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論文

$$^{241}$$Am-Be線源からの中性子放出の非等方係数の決定

古渡 意彦; 小沼 勇; 谷村 嘉彦; 川崎 克也; 三枝 純; 吉澤 道夫

Radioisotopes, 57(9), p.559 - 569, 2008/09

$$^{241}$$Am-Be中性子線源を用いる中性子校正場は中性子線量計の校正のために一般に広く用いられており、中性子校正場にかかわる個々のパラメータを正確に決定する必要がある。重要なパラメータである中性子フルエンス率は、線源中心から校正点までの距離と線源強度で決定されるが、それ以外の補正項として非等方係数F$$_{I}$$($$theta$$)を導入する必要がある。われわれは、日本原子力研究開発機構東海研究開発センター原子力科学研究所放射線標準施設棟で運用されている保護ケース付き$$^{241}$$Am-Be中性子線源について、ロングカウンタを用いた中性子放出の角度分布測定を行い保護ケース付き$$^{241}$$Am-Be中性子線源からの中性子放出の非等方係数を決定した。またロングカウンタを用いたX3型カプセル外側からの中性子放出の角度分布の測定も実施し、手法の妥当性の確認のために非等方係数の決定に先立ち実施した、ほかの研究者の測定結果及びMCNPによる計算シミュレーションの結果との比較も報告する。

口頭

4MVファン・デ・グラーフ型加速器におけるトリチウムターゲットの管理方法

小沼 勇; 川崎 克也; 古渡 意彦; 安 和寿; 大倉 毅史; 梶本 与一; 清水 滋

no journal, , 

原子力科学研究所の放射線標準施設棟では、4MVファン・デ・グラーフ型加速器を平成12年度に設置し、単色中性子校正場の整備を進めている。今回は、4種類の単色中性子用ターゲットのうち、トリチウムターゲットの交換,保管等の管理方法について報告を行う。トリチウムターゲットは、許認可における使用方法等の制限,トリチウム特有の挙動から必要な管理が求められており、その使用,保管においては真空度の維持と漏洩防止が必須である。トリチウムターゲット管交換作業及び保管で得られた知見を元に、今後も管理実績を蓄積し、安全性の向上と効率的な作業手法の確立を目指す。

口頭

$$^{241}$$Am-Be中性子線源の非等方性の低減化に関する検討

古渡 意彦; 小沼 勇; 川崎 克也; 谷村 嘉彦; 三枝 純; 吉澤 道夫

no journal, , 

日本原子力研究開発機構原子力科学研究所放射線標準施設棟では、$$^{241}$$Am-Be中性子線源を用いる中性子校正場の信頼性向上に努めている。その取り組みの一つとして、校正点での中性子フルエンス率等の基準量に影響を及ぼす要因となる、線源からの中性子放出の非等方性の低減化を検討している。そこで、線源を入れる保護ケースの材質及び形状に注目し、新たに半球型Al製保護ケースを設計・試作した。ここでは中性子放出の非等方性の低減化対策について報告する。

口頭

線源管理システムによる密封RI管理業務の効率化

立部 洋介; 小沼 勇; 川崎 克也; 古渡 意彦; 澤畠 忠広; 佐藤 康夫; 吉澤 道夫

no journal, , 

放射線標準施設棟は、放射線モニタ及びサーベイメータ等の放射線測定器を校正する施設であり、校正作業において密封RIを多数使用している。密封RIはおもに、照射装置に組み込まれ、ほぼ毎日のように各照射室で数十名が使用しているうえ、複数を同時に使用するケースは頻繁にある。そこで、PCを利用し密封RIの管理を1998年度から自動化で行っている。この線源管理システムは、近年、老朽化によるPCの故障及びシステムの不具合が多発し、業務に支障が生じたことからシステムの更新を行った。更新では、新たにクライアントサーバ方式採用など種々の改善策を講じ、管理業務のさらなる効率化が図れた。

口頭

原子力機構再処理試験室の廃止措置における放射線管理

小沼 勇; 金森 賢司; 関島 光昭; 小林 誠; 秋山 勇; 清水 勇

no journal, , 

原子力科学研究所の再処理試験室では、燃料再処理及び放射性廃棄物処理に関する研究開発が行われ、現在所期の目的を達成したため、廃止措置作業が進められている。本施設は、過去の使用状況から建家内の汚染状況の把握と汚染除去方法の検討が必要であり、廃止措置計画の立案から汚染除去作業まで計画的に作業が進められている。作業を行うにあたっては、建家内の汚染状況の調査結果から、作業者の内部被ばく防止を中心とした放射線管理の計画を立案し、呼吸保護具等の選定と身体汚染防止対策,表面密度の管理等必要な助言と提案を行った。また、汚染除去作業において発生する粉塵の粒度分布を測定した。本件では、再処理試験室の廃止措置作業に伴い、実施した放射線管理等について発表を行う。

口頭

表面汚染検査計シミュレーションソフトの利用とその効果

小沼 勇; 小林 誠; 梅原 隆; 清水 勇

no journal, , 

原子力施設等における表面密度は、表面汚染検査計により測定するのが一般的である。汚染検査を実施するにあたっては、作業者の熟練度等の違いにより検査に要する時間や汚染箇所の特定精度に差異が生じている。これまで測定技術の向上は、実作業において汚染検査の積み重ねによって高められてきた。そこで、汚染検査の訓練等を目的とした表面汚染検査計シミュレーションソフトを作成し、利用してきた。今回の発表では、訓練等により明らかになった個人差に対する検査方法の改善策の提案,ソフト利用による効果について報告する。

口頭

廃液貯槽の高濃度放射性残渣回収及び除染作業における放射線管理

荒川 侑人; 藤井 克年; 三村 竜二; 中塩 信行; 小沼 勇; 宍戸 宣仁; 梅原 隆

no journal, , 

再処理特別研究棟における再処理試験に伴い発生した廃液を貯蔵していた、廃液貯槽LV-1の高濃度放射性残渣の回収及び除染作業が実施された。残渣回収作業では集塵器を使用するため、集塵中の放射能濃度上昇による内部被ばくと、残渣を回収した容器からの外部被ばくが懸念され、残渣回収後の除染作業はLV-1内に入り実施するため、身体汚染及び内部被ばく、体幹部と末端部(手足)の外部被ばくが懸念された。このため被ばく低減について検討し、適切な呼吸用保護具の着用、遮蔽、作業時間の管理等で被ばく低減を図ることとした。そのほか、作業場の汚染拡大防止措置として、グリーンハウスによる区画管理を実施した。その結果、個人の最大実効線量は計画の1/8程度に抑えられ、内部被ばくについても作業後の全身カウンタでの測定で有意な値は検出されなかった。実効線量が低く抑えられた理由として、検討した被ばく低減措置が有効であったこと、作業手順を事前に確認及び検討することにより計画より短い時間で作業できたこと、残渣回収によりLV-1内の線量当量率が予測よりも低減されたことがあげられる。また、区画管理を適切に実施したことにより作業場所以外の区画における空気中放射能濃度や表面密度の上昇はなく、汚染が拡大することはなかった。高濃度汚染環境下での作業における放射線管理として、特に被ばく低減措置、汚染管理について検討し、適切な放射線管理を実施することができた。引き続き実施されるLV-1本体の解体作業についても、得られた経験を踏まえて適切な管理を実施する。

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