及び緑化対策技術開発を進めてきた。原子力機構は、三菱重工からの受託研究としてこのプロジェクトに参加し、大気・陸面・水文結合モデルによる洪水シミュレーションを実施した。本報告では、このプロジェクトチームが開発した降水,水流出及び地下水モデルからなる水循環統合シミュレーションシステム及びその適用事例について紹介し、サウジアラビアでのダムサイトの決定や貯水量予測に本システムの数値シミュレーションが有効であることを示した。
原 智宏*; 大場 良二*; 岡林 一木*; 米田 次郎*; 永井 晴康; 林 隆*
Proceedings of International Workshop on Physical Modelling of Flow and Dispersion Phenomena (PHYSMOD 2007), p.167 - 174, 2007/08
風洞実験で回転テーブルを用いることにより、筑波山でのガス水平拡散に対する風向の変動の効果を再現した。実験結果は、日本原子力研究所が1989年及び1990年に実施した野外拡散実験の観測データを用いて検証を行った。また、筑波山での現実の非定常気流場とガス拡散の再現計算も実施し、野外実験データとの比較を行い、中立,安定,不安定大気でよく一致することを確認した。
林 隆; 茅野 政道; 山澤 弘実; 永井 晴康; 森内 茂*; 石川 裕彦*; 安達 隆史*; 小島 啓美*; 岡野 博*; 小田川 文明*; et al.
JAERI-Tech 2001-034, 137 Pages, 2001/06
基本拡散式(ガウスプルーム式)を用いて、風上平地から放出され筑波山塊に移流拡散したガス濃度を計算するために、放出源の有効高さを野外拡散試験と風洞試験から求めた。この放出源有効高さを用いて行う濃度計算の評価法の妥当性について検討した。
大場 良二*; Bushnak, A.*; 小尻 利治*; 松浦 知徳*; 永井 晴康
no journal, ,
サウジアラビアでは、降水イベントが少なく河川への流出に関するデータがないため涵養ダムのサイトを決定することが困難である。また、気象観測所がまばらで少なく気象観測データが限られているためダムの貯水量の推定も困難である。日本の水循環研究プロジェクトチームは、降水,水流出及び地下水モデルからなる水循環統合シミュレーションシステムを開発した。本モデルシステムについて報告するとともに、サウジアラビアでの水管理への適用性について議論する。