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山本 智彦; 加藤 篤志; 久保 重信; 近澤 佳隆; 坂場 弘*; 坂下 武志*
no journal, ,
JSFRでは、原子炉格納容器(CV)として鋼板コンクリート製格納容器(SCCV)の採用を検討している。仮想的なCV内でのナトリウム(Na)漏えいを想定して幅広い条件下でのNa燃焼解析を実施し、CV設計に与える負荷条件を把握した。
鈴木 雅雄*; Autsavapromporn, N.*; 舟山 知夫; 横田 裕一郎; 武藤 泰子*; 池田 裕子; 鈴木 芳代; 服部 佑哉; 坂下 哲哉; 小林 泰彦; et al.
no journal, ,
重イオンマイクロビームを照射した細胞から湧出する因子によるバイスタンダー効果誘導を明らかにする目的で、マイクロビーム照射後の細胞致死効果の時間変化を調べた。重イオンマイクロビーム照射には、日本原子力研究開発機構TIARAの細胞局部照射装置を用いた。照射後培養液を添加し、0.5, 3, 24時間インキュベーター内に保持し、それぞれのタイミングでの細胞増殖死をコロニー形成法で調べた。その結果、アルゴンイオン照射試料で、ギャップジャンクション阻害剤やDMSOの添加では抑制されないが、アスコルビン酸の添加によって抑制される何らかの因子によって、細胞致死効果を増幅するようなバイスタンダー効果が誘導されることが示唆された。
鈴木 雅雄*; 舟山 知夫; 横田 裕一郎; 鈴木 芳代; 池田 裕子; 坂下 哲哉; 小林 泰彦; 村上 健*
no journal, ,
野生型あるは変異型のp53遺伝子をもつ各4種類の細胞株について、原子力機構高崎量子応用研究所のコリメーション式重イオンマイクロビームをもちいた照射実験を実施した。細胞集団全体の0.04%の細胞をマイクロビーム照射したところ、野生型p53遺伝子を持つ細胞株では90%に生存率が低下し、バイスタンダー効果の存在が示唆された一方、変異型p53遺伝子を持つ細胞株における生存率はほぼ100%を示し、バイスタンダー効果が誘導されないことが明らかになった。この結果は、放射線医学総合研究所HIMACにおける部分遮蔽照射実験で得られた結果と合致した。この結果は、炭素線スキャニング照射治療において、p53野生型がん細胞への細胞致死効果がギャップ結合経由のバイスタンダー効果で増刊される可能性を示唆する。