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報告書

高温工学試験研究炉(HTTR)の安全解析に用いる解析コードとその検証

椎名 保顕; 國富 一彦; 丸山 創; 藤田 茂樹; 中川 繁昭; 平野 雅司; 伊与久 達夫; 新藤 雅美; 数土 幸夫

JAERI-M 90-034, 104 Pages, 1990/03

JAERI-M-90-034.pdf:2.2MB

本報告書は、高温工学試験研究炉(HTTR)の異常事象の解析を行うコードとその検証についてまとめたものである。異常事象の解析に使用したコードは、1.BLOOST-J2コード、2.THYDE-HTGRコード、3.TAC-NCコード、4.RATSAM6コード、5.COMPARE-MOD1コード、6.GRACEコード、7.OXIDE-3Fコード、8.FLOWNET/TRUMPコードである。上記コードのうち、1、3、4、5、6、7は、マルチホール型炉心のガス炉用コードとして開発されたものをHTTR用に改良したものであり、2は軽水炉のLOCA時の熱過渡流力解析コードをHTTRの熱過渡流力解析用に改良したものである。それぞれのコードに対して、検証実験及び検証済み計算コードとの比較を行い、その妥当性を検証した。

口頭

小型ラマンライダーによる放射線環境下の大気計測

千明 倫之*; 椎名 達雄*; 斎藤 隼人*; 眞子 直弘*; 久世 宏明*; 羽生 敏紀; 金山 文彦; 福嶋 峰夫

no journal, , 

放射線計測においては、GM管等の接触式センサの他、ダストサンプリングによる測定方法が存在するが、作業者の安全性や機器そのものの被曝に課題が残る。本研究ではこれまで計測範囲0-50mで水素濃度1%まで検知が可能な水素漏洩検知用小型ラマンライダーを開発してきた。今回、この小型ラマンライダーを改良し、放射線環境下における大気計測にて、放射線の大気への影響を考察した。本研究では、放射線源として9MBqのAm-241線源を、光源として349nmのレーザを使用し、水蒸気ラマン光の400nm及び液体の水ラマン光の396nmを検知した。その結果、放射線の影響により液体の水ラマン光が増加し、水蒸気ラマン光が減少した。液体の水ラマン光の増加率と水蒸気ラマン光の減少率の比はおよそ3倍であり、これは液体の水ラマン及び水蒸気ラマンの散乱断面積の比に等しい。このことより放射線の影響により、水蒸気がイオン化し、水クラスタが生成されたことをライダの測定実験で検証できた。また、生成された水クラスタの半径は0.2$$mu$$mと算出され、水蒸気(一般に1nm径)と比べ十分に大きいため、妥当な大きさであると考えられる。

口頭

Compact Raman lidar measurement of liquid and vapor phase water under the influence of ionizing radiation

椎名 達雄*; 千明 倫之*; 斎藤 隼人*; 眞子 直弘*; 久世 宏明*; 羽生 敏紀; 金山 文彦; 福嶋 峰夫

no journal, , 

A compact Raman lidar has been developed for studying phase changes of water in the atmosphere under the influence of ionization radiation. The Raman lidar is operated at the wavelength of 349 nm and backscattered Raman signals of liquid and vapor phase water are detected at 396 and 400 nm, respectively. Alpha particles emitted from $$^{241}$$Am of 9 MBq ionize air molecules in a scattering chamber, and the resulting ions lead to the formation of liquid water droplets. From the analysis of Raman signal intensities, it has been found that the increase in the liquid water Raman channel is approximately 3 times as much as the decrease in the vapor phase water Raman channel, which is consistent with the theoretical prediction based on the Raman cross-sections. In addition, the radius of the water droplet is estimated to be 0.2 micro m.

口頭

福島原子炉建屋内観測のためのラマンライダーによる漏洩窒素計測

石井 萌*; 染川 智弘*; 倉橋 慎理*; 松田 晶平; 久世 宏明*; 椎名 達雄*

no journal, , 

原子力発電所の建屋内など、大型で複雑な構造物から漏洩する気体の検出を目的として開発している可搬型ラマンライダーについて報告する。光源に繰返し周波数50KHz、波長355nmの半導体励起固体Qスイッチレーザーを用いて時間応答を高めた。対象からの信号は屈折式望遠鏡で集め、ラマン散乱波長に相当するフィルターを透過させた後に光電子増倍管で受光した。受光部は、窒素、酸素、水、水蒸気のラマン散乱に加え、ダストからのミー散乱にも対応させた合計5チャンネルで構成した。バックグラウンドとの差分法により、前方6m位置で室内大気中に噴出させた窒素ガスを検知することに成功した。

口頭

福島原子炉建屋内の気体漏洩計測に向けたレーザーリモートセンシング技術の開発

松田 晶平; 染川 智弘*; 倉橋 慎理*; 石井 萌*; 久世 宏明*; 椎名 達雄*

no journal, , 

原子力発電所の建屋内など、大型で複雑な構造物から漏洩する気体の検出を目指して開発しているリモートセンシング技術について報告する。ここでは、短時間に広い面積のスキャンを実現するため、2次元情報が得られるフラッシュ方式のライダーシステムを構築した。Nd:YAGパルスレーザーの倍波532nmを光源に用いて拡散照射し、気体のラマン散乱信号をカメラレンズで集め、ゲート機能付きemICCDカメラで検出した。検出器の前に対象のラマン散乱波長に相当するフィルターを設置し、これを切り換えることで、窒素、酸素、水、水蒸気を識別するフィルター方式とした。このシステムで測定したところ、数m位置で対象ガスの2次元画像を取得できた。また、他の方法として、屈折率変化に基づく気体の可視化について検討した。

口頭

小型ラマンライダーを用いた放射線分解による水相計測

椎名 達雄*; 斎藤 隼人*; 眞子 直弘*; 久世 宏明*; 羽生 敏紀; 金山 文彦; 福嶋 峰夫

no journal, , 

福島第一原子力発電所での作業や原子力施設の解体作業において、放射能の遠隔分布計測のニーズはあるが、計測手法はガンマカメラ等に限られ、その使用状況にも制限が多い。本研究では、水素ガス検知用のラマンライダーの発展として、光学的遠隔計測手法を利用し、放射線の影響による大気の電離及びこれによる水相変化をとらえることを考案した。具体的な事象として、放射線分解による大気イオンの上昇に伴って、水蒸気量の減少と水クラスタの生成を予想した。本研究ではこれまでに開発してきた、349nmのレーザを発する水素ガス漏えい検知用小型ラマンライダーに水蒸気ラマン及び水ラマンエコーを計測するためのポートを追加することで、水相計測を行った。各ラマン光の計測は光電子増倍管を介して、ホトンカウンティング法によって行った。$$alpha$$線源であるAm-241を用いた試験の結果、放射線の影響により水ラマンエコーの増加及び水蒸気ラマンエコーの減少が測定された。これらの増減比はそれぞれのラマン散乱断面積とよく合致したことより、放射線の影響により水蒸気がイオン化し水クラスタが生成されたことを、ラマンライダーの測定実験で検証できたと考えられる。

口頭

Measurement of nitrogen leakage by Raman lidar for observation inside the Fukushima No.1 reactor building

石井 萌*; 染川 智弘*; 倉橋 慎理*; 松田 晶平; 久世 宏明*; 椎名 達雄*

no journal, , 

Over a decade after the severe accident at the Fukushima Daiichi nuclear power plant in 2011, there are still concerns about partial damage to the primary containment vessel, which could result in aerosol and gas leaks. Here, to remotely monitor gas leakage, we have developed a compact Raman lidar with a 355 nm 50 kHz DPSS laser. This lidar has two Raman channels for detections of nitrogen and oxygen. We measured these gases in a 1.5 m plastic tube along the laser path at a distance of 10 m from the lidar, with and without artificial injection of nitrogen gas at a flow rate of 10 NL/min. The results indicate that the system is capable of distinguishing the ambient concentration around 80% and the concentration of nearly 100% in the flow. The reduction in oxygen concentration was also detected.

口頭

NBシステムの調達活動の現状

戸張 博之; 花田 磨砂也; 渡邊 和弘; 柏木 美恵子; 大楽 正幸; 山中 晴彦; 前島 哲也; 梅田 尚孝; 阿部 宏幸; 照沼 勇斗; et al.

no journal, , 

原子力機構はITER計画における日本国内機関として、イタリア・パドバに建設中ITER中性粒子入射装置実機試験施設(NBTF)の調達を実施している。NBTFはITERに先立ち1MeV, 40Aの負イオンビーム加速技術の確立を実証するための試験施設であり、日本は、1MV絶縁変圧器や直流発生器等の加速電源高電圧部、及び絶縁フィードスルーの役割を担うHVブッシングの調達を担当している。いずれの機器もITERに不可欠な高電圧機器であるが、実現のためには既存の技術レベルをはるかに超えた要求があったため、要素技術開発を進めてきた。1MV絶縁変圧器に関しては2重構造の碍子を用いた絶縁方式を新たに考案し、HVブッシングに関しては世界最大のアルミナセラミック絶縁管の成形技術とロウ付け技術を開発し、それぞれ要求満たすための要素技術を確立した。これらのR&D及び詳細設計を進展させ、2012年より調達を開始した。2013年より機器製作が開始され、現在予定通り進んでいる。2015年までに機器製作を完了させ、2016年にはパドバのNBTFサイトへの輸送、並びに据え付けを実施し、2017年中の運転開始の予定である。

口頭

ハイパースペクトルラマンイメージングライダーによる漏洩気体検知

染川 智弘*; 松田 晶平; 倉橋 慎理*; 石井 萌*; 久世 宏明*; 椎名 達雄*

no journal, , 

ハイパースペクトルラマンイメージングライダーによる大気成分の可視化法ついて報告する。ハイパースペクトル方式では、カメラレンズ後方に設置したスリットを通過した光が、回折格子を搭載したイメージング分光器によってスリットに対し垂直な方向に分光され、カメラに結像される。そのため、スリットと同じ方向に位置情報が、その垂直方向には波長情報が得られる。ハイパースペクトル方式のイメージングでは、観測視野はスリット幅に依存するため狭くなるが、この視野の垂直方向にシステムを走査させるだけでマッピング観測を実施できる。開発した装置を用いて室内大気を測定した結果、窒素、酸素に加えて水蒸気が観測された。また、沸騰させた水の鉛直上方を測定したところ、水蒸気の信号が増大することを確認した。

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