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論文

大気擾乱が日本海低次生態系に与える影響

鬼塚 剛*; 柳 哲雄*; 鵜野 伊津志*; 川村 英之; Yoon, J.-H.*; 山中 康裕*

沿岸海洋研究, 50(1), p.45 - 51, 2012/08

日本海では、光・栄養塩の季節変動によって、表層の植物プランクトン濃度が顕著な季節変動を示す。一方、季節変動とは別に、台風等の大気擾乱が表層の低次生産に一定の役割を果たしていることが考えられる。本研究では、さまざまな時間スケールの外力で3次元物理・生態系モデルを駆動し、それらの結果を比較することで、大気擾乱が日本海の低次生態系に及ぼす影響を検討した。その結果、大気擾乱が日本海の基礎生産量を高めることが示唆された。

論文

Assessment system of marine environment in the Japan Sea

川村 英之; 小林 卓也; 外川 織彦; 鬼塚 剛*

Proceedings of 7th International Conference on Natural Computation (ICNC '11)/8th International Conference on Fuzzy Systems and Knowledge Discovery (FSKD '11), p.1742 - 1746, 2011/07

日本原子力研究開発機構では、放射性核種を含む海洋中汚染物質の移行と公衆への影響を計算する海洋環境評価システムを開発してきた。本システムは、海洋大循環モデル,海洋中物質移行モデル及び線量評価モデルの3つのモデルから構成されている。本システムはこれまでに日本海で起こったタンカー事故によって流出した重油の移行シミュレーションや日本海に存在する人工放射性核種のバックグラウンド値を計算するために使用されてきた。さらに、日本海の生物起源懸濁物質濃度を見積もるため、低次生態系モデルの開発を行っている。

口頭

日本海における物質循環モデルの開発について

川村 英之; 小林 卓也; 伊藤 集通; 乙坂 重嘉; 外川 織彦; 鬼塚 剛*; 広瀬 直毅*

no journal, , 

原子力機構が1997年から2002年の間に行った日本海海洋調査で明らかになった知見を数値モデルで解明するために、現在日本海における物質循環モデルの開発を行っている。日本海物質循環モデルは、海洋大循環モデル・海洋中放射性核種移行モデル・低次生態系モデルから構成されている。現在、Sr-90とCs-137を海洋大循環モデルの中にトレーサーとして組み込み、核実験起源の大気降下量を海面境界条件とした予備実験を行っている。その結果、Sr-90とCs-137の表層濃度は1960年代に最大で、それぞれ約6Bq/m$$^{3}$$, 7Bq/m$$^{3}$$となり、その後徐々に濃度は小さくなって1990年代には約2Bq/m$$^{3}$$, 3Bq/m$$^{3}$$と計算され、これらの経年変化は観測結果と一致した。また、2001年に補正した日本海全域に含まれるSr-90とCs-137の全存在量は、それぞれ約1.34PBq, 2.02PBqとなり、観測データから見積もられた値に近いものとなった。

口頭

総観規模の気象擾乱が日本海の基礎生産に及ぼす影響

鬼塚 剛*; 柳 哲雄*; 鵜野 伊津志*; 川村 英之; Yoon, J.-H.*; 山中 康裕*

no journal, , 

日本海では、表層の植物プランクトン濃度が顕著な季節変動を示すことがよく知られているが、台風等の総観規模の気象擾乱に伴う植物プランクトン濃度の増加も報告されている。本研究では、海面の運動量・熱・淡水フラックスについて、日平均値及び月平均値で三次元物理・生態系モデルを駆動し、両者の結果を比較することで、総観規模の気象擾乱が日本海の低次生態系に及ぼす影響を評価する。また、大気由来の窒素沈着を考慮した実験と考慮しない実験を行うことで、大気由来の窒素の影響も評価した。日平均値でモデルを駆動した基礎生産の時系列では、総観規模の気象擾乱が原因と思われる短周期変動が見られ、特に成層が発達する4月から11月にかけて顕著な短周期変動が確認された。数値実験により、日本海の年間基礎生産量は、総観規模の気象擾乱に伴う栄養塩供給によって5%程度、大気由来の栄養塩供給により2%程度支えられていると評価された。

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