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報告書

植物検疫を目的とした食品照射技術の検討; 食品照射技術検討ワーキンググループ報告書

須永 博美; 伊藤 均*; 高谷 保行*; 滝沢 春喜; 四本 圭一; 平野 剛*; 田中 隆一; 徳永 興公*

JAERI-Tech 99-046, 63 Pages, 1999/06

JAERI-Tech-99-046.pdf:3.7MB

我が国における食品照射の実用化は、馬鈴薯の発芽防止を目的として1973年に世界に先駆けて開始された。その後、馬鈴薯以外の食品照射は、我が国では実用化されていない。しかし、食品の検疫処理に多量に用いられている臭化メチルの使用禁止への国際的な動向及び国内における病原大腸菌等による食中毒の多発という食品を取り巻く最近の状況変化を考慮すると、近い将来食品照射が必要とされる可能性は極めて高い。そこで、食品照射における照射効果や照射技術の両者に関する研究実績を有する我が国唯一の研究機関である高崎研では、我が国における食品照射の実用化を技術面から支援するため、平成9年8月に環境・資源利用研究部及び放射線高度利用センターから成るワーキンググループを結成した。本報告は食品照射実用化に必要な技術的課題、問題点について検討した結果である。

論文

放射線加工レベル大線量校正用$$^{60}$$Co$$gamma$$線照射施設の特性評価

橘 宏行; 小嶋 拓治; 羽田 徳之; 金子 広久; 四本 圭一; 田中 隆一

Radioisotopes, 48(4), p.247 - 256, 1999/04

原研では、放射線加工レベルの大吸収線量校正用$$^{60}$$Co$$gamma$$線照射施設を独自に設計・製作した。そして、その特性及び線量測定に関する性能を全体にわたり調べることにより、原研における線量値にかかわる不確かさを評価した。線量計校正装置は、線量率5~200Gy/h及び400Gy/h~20kGy/hの異なる線量率範囲を与える二つの線源、線量計固定用ステージ、正確な照射線量率測定用平行平板型電離箱、及び特定の照射条件下における線量計校正に用いるために付属した温度・湿度制御照射容器によって構成した。本装置は、一般的な運転時間(8h)内で0.5Gy~160kGyの線量範囲の既知線量を、不確かさ$$pm$$2.2%(95%信頼度相当)で被校正線量計に与えるために十分な照射場の特性及び線量測定の性能を持っている。また、原研で校正したアラニン線量計を用いたトランスファー線量測定により、不確かさ$$pm$$3.4%(95%信頼度相当)で線量を評価することが可能である。

論文

The Irradiation facilities for the radiation tolerance testing of semiconductor devices for space use in Japan

西堂 雅博; 福田 光宏; 荒川 和夫; 田島 訓; 須永 博美; 四本 圭一; 神谷 富裕; 田中 隆一; 平尾 敏雄; 梨山 勇; et al.

Proceedings of 1999 IEEE Nuclear and Space Radiation Effects Conference, p.117 - 122, 1999/00

宇宙用半導体デバイスとして、高機能の民生部品を使用する方針が、開発期間の短縮、費用の節約という観点から採用され、以前にも増して放射線耐性試験を効率的、効果的に行うことが、重要となってきた。本報告では、トータルドーズ効果、シングルイベント効果等の試験を実施している日本の照射施設を紹介するとともに、これらの試験を効率的及び効果的に行うための技術開発、例えば、異なるLETイオンを短時間に変えることのできるカクテルビーム加速技術、シングルイベント効果の機構を解明するためのマイクロビーム形成技術及びシングルイオンヒット技術等について言及する。

論文

原研におけるポジトロンファクトリー計画の検討,11; 大出力電子リニアックのための要素技術開発の進展

須永 博美; 岡田 漱平; 滝沢 春喜; 金子 広久; 河裾 厚男; 四本 圭一

Proceedings of 23rd Linear Accelerator Meeting in Japan, p.313 - 315, 1998/00

原研において設置計画をすすめているポジトロン利用研究施設(POF)について、これまでに実施した設計研究の中で特に技術的可能性を実証する必要があるものについて試作及び性能確認を行った結果を述べる。検討項目は大出力電子リニアックに用いるクライストロンのRF窓及びリニアックからの電子ビームを水冷ターゲットへ取り出すためのビーム窓である。RF窓についてはPOFに用いるクライストロンが既存のものでは得られない大(平均)出力を要するため、新たに開発しなければならず、そのキーポイントとなる部分であることにより開発を進めた。その結果既存のものをベースとし、冷却方法を工夫することにより性能を満たすことが確認できた。また、ビーム窓については試験装置を試作し、窓として予定しているチタン、タンタルについて電子ビームによる耐熱試験を実施し、実機の場合の7.5倍以上のビーム量で異常のないことが確認できた。

論文

The Present status of irradiation facilities at JAERI-Takasaki

西堂 雅博; 福田 光宏; 荒川 和夫; 田島 訓; 須永 博美; 四本 圭一; 田中 隆一

Proceedings of 3rd International Workshop on Radiation Effects on Semiconductor Devices for Space Application, p.183 - 188, 1998/00

高崎研は、$$gamma$$線、電子線、イオンビーム等の幅広い照射が系統的に実施できる各種の照射施設を備えた特徴ある研究所である。これらの照射施設は、各種の研究に利用されてきたが、とりわけ、宇宙用半導体デバイスの放射線耐性試験及び開発研究に、高崎研の各種照射施設が有効に利用されてきた。本論文では、高崎研の各種照射施設の現状と、さらに有効かつ効率的な各種照射施設利用のために予定されている将来計画、例えば、$$gamma$$線照射施設の改造計画、TIARA施設の高度化計画等、について述べる。

論文

Positron factory project

岡田 漱平; 須永 博美; 金子 広久; 河裾 厚男; 益野 真一*; 滝沢 春喜; 四本 圭一

JAERI-Conf 97-003, p.180 - 185, 1997/03

ポジトロンファクトリー計画について、陽電子の時徴と計画の目的、施設の概要を述べる。また、施設建設に向けてのこれまでの設計研究の成果のうち、高出力電子リニアックの技術検討、高出力ビーム対応電子/陽電子コンバータの開発、多チャンネル単色陽電子ビーム同時形成法の提案と実証試験及び陽電子モデレータの効率向上方策の検討の結果について発表を行う。

論文

Present status of the positron factory project and development of positron beam techniques, 2

岡田 漱平; 須永 博美; 金子 広久; 河裾 厚男; 平野 剛*; 佐野 肇*; 滝沢 春喜; 四本 圭一

Proc. of 11th Symp. on Accelerator Sci. and Technol., p.107 - 109, 1997/00

サイクロトロンを利用した陽電子内部線源法により、シリコン中の熱平衡欠陥生成を示唆するデータを得た。この内部線源法によらなくても任意の対象に対して高温などの極端条件下での陽電子寿命測定が可能な高速(1MeV)短パルス(100ps)陽電子ビーム形成装置をほぼ完成させるとともに、静電場輸送低速陽電子ビーム形成に成功した。ポジトロンファクトリー計画に関しては、主要部分の概念設計を終了した。またリニアックを用いた低速陽電子発生実験の結果と、モンテカルロ計算とから、従来の3倍以上の低速陽電子収率が期待できる新しいモデレータアセンブリー構造を提案する。

論文

原研におけるポジトロンファクトリー計画の検討,10; 施設設計の進捗状況

須永 博美; 岡田 漱平; 金子 広久; 滝沢 春喜; 河裾 厚男; 佐野 肇*; 四本 圭一

Proc. of 22nd Linear Accelerator Meeting in Japan, p.98 - 100, 1997/00

原研において検討を進めているポジトロン利用研究施設(通称ポジトロンファクトリー、POF)の設置に向けて、平成8年度に実施した「概念検討」の結果を報告する。「概念検討」においては(1)高出力電子リニアック及び電子ビームライン、(2)ターゲット系及び陽電子ビームライン、(3)建家について、検討を行った。(1)については入射系の方式、レギュラ管の方式、熱解析と結果に対する対策、ビームの不安定性についての検討結果、RF系の概要等について述べる。(2)については、電子-陽電子コンバータ、モデレータ、ターゲット局所遮蔽、低速陽電子ビーム輸送ライン及び陽電子ビーム加工装置等についての検討結果を述べる。また建家については、基本設計とも言える検討結果の概要について述べる。

論文

加速器利用施設における放射線防護対策

田中 隆一; 四本 圭一; 渡辺 博正

Radioisotopes, 45(3), p.213 - 220, 1996/03

荷電粒子放射線を発生するための粒子加速器の台数は近年急速に増加し、約1千台の加速器が医療、工業及び研究用として利用されている。本稿では、主に設備や機器の面から、電子加速器及びイオン加速器施設で実施れている放射線安全対策について述べる。特に工業プロセス用の電子線照射施設及び高エネルギーのイオンビーム照射を目的とした多目的研究施設を代表例としてとりあげ、放射線防護の考え方及び設備・機器の現状を紹介する。

論文

原研におけるポジトロンファクトリー計画の検討,IX; 施設の概念検討

須永 博美; 岡田 漱平; 金子 広久; 滝沢 春喜; 河裾 厚男; 四本 圭一

NUP-A-96-10, 0, p.95 - 97, 1996/00

原研で検討を進めているポジトロン利用研究施設、通称ポジトロンファクトリー(POF)の設置計画について、平成8年度に「ポジトロン利用研究施設の概念検討」が認可され、設置実現に向けて大きく踏み出すことになった。この概念検討においては1)高出力電子リニアックおよび電子ビームライン、2)ターゲット系および低速陽電子ビームライン、3)POF用建家の各項目についてこれまでの検討結果のとりまとめと改善できる要素の抽出を行い、実現可能な施設の全体像を作り上げることにする。

論文

Present status of the positron factory project and development of positron beam techniques

岡田 漱平; 金子 広久; 河裾 厚男; 益野 真一*; 須永 博美; 滝沢 春喜; 四本 圭一

JAERI-Conf 95-021, 0, p.422 - 424, 1995/10

100MeV、100kW級の電子リニアックを用いて高強度単色陽電子ビームの発生と多分野への利用を目指すポジトロンファクトリー計画について、ターゲット(電子/単色陽電子変換部)などの要素技術の研究開発の現状を報告する。また、ポジトロン利用技術の開発のため先行的に進めているMeVパルスポジトロンビーム形成の現状について、イオンビームを利用した陽電子内部線源法の技術開発と関連させて報告する。

論文

Dosimetry study for electron beam irradiation in radiation processing

須永 博美; 春山 保幸; 滝沢 春喜; 小嶋 拓治; 四本 圭一

JAERI-Conf 95-003, 0, p.344 - 348, 1995/03

原研高崎には3基の電子加速器が設置され、0.15~3.0MeVの低、中エネルギー領域の電子線を用いた照射利用の研究が行われている。主な研究対象はキュアリング、排煙、排水処理、機能性材料等新材料の開発、半導体の特性改善や照射劣化の研究など広範にわたっている。これら多様な照射実験における吸収線量の決定には、三酢酸セルロース(CTA)、GaF、Radiachromic線量計等の実用線量計や電子フルエンス測定のために原研で開発した電子流密度測定器を用いて対処している。また実用線量計の校正は高崎研で開発をすすめた全吸収型カロリメータを用いている。このような電子線照射における線量決定法についての原研高崎の現状を報告する。

論文

Investigation on the positron factory project at JAERI, VIII; Simultaneous extraction of multi-channel monoenergetic positron beams using an electron linac

岡田 漱平; 金子 広久; 須永 博美; 益野 真一*; 滝沢 春喜; 四本 圭一

Proc. of the 20th Linear Accelerator Meeting in Japan, 0, p.59 - 61, 1995/00

モンテカルロシミュレーションの結果に基づき提案してきた、電子リニアックを用いる多チャンネル単色陽電子ビーム同時取り出しの可能性を実験により実証した。

論文

Total absorption calorimeter for medium-energy electron beam calibration

須永 博美; 田中 隆一; N.M.Ali*; 四本 圭一

Radiation Physics and Chemistry, 46(4-6), p.1283 - 1286, 1995/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:43.23(Chemistry, Physical)

1~5MeV程度の中エネルギー領域の電子線のエネルギー校正や実用線量計の感度校正を行うためには、高精度で求めたエネルギーフルエンスデータが有用である。この測定のために用いる全吸収型熱量計の開発を進めた。熱量測定の方法は、熱量計が一定速度で放射線場を移動し、その後の放熱に伴う温度の低下曲線を外挿することにより、吸収したエネルギーの値を求める方式とした。検討を行った要点はこの熱量計の構造、寸法、材質であり、その結果ガードリングを備えた構造とし、直径40mmの吸収体を用い、材質は後方散乱補正の小さいグラファイトとした。また温度センサーとしては微小形状で、精度の高い方式と考えられるサーミスタを用いた。

論文

原研におけるポジトロンファクトリー計画の検討,VII; 新しいターゲットシステムの解析と動作試験

須永 博美; 岡田 漱平; 金子 広久; 滝沢 春喜; 四本 圭一

JAERI-Conf 94-003, 0, p.181 - 183, 1994/07

原研高崎で設置計画をすすめているポジトロンファクトリーについての最近の検討結果として、100MeV級の電子線を照射して低速陽電子を発生させるターゲット系、すなわちコンバータ及びモデレータについて報告する。コンバータについては既に提案した水冷式自走回転型について、自走回転するための負荷および熱負荷が実使用を考えているものとほぼ等価と扱える試作模型について、長期自走動作試験の結果と、この模型の実使用条件における発熱についての計算による解析結果を述べる。その結果、長期連続自走動作可能、熱的にはコンバータ物質の融点(タンタル、2996$$^{circ}$$C)以下にとどまるという結果が得られた。モデレータについては、同時多チャンネル取出し方式についてEGS4-SPGコードによる解析の結果として、モデレータに入射する高エネルギー陽電子のほかに光子により発生する陽電子の寄与が有効になる可能性を述べる。

論文

Electrostatic accelerators facility for multiple ion beam applications

齋藤 勇一; 田島 訓; 高田 功; 水橋 清; 宇野 定則; 大越 清紀; 石井 保行; 神谷 富裕; 四本 圭一; 田中 隆一; et al.

Laser and Ion Beam Modification of Materials (Trans. of Materials Research Soc. Jpn., Vol. 17, 0, p.81 - 84, 1994/00

3台の静電加速器、ビーム輸送系及び実験装置から成るTIARA静電加速器施設が完成した。これは材料開発専用施設としてユニークな特徴をもっている。複数の加速器を同時に用いるデュアルビーム、トリプルビームなど複合ビームの特徴を生かした実験装置を中心に本施設の概要を発表する。

論文

TIARA electrostatic accelerators for multiple ion beam applications

齋藤 勇一; 田島 訓; 高田 功; 水橋 清; 宇野 定則; 大越 清紀; 石井 保行; 神谷 富裕; 四本 圭一; 田中 隆一; et al.

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 89, p.23 - 26, 1994/00

 被引用回数:42 パーセンタイル:94.26(Instruments & Instrumentation)

このほど完成したTIARA静電加速器施設には、それぞれ特徴のある3台の静電加速器があり、30keV~20MeVまでの入射エネルギーをカバーすることができる。このうちシェンケル型昇圧回路をもつ3MVシングルエンド静電加速器は$$pm$$1$$times$$10$$^{-5}$$という優れた電圧安定度を達成した。これらの加速器を中心にこの施設で利用できるイオンビーム技術について発表する。

論文

Present status of design study for the positron factory

岡田 漱平; 金子 広久; 須永 博美; 滝沢 春喜; 四本 圭一

Proc. of the 1994 Int. Linac Conf., Vol. 2, 0, p.570 - 572, 1994/00

ポジトロンファクトリーにおける高強度単色陽電子ビーム発生のための電子リニアック(ビームエネルギー:約100MeV、平均最大ビーム出力:100kW)の概念設計を行った。また、新しく開発したモンテカルロ計算システムによる設計計算及び動作試験等の結果に基づき、高出力ビーム対応の自走式回転コンバータと、同時に複数の単色陽電子ビームを供給できる多チャンネルモデレータアセンブリーとから成る新しいターゲットシステムを提案した。

報告書

高崎研低エネルギー電子加速器(300kV,100mA)の仕様と運転特性

春山 保幸; 四本 圭一; 岡本 次郎

JAERI-M 93-114, 46 Pages, 1993/06

JAERI-M-93-114.pdf:1.45MB

高崎研究所の低エネルギー電子加速器は日新ハイボルテージ社製で、非走査型の低エネルギー電子加速器である。本装置は油封入式高電圧発生器部と中心軸に線状カソードを配置した円筒型の加速部及び照射用コンベアで構成される。高電圧発生器と加速部はケーブルで接続され、照射用コンベアを用いて不活性ガス雰囲気中でバッチ式の照射が行える。加速器の出力は300kV,100mAでビーム幅は60cmである。本報告では装置の仕様、運転手順及び運転特性について述べる。

報告書

電子線照射容器の製作とその特性

金沢 孝夫; 春山 保幸; 四本 圭一

JAERI-M 92-062, 29 Pages, 1992/05

JAERI-M-92-062.pdf:1.15MB

被照射体の雰囲気を制御して、真空中やガス気流中で電子線を照射するための照射容器を設計製作した。本照射容器は、水冷却スリット板、照射容器本体、差込み式試料支持台から構成される。差込み式試料支持台では材質を変えて4台製作し、その材質はアルミニウム、ステンレス綱(SUS-304)、銅の3種類である。このうちSUS-304製の試料支持台は冷却パイプ内に加熱用ヒーターを埋込む一体型構造としたことにより、冷媒による冷却とヒーターを用いた加熱の切換えを簡単に行うことができる。このような試料支持台を有する照射容器の、温度特性と材質の異なる試料支持台を用いたときの線量特性(線量分布・後方散乱)の影響を調べた。また測定値と計算値との比較検討を行った。

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