検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 46 件中 1件目~20件目を表示

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Ground-state phase diagram of an anisotropic S=1/2 ladder with alternating rung interactions

利根川 孝*; 岡本 清美*; 引原 俊哉*; 坂井 徹

Journal of Physics; Conference Series, 683(1), p.012039_1 - 012039_7, 2016/02

 被引用回数:2 パーセンタイル:69.77(Materials Science, Multidisciplinary)

主として数値的解析法を用いて、空間的に一様で等方的な鎖方向相互作用と、交代してイジング異方性のある桁方向相互作用を持つ、異方的なS=1/2スピンラダーの基底状態相図について研究し、いくつかの典型的な場合の基底状態相図を決定した。

論文

Effect of monomer-monomer interactions on the phase diagrams of the S=1/2 distorted diamond type quantum spin chain

岡本 清美*; 利根川 孝*; 坂井 徹

Journal of Physics; Conference Series, 683(1), p.012038_1 - 012038_6, 2016/02

 被引用回数:2 パーセンタイル:69.77(Materials Science, Multidisciplinary)

主として数値対角化とレベルスペクトロスコピー法を用いて、モノマー間相互作用と強磁性相互作用のあるS=1/2ダイアモンド・タイプのスピン鎖の基底状態相図について研究した。その結果、強磁性相互作用が強い場合には3分の1磁化プラトーが消失するこが判明した。

論文

Edge modes in the intermediate-D and large-D phases of the S=2 quantum spin chain with XXZ and on-site anisotropies

岡本 清美*; 利根川 孝*; 坂井 徹; 鏑木 誠*

JPS Conference Proceedings (Internet), 3, p.014022_1 - 014022_7, 2014/06

XXZ異方性とラージD異方性を持つS=2量子スピン鎖について、数値的対角化と密度行列繰り込み群法により研究した。その結果、中間D相ではエッジモードが現れるのに対し、ラージD相では現れないことがわかった。

論文

Exotic quantum phenomena of the spin nanotubes

坂井 徹; 岡本 清美*

JPS Conference Proceedings (Internet), 1, p.012025_1 - 012025_4, 2014/03

数値的厳密対角化と密度行列繰りこみ群による数値計算を用いて、スピンナノチューブを理論的に研究した。その結果、格子ひずみによりスピンギャップ状態からギャップレス状態への量子相転移が起きることが示された。また、カイラリティの自由度により誘起される超伝導の可能性についても議論する。

論文

Exotic magnetism of the quantum spin nanotubes

坂井 徹; 岡本 清美*

JPS Conference Proceedings (Internet), 2, p.010208_1 - 010208_4, 2014/03

S=1/2量子スピンナノチューブの磁性について、数値対角化と現象論的繰り込みにより研究した。その結果、異方性について、ギャップ相とギャップレス相の間の量子相転移が起きることがわかった。

報告書

東日本大地震のJ-PARC中性子源ステーションに対する影響

酒井 健二; 坂元 眞一; 木下 秀孝; 関 正和; 羽賀 勝洋; 粉川 広行; 涌井 隆; 直江 崇; 春日井 好己; 達本 衡輝; et al.

JAEA-Technology 2011-039, 121 Pages, 2012/03

JAEA-Technology-2011-039.pdf:10.87MB

本報告では、東日本大震災の発生時におけるJ-PARC物質・生命科学実験施設(MLF)の中性子源ステーションの挙動,被害,復旧状況を調査し、本ステーションの緊急事態に対する安全設計について検証する。大震災発生時、MLFでは、幾つかの機器で大きな揺れを検知した後、外部電源が喪失し、全循環システムが自動停止した。水素は設計通り屋外に放出され、機器異常による水銀,水素,放射性ガスの漏えいも生じなかった。一方、激しい揺れは、遮蔽体ブロックのずれ、建屋周辺の地盤沈下による外部供給配管の破断を引き起こした。この配管破断による圧縮空気の圧力低下は、水銀ターゲット台車固定装置などに影響を及ぼしたが、主要機器の大きな破損までは至らなかった。これらの結果は、本ステーションの緊急事態に対する安全設計の妥当性を実証できたとともに、幾つかの改善点も見いだされた。

論文

Influence of Great East Japan Earthquake on neutron target station in J-PARC

酒井 健二; 二川 正敏; 高田 弘; 坂元 眞一; 前川 藤夫; 木下 秀孝; 関 正和; 羽賀 勝洋; 粉川 広行; 涌井 隆; et al.

Proceedings of 20th Meeting of the International Collaboration on Advanced Neutron Sources (ICANS-20) (USB Flash Drive), 6 Pages, 2012/03

本報告では、東日本大震災の発生時におけるJ-PARC物質・生命科学実験施設(MLF)の中性子源ステーションの挙動、被害状況を調査する。大震災発生時、MLFでは幾つかの機器で大きな揺れを検知した後、外部電源が喪失し、全循環システムが自動停止した。水素は設計通り屋外に放出され、機器異常による水銀, 水素, 放射性ガスの漏えいも生じなかった。一方、激しい揺れは遮蔽体ブロックのずれ、建屋周辺の地盤沈下による外部供給配管の破断を引き起こした。この配管破断による圧縮空気の喪失は、圧空シリンダーを用いた固定装置や空気操作弁などに影響を及ぼしたが、主要機器の大きな破損までは至らなかった。これらの結果は、本ステーションの緊急事態に対する安全設計の妥当性を実証した。

論文

Event structure and double helicity asymmetry in jet production from polarized $$p + p$$ collisions at $$sqrt{s}$$ = 200 GeV

Adare, A.*; Afanasiev, S.*; Aidala, C.*; Ajitanand, N. N.*; Akiba, Y.*; Al-Bataineh, H.*; Alexander, J.*; Aoki, K.*; Aphecetche, L.*; Armendariz, R.*; et al.

Physical Review D, 84(1), p.012006_1 - 012006_18, 2011/07

 被引用回数:29 パーセンタイル:73.24(Astronomy & Astrophysics)

重心エネルギー200GeVでの縦偏極陽子陽子衝突からのジェット生成のイベント構造と二重非対称($$A_{LL}$$)について報告する。光子と荷電粒子がPHENIX実験で測定され、イベント構造がPHYTIAイベント生成コードの結果と比較された。再構成されたジェットの生成率は2次までの摂動QCDの計算で十分再現される。測定された$$A_{LL}$$は、一番低い横運動量で-0.0014$$pm$$0.0037、一番高い横運動量で-0.0181$$pm$$0.0282であった。この$$A_{LL}$$の結果を幾つかの$$Delta G(x)$$の分布を仮定した理論予想と比較する。

論文

Identified charged hadron production in $$p + p$$ collisions at $$sqrt{s}$$ = 200 and 62.4 GeV

Adare, A.*; Afanasiev, S.*; Aidala, C.*; Ajitanand, N. N.*; 秋葉 康之*; Al-Bataineh, H.*; Alexander, J.*; 青木 和也*; Aphecetche, L.*; Armendariz, R.*; et al.

Physical Review C, 83(6), p.064903_1 - 064903_29, 2011/06

 被引用回数:184 パーセンタイル:99.45(Physics, Nuclear)

200GeVと62.4GeVでの陽子陽子の中心衝突からの$$pi, K, p$$の横運動量分布及び収量をRHICのPHENIX実験によって測定した。それぞれエネルギーでの逆スロープパラメーター、平均横運動量及び単位rapidityあたりの収量を求め、異なるエネルギーでの他の測定結果と比較する。また$$m_T$$$$x_T$$スケーリングのようなスケーリングについて示して陽子陽子衝突における粒子生成メカニズムについて議論する。さらに測定したスペクトルを二次の摂動QCDの計算と比較する。

論文

Haldane, large-$$D$$ and intermediate-$$D$$ states in an $$S$$=2 quantum spin chain with on-site and $$XXZ$$ anisotropies

利根川 孝*; 岡本 清美*; 中野 博生*; 坂井 徹; 野村 清英*; 鏑木 誠*

Journal of the Physical Society of Japan, 80(4), p.043001_1 - 043001_4, 2011/04

 被引用回数:37 パーセンタイル:82.26(Physics, Multidisciplinary)

おもに数値計算の手法により、オンサイト異方性と$$XXZ$$タイプの異方性を持つ$$S$$=2量子スピン鎖の基底状態相図を調べた。その結果、よく知られたハルデン相とラージ$$D$$相の間に新しい中間相があることがわかった。レベルスペクトロスコピー法により精度の高い相図を示す。

論文

Measurement of neutral mesons in $$p$$ + $$p$$ collisions at $$sqrt{s}$$ = 200 GeV and scaling properties of hadron production

Adare, A.*; Afanasiev, S.*; Aidala, C.*; Ajitanand, N. N.*; Akiba, Y.*; Al-Bataineh, H.*; Alexander, J.*; Aoki, K.*; Aphecetche, L.*; Armendariz, R.*; et al.

Physical Review D, 83(5), p.052004_1 - 052004_26, 2011/03

 被引用回数:177 パーセンタイル:98.48(Astronomy & Astrophysics)

RHIC-PHENIX実験で重心エネルギー200GeVの陽子陽子衝突からの$$K^0_s$$, $$omega$$, $$eta'$$$$phi$$中間子生成の微分断面積を測定した。これらハドロンの横運動量分布のスペクトルの形はたった二つのパラメーター、$$n, T$$、のTsallis分布関数でよく記述できる。これらのパラメーターはそれぞれ高い横運動量と低い横運動量の領域のスペクトルを決めている。これらの分布をフィットして得られた積分された不変断面積はこれまで測定されたデータ及び統計モデルの予言と一致している。

論文

Magnetization plateau of the quantum spin nanotube

岡本 清美*; 佐藤 正寛*; 奥西 巧一*; 坂井 徹; 糸井 千岳*

Physica E, 43(3), p.769 - 772, 2011/01

 被引用回数:5 パーセンタイル:25.28(Nanoscience & Nanotechnology)

3本の量子スピン鎖が結合したスピンナノチューブの磁化過程について、有限系の数値的厳密対角化と密度行列繰り込み群法によって理論的に解析した。その結果、鎖間の結合が十分に大きい場合には、飽和磁化の3分の1のところに磁化プラトーが現れることがわかった。また、鎖間の結合が非対称になる格子ひずみがある場合には、磁化プラトー形成のメカニズムが2種類あることも判明し、メカニズムの違いによる磁化プラトーの相図を得ることに成功した。

論文

Quantum spin nanotubes; Frustration, competing orders and criticalities

坂井 徹; 佐藤 正寛*; 岡本 清美*; 奥西 巧一*; 糸井 千岳*

Journal of Physics; Condensed Matter, 22(40), p.403201_1 - 403201_13, 2010/10

 被引用回数:36 パーセンタイル:39.53(Physics, Condensed Matter)

スピンナノチューブについての最近の理論的研究をレビューする。特に、S=1/2 3本鎖スピンチューブに焦点をあてる。3本鎖スピンラダーと違って、正三角形のユニットセルを持つスピンチューブはスピンギャップが開いている。ハバード模型に基づく有効理論によると、このユニットセルが二等辺三角形になる格子ひずみによりスピンギャップが消失する量子相転移が起きることが予測される。このことは、数値対角化と密度行列繰り込み群による数値解析により立証された。さらに、われわれは新しい磁場誘起秩序として、ネール秩序,ダイマー秩序,カイラル秩序,不均一秩序などが生じることや、新しいメカニズムによる磁化プラトー現象が起きることも、理論的に示すことに成功した。最近合成された実際のスピンチューブ物質についても簡単にレビューする。

論文

Field induced exotic phenomena of the S=1/2 three-leg quantum spin nanotube

坂井 徹; 奥西 巧一*; 岡本 清美*; 糸井 千岳*; 佐藤 正寛*

Journal of Low Temperature Physics, 159(1-2), p.55 - 59, 2010/04

 被引用回数:8 パーセンタイル:37.38(Physics, Applied)

S=1/2三本鎖スピンナノチューブに対する数値的厳密対角化と密度行列繰り込み群による数値解析により、この系の非対称性によって異なる二つのメカニズムにより、飽和磁化の3分の1のところに磁化プラトーが現れることが判明した。

論文

Electronic properties of femtosecond laser induced modified spots on single crystal silicon carbide

富田 卓朗*; 岩見 勝弘*; 山本 稔*; 出来 真斗*; 松尾 繁樹*; 橋本 修一*; 中川 圭*; 北田 貴弘*; 井須 俊郎*; 齋藤 伸吾*; et al.

Materials Science Forum, 645-648, p.239 - 242, 2010/04

フェムト秒レーザーを用いて炭化ケイ素(SiC)の改質を試みた。フーリエ変換赤外分光法(FTIR)法を用いて改質領域を調べた結果、残留線バンドの強度が減少し、この現象が結晶性の劣化によるものと説明できた。また、残留線バンドが偏波依存性を有することがわかり、この特性を活かすことで赤外領域で動作する光学素子への応用が期待できる。電流電圧特性測定とホール係数測定の結果、改質後の電気伝導度が改質前に比べて4桁以上も大きい5.9$$times$$10$$^{-2}Omega$$mになることがわかり、フェムト秒レーザーによりSiCの電気特性を改質できることを明らかにした。

論文

Field-induced nematic phase in the spin ladder system with easy-axis anisotropy

坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*

Physica Status Solidi (B), 247(3), p.583 - 585, 2010/03

 被引用回数:4 パーセンタイル:21.9(Physics, Condensed Matter)

磁場中の容易軸異方性を持つスピンラダー系について、数値的厳密対角化,密度行列切り込み群,有限サイズスケーリングを用いて理論的に研究した。その結果、臨界磁場よりも項磁場側で、スピン・ネマティック相が実現することがわかった。さらに、別の臨界磁場で、ネマティック相から従来の朝永・ラッティンジャー液体相への量子相転移が起きることもわかった。結合異方性と磁化による相図を数値対角化により求めた。また幾つかの典型的な磁化曲線を密度行列繰り込み群により計算した。

論文

Magnetization process of the S=1/2 distorted diamond spin chain with the Dzyaloshinsky-Moriya interaction

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Journal of Physics; Conference Series, 200, p.022052_1 - 022052_4, 2010/02

 被引用回数:4 パーセンタイル:80.32(Materials Science, Multidisciplinary)

アズライトと呼ばれる化合物Cu$$_3$$(CO$$_3$$)$$_2$$(OH)$$_2$$が候補物質として知られることから、歪んだダイヤモンド鎖が注目されている。この物質については多くの理論的研究があるにもかかわらず、磁化過程で観測されている大きな異方性の原因が解決されていない。この問題を解くため、われわれはジャロシンスキー・守谷相互作用を導入した歪んだダイヤモンド鎖を理論的に研究した。数値的な理論解析の結果、十分に大きいジャロシンスキー・守谷相互作用を考えれば、このモデルにより磁化過程の大きな異方性を再現することができることがわかった。

論文

Two-step quantum spin flop transition in spin ladders

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Journal of Physics; Conference Series, 150, p.042169_1 - 042169_4, 2009/03

 被引用回数:2 パーセンタイル:74.15(Thermodynamics)

桁方向に強磁性的な交換相互作用を持つスピンラダー系の磁化過程について、数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングの手法を用いて理論的に解析した。その結果、容易軸タイプの異方性がある場合には、外部磁場によって誘起される新しい2段階スピンフロップが起きることが判明した。

論文

Field-induced incommensurate order and possible supersolid in the S=1/2 frustrated diamond chain

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Journal of Physics; Conference Series, 145, p.012065_1 - 012065_4, 2009/01

 被引用回数:3 パーセンタイル:55.52(Physics, Condensed Matter)

スピン1/2歪んだダイヤモンド鎖の磁化過程について、有限系の数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングにより解析した。その結果、飽和磁化の3分の1で生じる磁化プラトーの周辺で、磁場誘起非整合秩序が起きることが判明した。また、スーパーソリッドが実現する可能性についても議論する。

論文

Quantum phase transitions of the asymmetric three-leg spin tube

坂井 徹; 佐藤 正寛*; 奥西 巧一*; 大塚 雄一*; 岡本 清美*; 糸井 千岳*

Physical Review B, 78(18), p.184415_1 - 184415_11, 2008/11

 被引用回数:48 パーセンタイル:83.53(Materials Science, Multidisciplinary)

対称性の破れた構造を持つS=$$frac{1}{2}$$三本鎖スピンチューブの量子相転移を理論的に解析した。われわれは、電子系チューブに基づく新しい有効理論を提案し、広域に渡る相図を導くことに成功した。密度行列繰り込み群による詳細な解析により、正三角形の対称性に近い狭い領域でスピンギャップが出現し、対称性の破れた構造では急激に消失することが判明した。

46 件中 1件目~20件目を表示