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木村 明博; 新関 智丈*; 掛井 貞紀*; Chakrova, Y.*; 西方 香緒里; 長谷川 良雄*; 吉永 英雄*; Chakrov, P.*; 土谷 邦彦
JAEA-Technology 2013-025, 40 Pages, 2013/10
照射試験炉センターでは、JMTRを用いた(n,)法による
Mo製造に関する技術開発を行っている。(n,
)法は簡便な反面、製造される
Moの比放射能は低く、そこから得られる
Tc製品の放射能濃度も低下する欠点がある。そこで、効率よくMoを吸着するための吸着剤として、PZC及びPTCを開発した。一方、これら吸着剤は使用した後、放射性廃棄物として廃棄されるため、再利用による放射性廃棄物の低減化を実用化するとともに、希少資源であるMo原料をリサイクルする必要がある。本報告書は、試作した再利用可能なPZC及びPTCの合成方法並びにMo吸着/溶離特性、
Mo吸着/
Tc溶離特性及びリサイクル性等を調査するために行ったコールド試験及びホット試験についてまとめたものである。
掛井 貞紀*; 木村 明博; 新関 智丈*; 石田 卓也; 西方 香緒里; 黒澤 誠; 吉永 英雄*; 長谷川 良雄*; 土谷 邦彦
Proceedings of 6th International Symposium on Material Testing Reactors (ISMTR-6) (Internet), 7 Pages, 2013/10
JMTR再稼働後の産業利用の拡大の一環として、診断用医薬品として使用されているTcの親核種である
Mo国産化のための技術開発を進めている。国産の
Mo製造方法として、JMTRでは放射性廃棄物の低減と製造工程が容易である(n,
)法を提案している。しかしながら、比放射能の高い
Moを製造するためには、高価な濃縮
MoO
粉末が必要であること、さらに、
Moの生成の際に使用されたMo吸着剤が廃棄物として大量に発生するといった課題がある。そこで、資源の有効利用と放射性廃棄物の低減を目指し、モリブデンリサイクル技術開発に着手した。本研究では、照射済MoO
を用い、使用済Mo吸着剤の再利用、新品Mo吸着剤及び使用済Mo吸着剤からのMo回収試験を行った。この結果、Mo回収率95%以上であり、Mo吸着剤のリサイクル及び使用済PZCからのMo回収が可能であることが証明された。
土谷 邦彦; 棚瀬 正和*; 竹内 宣博*; 小林 正明*; 長谷川 良雄*; 吉永 英雄*; 神永 雅紀; 石原 正博; 河村 弘
Proceedings of 5th International Symposium on Material Testing Reactors (ISMTR-5) (Internet), 10 Pages, 2012/10
JMTR再稼働後の産業利用の一環として、医療診断用アイソトープであるTcの親核種である(n,
)法を用いた
Moの製造を計画している。日本はこの
Moを全量海外からの輸入に依存しているため、日本のメーカと共同で、JMTRを用いた
Mo国産化製造に関するR&Dを行っている。R&Dの主な項目は、(1)MoO
ペレットの製造技術開発、(2)
Tcの抽出・濃縮、(3)
Tc溶液の標識試験及び(4)Moリサイクルである。本発表では、この平成23年度に得られたR&Dの成果を報告する。
吉永 英雄*; 掛井 貞紀*; 谷本 政隆; 木村 明博; 土谷 邦彦
no journal, ,
JMTR再稼動後の産業利用拡大の一環として、濃縮されたMoを用いた(n,
)法による
Moの製造が検討されている。製造された
Moは、
Mo-
Tcジェネレータであるジルコニウム系無機高分子(PZC)のような吸着剤に吸着し、医療用RIとして用いられる
Tcを抽出する方法が提案されている。しかしながら、本方法では、
Moを濃縮したMo原料が非常に高価で安定供給が困難なこと、使用済PZCが大量に発生することなどの課題がある。本発表では、使用済PZCからの有効資源であるMo回収と使用済PZCの再利用もしくは減容化を目的とした「アルカリ溶液によるMo回収法(溶離法)」及び「Mo回収/使用済PZCの減容化処理法(昇華法)」についての検討結果を報告する。
西方 香緒里; 木村 明博; 加藤 佳明; 黒澤 誠; 石田 卓也; 土谷 邦彦; 掛井 貞紀*; 吉永 英雄*; 新関 智丈*; 長谷川 良雄*
no journal, ,
材料試験炉(JMTR)再稼働における「産業利用の拡大」の一環として、診断用医薬品テクネチウム-99m(Tc)の原料であるモリブデン-99(
Mo)を放射化法((n,
)法)により製造するための技術開発を行っている。この方法は、核分裂法((n,f)法)による
Mo製造に比べ、
Moの比放射能が低く、得られる
Tc溶液の放射能濃度が低いため、照射ターゲットであるMoO
試料について、
Moを濃縮したMoO
粉末の使用及びペレットの高密度化を行う必要がある。本研究は、始発MoO
粉末特性の違いによるMoO
ペレットの焼結性への影響を調べるとともに、製作した各MoO
ペレットの特性を評価した。
西方 香緒里; 木村 明博; 加藤 佳明; 黒澤 誠; 石田 卓也; 土谷 邦彦; 掛井 貞紀*; 吉永 英雄*; 新関 智丈*; 長谷川 良雄*
no journal, ,
材料試験炉(JMTR)再稼働における「産業利用の拡大」の一環として、診断用医薬品テクネチウム-99m(Tc)の原料であるモリブデン-99(
Mo)の放射化法((n,
)法)による製造技術開発を行っている。この方法は、核分裂法((n,f)法)による
Mo製造に比べ、
Moの比放射能が低く、得られる
Tc溶液の放射能濃度が低いため、照射ターゲットであるMoO
試料について、
Moを濃縮したMoO
粉末の使用及びペレットの高密度化を行う必要がある。本研究は、天然のMoO
粉末を用いた粉末のリサイクル方法を検討するとともに、始発粉末の違いによるMoO
ペレットの焼結性への影響及び製作した各MoO
ペレットの特性の評価を行った。
鈴木 善貴; 滑川 要二*; 北河 友也*; 掛井 貞紀*; 松倉 実*; 吉永 英雄*; 三村 均*; 土谷 邦彦
no journal, ,
診断用医薬品テクネチウム-99m(Tc)の原料であるモリブデン-99(
Mo)を放射化法((n,
)法)により製造するための技術開発を行っている。この方法は、核分裂法((n,f)法)による
Mo製造に比べ得られる放射能濃度が低いことから、高価な
Mo濃縮MoO
原料を用いることも検討されている。このため、
Mo/
Tcジェネレータに対して、Mo吸着・
Tc溶離性能の向上とともに、使用後のMoを回収し、再利用することが必要不可欠である。本研究では、現行の医療用Al
O
と比較して高いMo吸着量を有するAl
O
について、Mo溶液の性状によるMo吸着特性への影響とAl
O
からのMo回収特性を調べた。この結果、Al
O
へのMo吸着量はMo溶液のpHに影響すること、Mo吸着後のAl
O
からMoを回収するのに適した条件を明らかにした。