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論文

中性子回折法による曲げとせん断を受けた鉄筋コンクリートの付着応力度の非破壊評価

鈴木 裕士; 楠 浩一*; 佐竹 高祐*; 兼松 学*; 小山 拓*; 丹羽 章暢*; 椛山 健二*; 向井 智久*; 川崎 卓郎; Harjo, S.

非破壊検査, 67(4), p.180 - 186, 2018/04

本研究では、中性子回折法により二次元的に配筋した主筋およびせん断補強筋の応力分布を測定することにより、曲げモーメントを負荷した鉄筋コンクリート梁試験体の付着挙動を評価した。その結果、周囲のコンクリートによる主筋横方向の変形拘束が無視できるほどに小さいという前提に基づき、試験体を回転することなく、曲げ付着挙動の評価の鍵となる主筋の付着応力度分布の変化、およびせん断補強筋の軸応力変化の定量評価に成功した。ひずみゲージ法により測定されたコンクリートの巨視的な変形挙動との比較により、載荷に伴う曲げひび割れの発生と、それに続くせん断ひび割れの発生が、その周辺における付着劣化の原因となり、それに伴い主筋軸応力分布が変化することを確認した。本研究により、中性子応力測定技術は、鉄筋コンクリート梁の曲げ付着挙動の評価にも有効な手段であることを確認した。

論文

国際核融合エネルギー研究センターの高性能計算機システムHeliosを利用した国内シミュレーション研究プロジェクトの進展

石澤 明宏*; 井戸村 泰宏; 今寺 賢志*; 糟谷 直宏*; 菅野 龍太郎*; 佐竹 真介*; 龍野 智哉*; 仲田 資季*; 沼波 政倫*; 前山 伸也*; et al.

プラズマ・核融合学会誌, 92(3), p.157 - 210, 2016/03

幅広いアプローチ協定に基づいて国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)の計算機シミュレーションセンター(CSC)に設置された高性能計算機システムHeliosは、2012年1月に運用を開始し、日欧の磁気核融合シミュレーション研究に供用され、高い利用率の実績を示すとともに、炉心プラズマ物理から炉材料・炉工学にわたる広い分野で多くの研究成果に貢献している。本プロジェクトレビューの目的は、国内の大学や研究機関においてHeliosを利用して進められているシミュレーション研究プロジェクトとその成果を一望するとともに、今後予想される研究の進展を紹介することである。はじめにIFERC-CSCの概要を示した後、各研究プロジェクト毎にその目的、用いられる計算手法、これまでの研究成果、そして今後必要とされる計算を紹介する。

論文

Spin-orbital short-range order on a honeycomb-based lattice

中辻 知*; 久我 健太郎*; 木村 健太*; 佐竹 隆太*; 片山 尚幸*; 西堀 英治*; 澤 博*; 石井 梨恵子*; 萩原 政幸*; Bridges, F.*; et al.

Science, 336(6081), p.559 - 563, 2012/05

 被引用回数:114 パーセンタイル:95.29(Multidisciplinary Sciences)

フラストレートした磁性体においても最低温度まで乱れが残る場合がある。その一例がBa$$_3$$CuSb$$_2$$O$$_9$$であり、微視的に見ると磁気的に非対称である一方、長さ,時間スケールともに平均的に見ると対称な状態にある。われわれは、この物質において静的なヤーンテラー歪を示すことなくCu$$^{2+}$$イオンのハニカム格子が、フラストレートした状態にあることを見いだした。このハニカム格子においては、スピン1/2同士が2次元的にランダムに結合しており、スピンダイマー的なブロードな励起があり、また低エネルギーのスピン自由度が残ることが見られた。

論文

Geochemical investigation around the Mozumi-Sukenobe fault survey tunnel

佐竹 洋*; 北 裕一郎*; 林 はる奈*; 村田 正信*

Geodynamics of Atotsugawa Fault System, p.123 - 148, 2007/00

茂住祐延断層調査坑道において、地下水や炭酸塩について化学組成・溶存ガス組成や各種同位体などの地球化学的調査を行った。断層周辺地下水の化学組成はCa-HCO$$_{3}$$型であったが破砕帯ではNa-HCO$$_{3}$$型であった。これは断層における岩石風化作用の結果、Naが地下水に溶出して変化したと考えられた。また破砕帯内の地下水はNa/Ca比の変動が大きく、岩石の変形などにより地下水流動経路が変わり、その比が大きく変化したと考えられた。断層調査坑道の地下水は氷河期の水であり、この古い水には地下深部起源の窒素やヘリウムが認められ、断層が地下深部流体の通路となっていることが判明した。このように地下水の化学成分・同位体は断層運動と密接な関連があることが明らかになった。

報告書

Measurement of the forward dissolution rate of LRM glass using a Single-Pass Flow-Through (SPFT) test method at 70$$^{circ}$$C

林 真紀*; 佐竹 憲治*; 笹本 広

JAEA-Data/Code 2006-012, 25 Pages, 2006/03

JAEA-Data-Code-2006-012.pdf:2.2MB

ホウ珪酸ガラスの初期溶解速度の測定で用いられるSPFT試験法の精度や偏りを評価するため、アルゴンヌ国立研究所(ANL)により国際的な研究所間での試験研究が企画された。本報告では、ANLで準備されたLRMガラスを用い、70$$^{circ}$$Cで行った試験結果について報告する。浸出溶液中のガラス構成成分(すなわち、Si, BやNa)の濃度測定結果及び溶液の流速をもとに、ガラスからの浸出成分が定常状態に達した状態でのガラス溶解速度を算出した。浸出溶液中にガラス構成成分が存在しない状態での速度は、実験結果をもとに、溶液中のガラス構成成分がゼロになる場合に外挿し、推定した。試験の結果、浸出溶液の平均的なpHは、室温(21.78$$pm$$4.03$$^{circ}$$C、4.03は標準偏差)において、11.68$$pm$$0.23(0.23は標準偏差)であった。溶液中に存在するガラス構成成分による影響を排除した場合のSi, B及びNa濃度の変化に基づき推定されたLRMガラスの溶解速度は、各々、2.11, 1.99及び1.93(g/m$$^{2}$$ d)であった。しかしながら、溶液中のガラス構成成分濃度にはバラツキが認められ、これら推定値の信頼性は低い。今回の試験結果に基づけば、SPFT試験法により信頼性の高いデータを得るためには、試験溶液の流速を注意深く制御し、一定の流速を保つことが必要であると考えられる。

口頭

ガラスの溶解速度データベース整備の現状

林 真紀*; 佐竹 憲治*; 笹本 広; 吉川 英樹; 油井 三和

no journal, , 

地層処分システムの性能評価における核種移行解析では、ガラス固化体からの核種浸出は核種移行のソースタームとして位置づけられ、そのモデル化及び定量的評価が必要である。またガラス固化体からの核種溶出に関するより現実的な評価のためには、現象の基礎科学的理解をさらに深め(現象理解研究)、それらの成果を適正に反映した堅固な浸出モデルを構築する(性能評価研究)ことが重要である。これらの研究に反映させるためのツールの一つとして、ガラスの溶解挙動に関する情報を集約したガラスの溶解速度データベースの開発を進めている。これまでに、国内外の放射性廃棄物ガラス固化体を対象に浸出試験に関する文献を調査し、ガラスからの規格化浸出量(Normalized elemental mass loss)の値を試験条件(溶液条件,試験期間など)にかかわる情報とともに整理し、プロトタイプデータベース(Microsoft Accessで作成)として整備した。

口頭

飛行時間中性子回折法を用いたRC部材の曲げ付着応力度の評価

佐竹 高祐*; 楠 浩一*; 向井 智久*; 兼松 学*; 小山 拓*; 鈴木 裕士

no journal, , 

本研究では、曲げモーメントを負荷した梁型の鉄筋コンクリート試験体について、中性子回折法により曲げ付着挙動を評価することを目的とした。本実験は、大強度陽子加速器施設J-PARCの物質生命科学実験施設MLFに設置された工学材料回折装置TAKUMIを用いて行い、主筋およびせん断補強筋の軸応力分布を測定した。その結果、中性子応力測定技術における従来知見を応用した新しい測定手法の提案により、曲げ付着挙動の評価の鍵となる主筋の付着応力度分布の変化、およびせん断補強筋の軸応力変化の定量評価に成功した。これにより、載荷に伴う曲げひび割れの発生と、それに続くせん断ひび割れの発生が、その周辺における付着劣化の原因となり、それに伴い主筋軸応力分布が変化することを確認した。また、せん断ひび割れの発生により、コンクリートの乾燥収縮に伴い発生したせん断補強筋の圧縮応力が緩和したことを確認した。このように、中性子回折法を用いることで、梁型の鉄筋コンクリート試験体内部の主筋およびせん断補強筋の非破壊・非接触応力測定が可能であり、その結果から、曲げ付着挙動の推定が可能であることが分かった。

口頭

中性子回折法を用いたRC部材の曲げ付着機構に関する実験的研究,1; 中性子回折法による応力測定技術の応用

鈴木 裕士; 佐竹 高祐*; 楠 浩一*; 兼松 学*; 向井 智久*

no journal, , 

鉄筋コンクリート構造は、鉄筋とコンクリートの複合構造であるため、その一体性を確保するためには、鉄筋とコンクリート間に働く付着機構を理解することが重要である。例えば、曲げモーメントおよびせん断力が作用する梁構造に着目すれば、曲げモーメントにより発生する曲げ付着力は、せん断力に応じて分布していることが知られている。しかし、主筋やせん断補強筋にかかる応力、特に主筋の付着力分布を精確に実測する方法がなかったために、ひび割れ等の発生に伴う局所的な付着劣化が曲げ付着性能に及ぼす影響は明らかにされてこなかった。一方、中性子回折法は、中性子線の回折現象を利用した物理的なひずみ計測法の一つであり、付着を乱すことなく、十分な精度かつ位置分解能で鉄筋の応力分布の測定が可能である。そこで本研究では、鉄筋コンクリート部材の曲げ付着機構の解明に向け、中性子回折法を利用した応力測定技術の応用を目指した。その結果、中性子応力測定技術により、鉄筋コンクリート梁試験体の主筋およびせん断補強筋の応力分布測定が可能であることを示した。

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