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清藤 一; 小嶋 拓治; 武井 太郎*; 井出 崇*; 森 一郎*
JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 198, 2008/03
現在ガス処理や表面加工などへの応用が期待される数10数100keV電子線については、そのプロセスにおける品質管理が重要であり、その基準となる吸収線量測定技術の確立が必要である。このため、既存の放射線誘起着色を利用したフィルム線量計の応用拡大を検討する始点として、1555kGyの線量範囲でフィルム線量計(FWT60, B3)の線照射を行い、線量計の応答特性及びそれに及ぼす照射後の経過時間の影響を調べた。この結果FWT60がB3よりも大きな線量応答値を示したが、応答曲線の線形性はB3の方が良い。照射後の吸光度の安定性については、いずれの線量計も照射後1か月において、線量の大きさによらず2%以内となり安定した。これらの結果は、低エネルギー電子線に応用するための基盤になるものである。
武井 太郎*; 石川 公俊*; 清藤 一; 花屋 博秋; 春山 保幸; 金子 広久; 小嶋 拓治
no journal, ,
電子線の線量測定に広く用いられているラジアクロミック線量計(FWT-60)の特性評価を行った。線及び2MeV電子線照射で得られた結果からFWTの線量換算式を作成し、それを250keV, 100keVの電子線照射で得られた結果に適用した。これから線よりも2MeV電子線で得られた線量換算式の方が250keV, 100keVの設定線量との整合性が良い傾向にあった。これより、低エネルギー電子線についての校正結果はエネルギーが違っても電子線に基づく方が良いことがわかった。