検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Rheo-SANS study on relationship between micellar structures and rheological behavior of cationic gemini surfactants in solution

岩瀬 裕希*; 河合 里紗*; 守島 健*; 高田 慎一; 吉村 倫一*; 柴山 充弘*

Journal of Colloid and Interface Science, 538, p.357 - 366, 2019/03

 被引用回数:13 パーセンタイル:41.52(Chemistry, Physical)

We found that the wormlike micelles were oriented in the direction of the flow due to elongation and that changes to the precursor of the wormlike micelles did not affect the shear thickening. As a precursor structural change of shear thinning, the wormlike micelles elongated while maintaining their orientation. We found that an increase in the molecular curvature of the 12-2-12 due to the introduction of a spacer-group contributed to the unusual rheological behaviors of the wormlike micelles in a solution under shear flow.

口頭

中性子小角散乱法による糖鎖含有ヘテロジェミニ型界面活性剤の凝集構造に関する研究

岩瀬 裕希; 小泉 智; 吉村 倫一*; 橋本 竹治

no journal, , 

高い界面活性能を持つことで近年注目されているヘテロジェミニ型界面活性剤の水溶液中での凝集構造を明らかにするために、中性子小角散乱(SANS)測定を行った。試料として新規に合成された1分子にカチオンとアニオンを有する両性ヘテロジェミニ型界面活性剤及び糖鎖含有ヘテロジェミニ型界面活性剤を使用した。測定は炭化水素鎖数及び界面活性剤濃度を系統的に変えながら行われた。界面活性剤水溶液の凝集構造は、分子の幾何学的充填の考察から予測できることが知られている。特に生体脂質分子の水溶液中の凝集構造はその予測が報告されている。しかしながら、今回測定した両性ヘテロジェミニ型では、その予測された構造とSANSで決定された構造が著しく異なることが明らかとなった。一方、糖鎖含有ヘテロジェミニ型では、炭化水素鎖数14以外は一致した。さらに膜厚を調べたところ、糖鎖含有ヘテロジェミニ型では二重膜構造を形成するのに対して、両性ヘテロジェミニ型は、分子二重膜中の向かい合う分子どうしが入り込み構造を取ることが明らかとなった。上記の幾何学的充填による考察では、分子同士が入り込むことを考慮していないために、SANSの結果を表現できなかったと結論づけられる。さらに、この入り込み構造を取ることで、分子が効率よくパックする、すなわち単位体積あたりに多くの界面活性剤が存在すると言える。このため、両性ヘテロジェミニ型はより高い界面活性を示すと考えられる。

口頭

Small-angle neutron scattering study of aggregation properties of novel heterogemini surfactants in aqueous solutions

岩瀬 裕希; 小泉 智; 吉村 倫一*; 橋本 竹治

no journal, , 

一般に、カチオン又はアニオンの異なる分子を持つ一本鎖型界面活性剤を、分子内で共有結合したものをヘテロジェミニ型界面活性剤と呼ぶ。これは一本鎖型界面活性剤に比べて、界面張力が大きく低下すること、また臨界ミセル濃度が低いなどの特異的な性質を示す。この特異性の起源を明らかにするために中性子超小角散乱(F-USANS)の測定を行い水溶液中での凝集構造を解析した。これまで界面活性剤の水溶液中の凝集構造は、界面活性剤分子の疎水性尾部と親水性頭部の分子サイズを考慮した幾何学的充填条件による考察の結果とよく一致することが知られている。しかしながら、本研究で用いたヘテロジェミニ型界面活性剤では、従来の考察とF-USANSで決定した凝集構造(ユニラメラベシクル)で著しく異なることが明らかとなった。さらにF-USANSの解析結果からユニラメラベシクルの膜厚を定量的に評価すれば、ヘテロジェミニ型界面活性剤では分子二重膜中の向かい合う分子同士が入り込み構造(Interdigitated Structure)を取ることが明らかとなった。入り込み構造を取ることで、単位界面積あたり界面活性剤がより効率よく充填し、その結果、界面張力の低下がより促進されたこと、また臨界ミセル濃度がより低下したと結論づけられる。以上の結果は、分子材料設計における中性子超小角散乱法の活用例として大きな反響があり、本国際会議で発表を行う。

3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1