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桜間 直樹*; 坂口 晴一郎*; 内田 俊介*
PNC TJ202 72-13, 91 Pages, 1972/02
動力炉・核燃料開発事業団では、FBR安全研究(事故解析)専門委員会を中心として、高速炉々心事故解析総合コードの開発をすゝめている。日立は昭和45年度に、この総合コードの一部として、単チャンネルのナトリウム沸騰を単気泡モデルで解析する計算コードSUSIEを作成したが、今年度はSUSIEをもとに、沸騰後ボイドがチャンネルより抜け出たあと、再びチャンネル内に流体ナトリウムが流入する現象を計算するコードを作成した。この結果、作成されたSUSIE-IIでは、1)流路閉塞、2)反応度増加、3)チャンネル入口圧の低下等に伴なって、チャンネル内のナトリウムが沸騰するまでの時間、ボイドがチャンネルを抜け出る時間、リエントリーの時間、および各時間での燃料、被覆およびNaの温度分布等が計算できる。SUSIE-IIではチャンネルを軸方向に10領域、100メッシュまで、燃料ピンを半径方向に20メッシュまで分割して、計算することが可能である。