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岡本 清美*; 利根川 孝*; 坂井 徹
Journal of Physics; Conference Series, 683(1), p.012038_1 - 012038_6, 2016/02
被引用回数:2 パーセンタイル:68.21(Materials Science, Multidisciplinary)主として数値対角化とレベルスペクトロスコピー法を用いて、モノマー間相互作用と強磁性相互作用のあるS=1/2ダイアモンド・タイプのスピン鎖の基底状態相図について研究した。その結果、強磁性相互作用が強い場合には3分の1磁化プラトーが消失するこが判明した。
利根川 孝*; 岡本 清美*; 引原 俊哉*; 坂井 徹
Journal of Physics; Conference Series, 683(1), p.012039_1 - 012039_7, 2016/02
被引用回数:2 パーセンタイル:68.21(Materials Science, Multidisciplinary)主として数値的解析法を用いて、空間的に一様で等方的な鎖方向相互作用と、交代してイジング異方性のある桁方向相互作用を持つ、異方的なS=1/2スピンラダーの基底状態相図について研究し、いくつかの典型的な場合の基底状態相図を決定した。
岡本 清美*; 利根川 孝*; 坂井 徹; 鏑木 誠*
JPS Conference Proceedings (Internet), 3, p.014022_1 - 014022_7, 2014/06
XXZ異方性とラージD異方性を持つS=2量子スピン鎖について、数値的対角化と密度行列繰り込み群法により研究した。その結果、中間D相ではエッジモードが現れるのに対し、ラージD相では現れないことがわかった。
利根川 孝*; 岡本 清美*; 中野 博生*; 坂井 徹; 野村 清英*; 鏑木 誠*
Journal of the Physical Society of Japan, 80(4), p.043001_1 - 043001_4, 2011/04
被引用回数:39 パーセンタイル:82.41(Physics, Multidisciplinary)おもに数値計算の手法により、オンサイト異方性とタイプの異方性を持つ
=2量子スピン鎖の基底状態相図を調べた。その結果、よく知られたハルデン相とラージ
相の間に新しい中間相があることがわかった。レベルスペクトロスコピー法により精度の高い相図を示す。
利根川 亨*; 生駒 俊之*; 末次 寧*; 井川 直樹; 松下 能孝*; 吉岡 朋彦*; 花方 信孝*; 田中 順三*
Materials Science & Engineering B, 173(1-3), p.171 - 175, 2010/10
被引用回数:15 パーセンタイル:53.79(Materials Science, Multidisciplinary)炭酸アパタイトCa(PO
)
(OH)は骨や歯の主要な成分であり、OHやPO
イオンサイトの一部をCO
が置換していることが知られている。本報では、空間群が
の斜方晶相を有するA型炭酸アパタイトの室温
500
Cにおける結晶構造を中性子回折法によって解析し、その熱膨張係数を決定した。結晶解析に必要な炭酸アパタイトに含まれるCO
含有量は熱分析法によってその重量減少率から評価し、本物質の化学式はCa
(PO
)
(O
, (CO
)
)と求められた。解析の結果、本物質の格子定数は温度の上昇に比例して一様に増加し、
軸及び
軸の熱膨張係数は各々1.31
10
/
C, 8.07
10
/
Cと求められた。
坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*
Physica Status Solidi (B), 247(3), p.583 - 585, 2010/03
被引用回数:4 パーセンタイル:21.01(Physics, Condensed Matter)磁場中の容易軸異方性を持つスピンラダー系について、数値的厳密対角化,密度行列切り込み群,有限サイズスケーリングを用いて理論的に研究した。その結果、臨界磁場よりも項磁場側で、スピン・ネマティック相が実現することがわかった。さらに、別の臨界磁場で、ネマティック相から従来の朝永・ラッティンジャー液体相への量子相転移が起きることもわかった。結合異方性と磁化による相図を数値対角化により求めた。また幾つかの典型的な磁化曲線を密度行列繰り込み群により計算した。
坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*
Journal of Physics; Conference Series, 200, p.022052_1 - 022052_4, 2010/02
被引用回数:4 パーセンタイル:79.40(Materials Science, Multidisciplinary)アズライトと呼ばれる化合物Cu(CO
)
(OH)
が候補物質として知られることから、歪んだダイヤモンド鎖が注目されている。この物質については多くの理論的研究があるにもかかわらず、磁化過程で観測されている大きな異方性の原因が解決されていない。この問題を解くため、われわれはジャロシンスキー・守谷相互作用を導入した歪んだダイヤモンド鎖を理論的に研究した。数値的な理論解析の結果、十分に大きいジャロシンスキー・守谷相互作用を考えれば、このモデルにより磁化過程の大きな異方性を再現することができることがわかった。
利根川 亨*; 生駒 俊之*; 末次 寧*; 井川 直樹; 松下 能孝*; 吉岡 朋彦*; 花方 信孝*; 田中 順三*
Proceedings of 22nd International Symposium on Ceramics in Medicine (BIOCERAMICS-22), p.93 - 96, 2009/12
炭酸アパタイトは骨や歯の主要な成分であり、OHやリン酸イオンサイトの一部を炭酸イオンで置換することが知られている。本研究では、高純度のA型炭酸アパタイトCa(PO
)
(CO
)
について、水酸化アパタイトCa
(PO
)
(OH)
)を乾燥CO
ガスフロー下、1000
Cで熱処理することで合成に成功し、その結晶構造を中性子回折法を用いたリートベルト回折によって解析した。その結果、本物質は空間群が
の単斜晶であり、その格子定数は、
=0.9566(1),
=1.9063(2),
=0.6867(1)nm,
=119.84(1)
であることがわかった。
坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*
Journal of Physics; Conference Series, 150, p.042169_1 - 042169_4, 2009/03
被引用回数:2 パーセンタイル:73.50(Thermodynamics)桁方向に強磁性的な交換相互作用を持つスピンラダー系の磁化過程について、数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングの手法を用いて理論的に解析した。その結果、容易軸タイプの異方性がある場合には、外部磁場によって誘起される新しい2段階スピンフロップが起きることが判明した。
坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*
Journal of Physics; Conference Series, 145, p.012065_1 - 012065_4, 2009/01
被引用回数:4 パーセンタイル:54.67(Physics, Condensed Matter)スピン1/2歪んだダイヤモンド鎖の磁化過程について、有限系の数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングにより解析した。その結果、飽和磁化の3分の1で生じる磁化プラトーの周辺で、磁場誘起非整合秩序が起きることが判明した。また、スーパーソリッドが実現する可能性についても議論する。
利根川 孝*; 坂井 徹; 岡本 清美*; 鏑木 誠*
Journal of the Physical Society of Japan, 76(12), p.124701_1 - 124701_8, 2007/12
被引用回数:6 パーセンタイル:41.13(Physics, Multidisciplinary)スピン(1,2)交代鎖の飽和磁化の3分の1の磁化プラトーの性質について、数値対角化と密度行列繰り込み群法により理論的に解析した結果、異方性の大きさによってプラトー形成のメカニズムが2種類あることがわかり、異方性とプラトー形成メカニズムの関係を相図にまとめた。
坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*
Physica E, 40(2), p.359 - 362, 2007/12
被引用回数:1 パーセンタイル:6.35(Nanoscience & Nanotechnology)スピン量子数1と2の量子スピンが交互に結合した鎖状の磁性化合物ナノワイヤーマグネットの磁化過程について、数値対角化と有限サイズスケーリングを用いて解析したところ、二つの異なる朝永・ラッティンジャー液体間の相転移として新しい量子スピンフロップ転移が起きることが理論的に予測された。
坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*
no journal, ,
容易軸タイプの異方性を持つスピン1と2の混合スピン量子フェリ磁性鎖の磁化過程を、数値対角化とDMRGで理論的に解析した結果、従来のスピンフロップ転移の代わりに、二つの朝永・ラッティンジャー液体間の磁場誘起量子相転移が起きることがわかった。
坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*
no journal, ,
スピン1/2歪んだダイヤモンド鎖について、密度行列繰り込み群と有限系の数値的厳密対角化により理論的に解析した。その結果、1/3磁化プラトーの上側に磁場によって誘起される非整合長距離秩序が現れることが判明した。われわれはこの結果により、アズライトで観測されている磁場誘起非整合秩序を理論的に説明する。
坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*
no journal, ,
最近合成された金属錯体からなる一次元混合スピンフェリ磁性体における磁化過程を数値的厳密対角化と有限サイズスケーリング及び密度行列繰り込み群によって理論的に解析した結果、量子効果により飽和磁化の3分の2のところに新しい磁化プラトー状態が実現することが示された。また、この磁化プラトー状態が生じる機構には3種類あることも判明し、異方性パラメータを変化させた場合の磁化3分の2における相図を得た。
坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*
no journal, ,
S=1とS=2の混合スピン鎖からなるフェリ磁性体に容易軸型の異方性がある場合の磁化過程について、数値的厳密対角化と密度行列繰り込み群の手法を用いて異理論的に解析した。その結果、飽和磁化の3分の2のところに出現する量子効果による磁化プラトー形成のメカニズムが、異方性の値によって変わる量子相転移が起きることがわかった。選られた相図には3つ異なるプラトー相が存在する。
坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*
no journal, ,
容易軸異方性を持つスピンラダー系の磁化過程について、数値的厳密対角化と密度行列繰り込み群による数値シミュレーションを適用して理論的に解析した。その結果、従来のスピンフロップ転移とは別に、2段階の新しい量子効果による二次相転移が起きることがわかった。