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報告書

固体高分子電解質水電解法による溶存水素濃度制御装置の開発

中野 寛子; 冬島 拓実; 津口 明*; 中村 和*; 武内 伴照; 竹本 紀之; 井手 広史

JAEA-Technology 2022-007, 34 Pages, 2022/06

JAEA-Technology-2022-007.pdf:3.35MB

軽水炉高温高圧水を模擬した環境における構造材料の応力腐食割れ(SCC)等の現象を把握するため、水質を管理することが重要である。一般的に、材料試験を行うための高温高圧水試験装置の循環水中溶存水素濃度は、純水素ガスや高水素濃度の標準ガスのバブリングにより制御している。しかしながら、この方法では試験装置の設置場所に大掛かりな防爆設備等が必要である。一般的に、水素災害防止のためには、爆発に至る前に漏えい量の制限、水素の排除、電源の遮断、燃焼の抑制等の対策を講じることが求められている。このため、水の電気分解を利用し、循環水中溶存水素濃度を制御できる固体高分子電解質膜を有する溶存水素濃度制御装置の開発に着手した。本開発にあたっては、小型基本実験装置を組立て、固体高分子電解質膜の単体性能及び循環状態における溶存水素濃度変化に関する基本データを取得した。この基本データに基づき、実機の高温高圧水ループ試験装置に設置する溶存水素濃度制御装置を設計した。本報告書は、小型基本実験装置による性能試験結果と溶存水素濃度制御装置の基本設計についてまとめたものである。

口頭

天然Mo(n,$$gamma$$)$$^{99}$$Moを原料とする大量$$^{99m}$$Tc製造技術の開発,4; 高線量$$^{99}$$Moを用いた$$^{99m}$$Tc製造プロセスにおける分析

薗田 暁; 梅田 幹; 田上 進; 黒羽根 史朗; 三好 慶典; 田仲 睦*; 石川 幸治*; 津口 明*; 蓼沼 克嘉*

no journal, , 

$$^{99}$$Moの国産化を実現するため、従来の高濃縮ウランを原料とする核分裂法を用いた$$^{99}$$Moに代わり、天然Moの中性子放射化法による$$^{99}$$Moを原料とした$$^{99m}$$Tc製造技術開発(500Ci規模)を目指して、JRR-3で照射した80Ciレベルの$$^{99}$$Moによる高線量$$^{99m}$$Tc製造プロセス検証試験を実施した。本試験では、$$gamma$$線スペクトロメトリにより、原料$$^{99}$$Mo及び製品$$^{99m}$$Tcの定量分析を行うとともに、Nb等の放射化不純物の分析を行い、高線量$$^{99m}$$Tc製造プロセス検証のためのデータを取得した。発表では、プロセス検証試験で実施した分析の詳細及び各核種のプロセス内分布について報告する。

口頭

溶存水素濃度制御装置の開発

中野 寛子; 津口 明*; 中村 和*; 土谷 邦彦

no journal, , 

軽水炉高温高圧水を模擬した環境における構造材料の応力腐食割れ(SCC)等の現象を把握するため、水質を管理することが重要である。特に、循環水中の溶存水素濃度については、これまで純水素ガスや高水素濃度の標準ガスのバブリングにより制御していたが、大掛かりな防爆設備等が必要であった。このため、循環水を電気分解により溶存水素濃度を制御可能な、2室型電解セル構造を持つ水素濃度制御装置を開発した。本研究では、まず水素透過膜として1価陽イオン交換膜を用いて2室型電解セルを試作し、その性能を調べた。この結果、水中の溶存水素濃度はイオン交換膜の表面積に対する電流密度に依存していることが分かった。本発表では、開発した水素濃度制御装置を高温高圧水ループ試験装置に設置し、その性能試験結果についても述べる。

口頭

Potential large-scale production of Tc-99m from neutron activation of natural molybdenum using activated carbon

Setiawan, H.*; Pratama, C.*; Sarwono, D. A.*; Chairuman*; Tahyan, Y.*; Sriyono*; 藤田 善貴; 土谷 邦彦; 津口 明*; 蓼沼 克嘉*

no journal, , 

天然モリブデン(Mo)を原料とした診断用放射性核種テクネチウム-99m($$^{99m}$$Tc)の大規模生産において、Mo($$^{99}$$Mo)溶液からの$$^{99m}$$Tc分離は最大の課題である。活性炭(AC)は、その表面の多孔性と活性により分離と精製に適した吸着材であり、ヘプタモリブデン酸イオン(MoO$$_{4}$$$$^{2-}$$)との相互作用は少なく、過テクネチウム酸イオン(TcO$$_{4}$$$$^{-}$$)を強く吸着する。本研究では、$$^{99m}$$Tcの代替元素としてレニウム(Re)422$$mu$$gを添加したMo溶液(211mg-Mo/mL)を用意し、異なるpHによるRe回収率への影響を調査した。その結果、溶出された溶液にはMoがほとんど含まれず、pH範囲7$$sim$$8、10$$sim$$11および12$$sim$$13で、それぞれ77.35%、75.98%および9.38%のReが回収された。将来的には、天然モリブデンを用いた高放射能$$^{99m}$$Tcの製造方法は、診断用放射性医薬品原料への適用に期待できる。

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