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橘 幸男; 本谷 浩二*; 小嶋 崇夫; 竹田 武司; 江森 恒一; 猿田 徹; 伊与久 達夫; 國富 一彦
JAERI-Tech 2000-026, p.61 - 0, 2000/03
高温工学試験研究炉において、非核加熱で1次ヘリウムガスを昇温する試験を実施中にスタンドパイプ内雰囲気及び1次上部遮へい体の温度が想定以上に上昇した。スタンドパイプ内構造物の一部構造変更後、温度は大幅に低下したが十分ではなかった。そこで、追加の昇温防止対策について検討し、確認試験により決定した。昇温防止対策を所定のスタンドパイプに設置した後、確認試験を再度実施し、昇温防止対策の効果について最終的に確認した。本報告は、再度実施した確認試験の結果及び昇温防止対策の効果についてまとめたものである。有限要素法解析の結果、定格条件での1次上部遮へい体最高温度は、確認試験と同条件で67、実機パージガス流量配分条件で75
となり、1次上部遮へい体の設計温度88
を満足できる見通しを得た。
田邉 一裕*; 柳原 敏*; 井口 幸弘; 粟谷 悠人; 猿田 康二*; 成川 薫*; 柳田 顕宏*; 小澤 慎吾*; 小栗 第一郎*
no journal, ,
わが国では現在26基の原子力発電所において廃止措置が進行しているが、近い将来には廃止措置工事の準備期間(第1段階)を終了して機器・構造物の解体作業(第2段階以降)が本格化するプロジェクトが幾つか在る。廃止措置工事を安全で効率に進めるためには、現場で直面する課題を明らかにし、その解決策を予め検討することが重要である。原子力デコミッショニング研究会では、廃止措置や施設保守作業の経験を有する会社(会員に対してアンケート調査を行い、現場の課題を抽出するとともに、適用可能な技術の特性及び適用経験を調査して整理し、課題の解決方法を検討した。